高倉健さんを偲ぶ旅
北海道高倉健さんを偲ぶ旅
北海道には高倉健さん主演の有名な映画のロケ地が豊富。 その中でも特にオススメは寂れ果てた夕張と幾寅です。 両方とも富良野や千歳から1-2時間ぐらいで行けます。
「幸せの黄色いハンカチ」のラストシーンで有名な炭鉱長屋ですが、ここまでの道のりと映画の雰囲気のギャップに驚かされます。 映画では炭鉱住宅が密集し活気もあった町からいくつかの踏切を渡り、商店街を抜けて風呂屋の所を左に曲がり……… 道のりは同じですが、その炭鉱住宅やら商店街がことごとく廃墟か取り壊されて荒地と化している。 鉄道も全盛期は3路線ありましたが、うち2路線は廃線。 歴史の重み感じます。 中に入ると武田鉄矢さんが乗っていた赤のファミリアや当時のロケ風景写真が展示してあり、さらに壁・天井一面に願い事を書いた黄色い紙がベタベタと貼られています。
ここは強烈です! まず周囲の寂れっぷりになんともいえない悲壮感とノスタルジーを感じます。 かつては夕張リゾートと称して遊園地やロボット博物館などもあった広大な敷地ですが、今は跡形もありません。 館内はエレベーターで地下に潜り、ホンモノの炭鉱体験ができるのですが、真っ暗なので子供は怖がるかはしゃぐか。 オトナは冒険ゴコロをくすぐられてメチャ楽しいです。 炭鉱採掘の厳しさを身をもって体験できます。 高倉健さんの気持ちになれるので必見!
炭鉱の町 夕張を走っていた私鉄の残骸。 残骸といっても保存状態はかなり良く、当時走っていたラッセル車・木造客車がそのまま残されています。 客車内には北海道らしくダルマストーブも! そしてその周辺の町がノスタルジー。 時間が70年代で止まっています。 廃墟も多いですが現役の炭鉱長屋も点在し、なんともディープな雰囲気です。
静けさに包まれた湖で、道路沿いにキツネも頻繁に出没します。 去年までは炭鉱全盛期を彷彿させる立派な鉄道橋がありましたが、ダム完成により水没してしまいました。 でも、富良野方面への抜け道なので、ドライブコースとしてはオススメです。
幾寅という駅名ですが、映画では幌舞という駅名で終点扱いです。 周囲にはロケで使われた気動車や定食屋があり、駅構内にはぽっぽやのロケ関係の展示があります。 必見!
このオートキャンプ場はイチオシです、 設備も整っていて景観も良く、キツネの親子も出没します。 この周囲のキツネはすれていないので、道路のど真ん中に座って車が来てもどきません。 夜間は真っ暗ですので、キツネを轢かないように注意しましょう。
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