車中泊日本一周 2009-2010 (02) 青森県
青森車中泊日本一周 2009-2010 (02) 青森県
本州最北端。 りんごとねぷたで有名な青森県です。 2010年6月に訪れました。 6月に北国をめぐるのは、 景色や食、アクティビティを体験する上では 中途半端な時期ですが、 寒くもなく暑くもなく、 雨はちょっと気になりますが、 車で移動する分には 適している時期かもしれません。 スポットは他にも、 空軍基地で有名な 三沢にある県立航空科学館、 太宰治の生家、 五所川原市の記念館「斜陽館」、 遮光器土偶が発見された 亀ケ岡縄文遺跡の近くにある つがる市縄文館(順不同)が その道が好きな人にはオススメです。 青森県は、 エリアごとの特色が強く、 また、ひと癖もふた癖もある スポットが多かったように感じました。
桜の名所としても有名な弘前公園。 園内には、弘前城をはじめ、 博物館、植物園があり、 見どころがたくさんありました。 近くには藤田記念庭園もあります。 弘前は、歴史の趣を感じさせる素敵な街でした。 ちなみに青森県の百貨店の名前は「さくら野」。 桜です♪ 写真はネットからお借り。
長勝寺
長勝寺に続く道は 禅林街とも呼ばれており、 33の寺院があります。
最勝院
国指定重要文化財の最勝院。 五重塔があります。 写真はネットからお借り。
美空ひばりの歌にも出てくる「お岩木山」。 津軽富士とも呼ばれています。 山の形がくっきりと、山然としていて、 とてもキレイでした。 津軽岩木スカイライン(有料)と、 スカイラインを登ったところにある 八合目からの山頂リフトはオススメです。
岩木山神社と高照神社
まずはお参りを。 すぐ近くには 高照神社もあります。 こちらでもお参りを。
遊歩道の立て看板。
登山道、遊歩道が あちこちにありました。
「青い山脈」歌碑。
道中、発見。
道中、発見して 日帰り入浴を致しました。
絶景の露天風呂。
今度は、 日本海に沈む夕日を観ながら ゆっくり入ってみたいです。 写真はネットからお借り。
五能線の通りにある。
ローカル線として人気の 五能線の通りにあります。 私は車で海沿いを 走りましたが、 景色がとてもキレイでした。 人気があるのも頷けました。 写真はネットからお借り。
白神山地
近くには 世界遺産、 白神山地があります。 広いです。 入山ルートによっては、 手続きが必要になります。 まずは白神山地 ビシターセンターで 情報収集をしましょう。 日帰りツアーなら 十二湖がオススメです。 写真はネットからお借り。
二県にまたがる。
白神山地は、 青森県と秋田県にまたがる 約13万haに及ぶ 広大な山地帯の総称です。 人為の影響を ほとんど受けていない 世界最大級の 原生的なブナ林が 分布しています。 写真はネットからお借り。
津軽半島最北端。 表記は「竜飛(たっぴ)」で、 地元の人も「竜飛」と 呼んでいましたが、 超有名な演歌曲 「津軽海峡冬景色」が 「竜飛岬」と言ったことから 徐々に「竜飛岬(竜飛崎)」として 認知されていったようです。
案内板。
展望所は、 海から若干距離のある 高台にあります。 また、周辺には 灯台や遊歩道、 青函トンネル記念館 などがあります。
碑。
風の岬。 この日も風が強かったです。
「津軽海峡冬景色」歌碑。
赤いボタンを押すと 曲が流れます。
展望所からの景色
天気のよい日には 津軽海峡を挟んだ 北海道の松前半島が 見渡せます。
青森市の町中にある 善知鳥(うとう)神社。 青森市発祥の地。 807年に再建されたそうです。 世界的板画家、棟方志功の ゆかりの地でもあります。 写真はネットからお借り。
御祭神
主祭神 市杵島姫命 多岐津姫命 多紀理姫命 祭神 倉稲魂命 宮比命 猿田彦命 海津見大神
縄文時代の大規模集落跡。 教科書で有名な三内丸山遺跡です。 町中に近くて、 比較的アクセスしやすい 場所にありました。
縄文時遊館
遺跡に隣接する 博物施設です。 入館無料。
各地に遺跡が
数多くあります。
案内標識
すぐ近くには 青森県立美術館もあります。
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酸ヶ湯(すかゆ)温泉は、 十和田八幡平国立公園の北部、 八甲田の主峰、大岳の 西麓にあります。 標高900メートル。 1684年に発見されて、 古くから湯治客や登山客に 人気があります。 昔は「鹿の湯」と 言われていたそうです。 写真はネットからお借り。
名物「千人風呂」
圧巻のスケールでした。 混浴もできます。 写真はネットからお借り。
八甲田山
八甲田山は、 青森市の南側にそびえる 複数火山の総称です。 登山で有名ですね。 私は青森に行くまで、 八甲田山という 1つの山があるのかなと 思っていました。 スミマセン。 十和田湖からの ゴールドラインを 走っていくと、 八甲田山が見えてきて、 さらにその道中に ロープウェーがあります。 こちらもオススメです。 世界でも有数の 豪雪地帯でもあるそうです。 写真はネットからお借り。
奥入瀬(おいらせ)渓流は、 十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から焼山までの 約14kmの奥入瀬川の渓流のことです。 渓流の真横を車で通る箇所もありました。
