ひまわりの丘公園で遊んで、牧場で学ぶ旅
兵庫ひまわりの丘公園で遊んで、牧場で学ぶ旅
まいどまいど! 兵庫県の東播磨に位置する小野市では、自然豊かな雰囲気を漂わせる一方、歴史的にも文化的にも貴重な財産が多く残ってまんねん。 たとえば、小野市は「播州そろばん」の発祥の地。 兵庫県の伝統工芸品の一つに数えられ、貴重な財産ともなってまんねん。 今回は、それらのほんの一部をご紹介しまひょ!。 まずは、共進牛乳で知られる共進牧場は、放牧されている乳牛を見学できる他、工場見学も可能。 バーベキューを楽しみながら素敵な一日をお過ごしください。 また、付近のひまわりの丘公園では、ここでは、四季折々の花々を年中通じて、楽しむことができまっせ。 小野市のシンボルともなっているヒマワリがモデルとなった「ひまわりの塔」が目印。 兵庫県を南北に突き抜ける国道175号線からもよく見えます。 さらに、広渡廃寺跡は現在、公園として整備され、廃寺となってしもて当時の面影はおまへんねやけど、基礎部分が現存しているため、その一部が復元。 また、すぐ横には、当時の建築風景を復元した1/20の小型模型もあるので、とてもわかりやすいでんな。 ドライブに最適な小野市内を一度、探検してみまひょ。
地元を中心に「共進牛乳」で知られる共進牧場では、約100頭のジャージー種の乳牛が牧草地で飼育されている。 また、共進牧場では共進牛乳の製造工場があり、工場見学も可能(要予約)。 かつて、牛舎として使用していた赤い屋根の建物「ミルカーズ」では、ジャージーソフトクリームや、バーベキューなどの人気メニューが並ぶ。
ひまわりの丘公園のシンボル「ひまわりの塔」。 小野市出身で二科会審査員の長谷川雅司が市花「ひまわり」をイメージし、デザインされた。 1991年、高さ20mの御影石の塔として完成。 頂部には「ひまわり」、中央部には「小野市章」、国宝「浄土寺」、県立自然公園「鴨池」、特産品の「そろばん」「金物」が浮き彫りにされている。
大型遊戯施設など
大型遊戯施設、西洋風庭園、飲食施設(そろばん亭)、商業施設(小野物産館オースト、サンパティオおの)などを併設。
四季折々
春はレンゲ、菜の花、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが咲くなど、年中通じて、四季折々の花を楽しむことができる。 ヒマワリの品種は「サンリッチレモン」や「太陽」などが中心。 見頃は毎年6月末日~7月上旬頃。 コスモスの品種は「センセーション」。 見頃は11月初旬~中旬。
高野山真言宗の寺院。 山号は、極楽山。 本尊は、薬師如来と阿弥陀如来。 1190年代に、創建し、重源によって開山。 かつて当地には、僧・行基の建立した前身寺院があったと言う。 1180年、平重衡の軍勢による南都焼討で、東大寺、興福寺は壊滅的な打撃を受けた。 再興の大勧進(総責任者)には、重源が抜擢され、伊賀(三重県)、周防(山口県)など国内の7か所に東大寺の「別所」を造った。 七別所のうちの一つ「播磨別所」が浄土寺(播磨国大部荘)となった。
600年代に拘留されたと伝わる寺院跡。 東西両塔、金堂、講堂などが確認され、奈良の薬師寺と似た伽藍配置であったとか。 現在、史跡公園として整備、一部が復元されており、建物の基礎部分を見学することができる。 また、実物の1/20で復元された伽藍縮小模型が展示され、かつての姿をしのぶことができる。
西日本最大級の桜回廊として知られ、全長約4km、約650本が植樹されている。 江戸彼岸、大島桜、染井吉野、八重紅枝垂、思川という5種類の桜は3月下旬から4月上旬まで見ごろを迎える。
逆さ桜など
堤防沿いの一角で田んぼの水面に桜が映りこむ「逆さ桜」スポットは人気。
八王子神社と薬師堂境内は古代寺院の河合西廃寺跡とされる。 八王子神社の祭神は伊弉諾尊、国常立尊、国狭槌命、伊弉冊尊、事解男命。 1199年、創立。 発掘調査では軒瓦が出土。 その紋等から平安時代と推測されるとか。 伽藍配置は、主要建物前面に庭園としての池を配する浄土伽藍と想定されるという。
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2020年、堀井城跡を利用して開園した公園。 堀井城は四方に堀と土塁を巡らせた典型的な中世城館跡。 城主は不明。 室町時代、播磨国の守護職であった赤松氏の家臣が居住した城。 世代や地域を超えた「憩い・集い・交流」することを目的として整備。
