清水寺周辺、ゆったり歩いて和を感じる。by京都市未来まちづくり100人委員会
京都清水寺周辺、ゆったり歩いて和を感じる。by京都市未来まちづくり100人委員会
京都でも圧倒的な知名度を誇る、メジャーな観光スポット「清水寺」。 誰もが京都に来たなら一度は回りたくなる「清水寺」周辺。 その中でも、比較的ゆったりと周れ、京都の文化を感じられるプランを考えました。 陶芸や和小物、座禅など、「和」を主要なテーマにしています。(阿部)
清水寺からゆるやかに続く、もうひとつの坂道。 「清水焼」の長い歴史の中で、数多くの職人を輩出してきた地域。今でも伝統工芸品のお店、ギャラリーなどが並ぶ風情ある道。京都の文化を肌で感じられる通りだ。
なんと首が360度まわるお地蔵さま。とっても珍しいものだと思うのだが、なぜか、大勢の観光客さんがきても、見逃されることが多い。清水寺のすぐ隣にあるので、ぜひ一度触ってみてほしい場所だ。【まわし方】お地蔵様の首を願いのある方向に向けて願うとその願いが叶うといわれています。また、好きな人がいる場合はその人がいる方向へお地蔵様の顔を向けてお願いすると成就するといわれているそうだ。金運や商売繁盛のご利益を授かりたい場合は、お地蔵様の首を回して祈願する。商売がうまく回り、懐が温かくなる、といわれている。筆者はただ360度まわしてしまったため、しばらくは商売繁盛を願おうと思う。
猫の看板が目印の、京都清水産寧坂にあるガラスシェードと雑貨のお店。 メインストリートから少し離れた場所なので、比較的ゆっくり見られるかも。 フェアトレード雑貨を扱っているのが特色の一つ。 私が行ったときには、ガラス作家さんのランプや食器のテーマ展をやっていた。センスが光るこだわりの雑貨・小物に、個性的なイラストレーターさんの絵本や、和小物も。
日を限ってお願いすればどんな願い事も叶えられるといわれるため「日限(ひぎり)さん」とよばれている。日限さんは、建立1727年で大きな銅(鋳物)のお地蔵さんで、この時代の鋳造の仏像は大変珍しく制作には財力が必要。民衆はもちろん貴族・皇族から支持されていたことがうかがえる。 静かで風情ある趣のスポットであり、春は桜が綺麗な穴場スポットだ。奥の小さな入口から偶然、まいこさんが入ってくるのが見られた。観光客さんの「まいこ体験」さんらしかったけど、まるで絵画のような、とても京都らしい風景が見られた。
定期的に日本文化にちなんだ展示企画をやっている。 ちなみに、坐禅と法話の会、「千光会」が毎月第二日曜日午前8時より行われている。特に予約などはいらないため、気軽に参加できる体験会だ。 花見小路通りの端っこからすぐ。比較的人が少なく、ゆったり見られるスポット。