観光地化は明治末期から
自然がありのままで 残されてきました。
景色が良く、空気が澄んでいる。
とても爽やかなところです。
小川のせせらぎ
周辺には滝がいくつもあります。
ウォーキングコース
歩きながら自然を満喫。
十和田湖は、 青森県と秋田県にまたがるカルデラ湖です。 周辺には観光スポットがたくさんあります。
休屋(やすみや)地区
十和田湖で最も 賑わいをみせる休屋。 十和田湖のシンボル的 存在である乙女の像は、 日本を代表する芸術家、 高村光太郎の彫刻作品です。 湖畔沿いには、 遊歩道も整備されています。
こちらは発荷峠の案内板
秋田県側になります。
発荷峠展望台から。
見晴らしがいいです。
十和田神社
御祭神 日本武尊
青森県新郷村(旧戸来村)にある、 キリストの墓。
一説によると
キリストは 21歳の時に行方不明となり 33歳の時に忽然と現われる までの間、 11代垂仁天皇の御代、 日本海沿岸の 橋立の港に上陸し、 越中の国に至り、 当時この地におられた 尊き方の御弟子となり 日本の言葉や文学を習い、 さまざまな修行を 重ねていたそうです。
写真はキリスト祭の時のもの。
そして、日本を去り、 モナコに上陸して ユダヤに帰ったキリストは 教えを説いてまわるも、 パリサイの学老などの 反対にあって、 ローマの兵に捕えられ、 磔刑に処せられるのですが、 遺言書によれば、 十字架にのぼったのは 弟のイスキリだったそうです。 兄の身代りになったと 言われています。 磔刑のとき 「神よ何ぞ吾れを捨て拾うや」と 聖書にあるまじき悲痛な声を 発したそうです。
イスラエル国エルサレム市から寄贈された友好の証。
十字架の磔刑を逃れた キリス卜は、弟子達数人と シペリヤへ逃げました。 艱難辛苦して各地を遍歴し、 4年目の2月26日、 アラスカから舟に乗り、 今の青森県八戸港に上陸し、 再渡来したキリストは 十来太郎大天空と その名を改め、 陸奥の国戸来村(ヘライ)に 住居を定め、 ミユ子と称する日本婦人を めとり三女を育てた そうなのです。 そして、 106歳の天寿を 全うしたそうです。
キリストの里伝承館
入館料 大人/200円 小中学生/100円
新郷村
とても清らかなところでした。 村全体が パワースポットです。
大石神ピラミッド
立て看板。
キリスト祭
例年 開催されています。
車道はこんな感じ
木漏れ日が美しいです。
1949年6月、 青森県東北町の石文(いしぶみ)集落近く、 赤川上流の湿地帯で 「日本中央」の文字が刻まれた 高さ約1.5mの自然石が発見されました。 その発見場所に碑が立っています。 周辺は歴史公園になっていて、 石は保存館に置かれています。 写真は2010年当時のものです。
「ひのもとのまなか」とも。
かつて東北の人々は、 自らの国を日本、 すなわち「ひのもと」と 称していたとも。
千島列島までを考慮すると...。
また、 平安時代初期の武官、 坂上田村麻呂が この先にある 北海道(当時未開拓)や 千島列島までを 日本の領土とみなして、 ここを中央と 確定したのだと いう説もあります。 写真はネットからお借り。
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岩手県から青森県にやってきて、 まず初めに行きついたのが 八戸の根城の広場でした。 隣には市立博物館があります。 写真はネットからお借り。
根城南部氏
黙々と早足で見学していた ロンリーボーイの私に、 男のガイドさんが 声をかけてきてくださって、 広場をひとつひとつ丁寧に 案内してくださいました。 それで根城の広場は 印象に残っています。
長者山新羅神社
毎年夏の 八戸三社大祭は、 東北地方では 最大級の神事だそうです。
蕪島神社
種差海岸の北端にある神社。 ウミネコが 怖いくらいにいました。 2015年11月、 神社は火災で 全焼してしまったそうです...。 写真はネットからお借り。
八食センター
港町八戸の 新鮮魚介類や名物などが 何でも揃う食品市場です。 飲食店もあります。 写真はネットからお借り。 八戸は、 朝市も有名だそうです。
恐山は、 下北半島の真ん中にある、 日本三大霊山で、 カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ)を 中心とした八つの山々の総称です。
寺名は菩提寺。霊場です。
本坊は、 むつ市田名部にある 曹洞宗円通寺。 本尊は地蔵菩薩。
温泉もあります。
荒々しい景色。
立て札
「地獄」エリアは、 終始硫黄臭が鼻を突きます。 参拝時、 人によっては 頭痛、倦怠感を感じることも あるようですので、 体調にはお気を付けください。
お参りを。
恐山は、下北地方では 古くから崇敬を集めていて、 「人は死ねば(魂は) お山(恐山)さ行ぐ」と 言い伝えられていたそうです。
極楽浜
荒々しい「地獄」と、 美しい宇曽利湖の「極楽浜」 との対比が印象的でした。
本州最北端、大間です。 まぐろの一本釣りで有名です。
下北半島
自然が多く残っていました。
北限のニホンザル
大間へ向かう道中に ニホンザルと出くわしました。
仏ヶ浦
断崖が立ち並びます。
フェリー乗り場。
大間から、いざ函館へ。