兵庫県の小野市役所で見ることのできるモニュメント「播州そろばん」。 兵庫県の小野市を中心に製造されている兵庫県の伝統工芸品の一つに数えられる「播州そろばん」は、通商産業省(経済産業省)伝統的工芸品に指定された。 天正年間、豊臣秀吉が三木城を攻略した際、大津地方に逃れた住民が大津そろばんの製造法を習得して小野周辺に帰郷し、 そろばんの製造を始めたことが起源。 国内のそろばん市場では約70%の市場占有率(生産量は約15万丁)を占めているとか。
小野市の歴史、風土、民俗、芸能、文化に関する資料の収集・保存・公開を行う博物館。 旧小野藩藩主「ー柳家文書」を所蔵する施設としても知られ、で、茶室「柳風亭」、庭「柳風園」を併設。 1653年、小野藩の藩庁である小野陣屋が、二代藩主一柳直次によって築かれ、それまでの陣屋から移転した。 小野藩は一柳直盛の次男直家から始まり、伊予川之江に川之江陣屋を、播磨小野を分領として代官所を構え、明治維新頃まで続いた。 陣屋址は小野市立小野小学校の敷地となり、現在は旧講堂が小野市立好古館となっている。
播磨地域名物の播州ラーメン専門店。 播州ラーメンとは兵庫県西脇市を中心とした播州地方の名物料理の一つ。 スープは醤油味、甘さが強いのが特長。 タレは地元産の醤油を使用し、玉葱や林檎、魚の出汁、氷砂糖などを煮込んだもの。 出汁は鶏ガラ、トンコツ、野菜などがベース。 麺は細めの縮れ麺、具にはチャーシュー、ネギ、モヤシ、板海苔。 スープの由来は戦後に隆盛を極め、播州織に代表される繊維産業の町であった西脇市。 当時、中学校を卒業した女性を中心とする集団就職で織物工場に就職。 播州ラーメンの名付けたのは西脇多可料飲組合。 店内はカウンター席と座敷がある。
新鮮な海鮮料理の刺身をはじめ、寿司、天ぷらなどが味わえるお店。
刺身
刺身
天ぷら
天ぷら
寿司
寿司
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本格的な手打ちそばを味わえる専門店。 そば粉は地元で栽培され、さっぱりとした味わいが特徴で関西駅そばランキングでは1位になった実績も。
サイン色紙
店内にはこれまで訪れた多くの有名人や芸能人のサイン色紙が並べられている。
かけそば定食
メニューは、かけそば定食やいなり寿司、太巻きずし、おはぎなど。
そばが入った巻き寿司
お土産用には大豆コロッケ、ごぼうの入った太巻き寿司、そばが入った巻き寿司も人気。
播磨中部丘陵県立自然公園の中心地に位置する「鴨池」。 鴨池という名の由来は、冬になると古くからカモやコハクチョウなど渡り鳥の飛来地であることから。 また、春から秋にかけては、ハイキングやキャンプ、釣りや貸しボートも。
白雲谷温泉付近から福甸峠まで連なる高山・前山・愛宕山・安場山・総山・アンテナ山・惣山・紅山・岩山を総称して「小野アルプス」と呼ぶ。 日本一低い小野アルプスは100m~200m程度の山が連なり、最も高い惣山の標高は約199m、最も低い高山の標高は127m。
真言宗大覚寺派の寺院。 山号は、畋川山。 かつて、加里川寺、狩河山万勝寺と呼ばれていた。 境内には金剛院、西光院の塔頭がある。 過去には、延寿院、遍明院も存在した。 延寿院は金剛院と合併し、弁天堂の弁財天は、金剛院に属することとなった。 遍明院は、兵庫県神戸市北区道場町塩田2586に移転したとか。
伝統の味「出石そば」基に改良を積み重ねたという「万勝寺そば」の中の八割そばを楽しむことのできる人気店。 そもそも、兵庫県豊岡市出石町の郷土料理として知られる「出石そば」は、天塩皿の上に乗ったそばが特徴で、「出石皿そば」とも呼ばれている。 元々は江戸時代、信濃国上田藩より但馬国出石藩に国替えとなった仙石政明が、蕎麦(信州そば)職人を連れてきたことにより、始まったとされる。
十割そば
生卵や薬味を入れながら、味の変化も楽しみつつ。
おのかつ
「おのかつ」とは、ご飯とトンカツによくあうように改良を積み重ねてきたというソースが特徴で、元祖「カツライス」として定評があり、「おのかつ」に改名したという。 「おのかつ」は、兵庫県加古川市などその周辺で親しまれてきた郷土料理「かつめし(ごはんと牛カツ、キャベツとソースが一つになったもの)」とはまた一つ違った味を楽しむことができる。
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日本の中央標準時子午線として知られる統計135度線上に位置する子午線公園。 ここには、万勝寺に隣接し、日時計のモニュメントが設置されている。