「僕がいた」街…「僕らがいた」の舞台・釧路を歩く
北海道「僕がいた」街…「僕らがいた」の舞台・釧路を歩く
今は札幌から100kmぐらい離れた所に住んでいる私ですが、「僕がいた」のタイトル通り、転勤族としてかつて過ごした街・釧路にお出かけしてきました。 この釧路市は「僕らがいた」の舞台でもあるとのことです。(原作を読んだことも映画も見たこともないのでそれ以上の情報は解りません/爆) 特急列車や飛行機連絡バスが来るまでの2時間ぐらいのヒマつぶしにはちょうどいいコースになりそうなので、ちょっと紹介してみようと思います。 …といいつつ、先日このコースを歩いた時は11月上旬の強風の時だった上に、暮らしてた4年半の間何度も自転車で走ってて「エリアをそれなりに知り尽くしていた」のが逆に仇となり、結局1時間も持ちませんでした(大汗) 少しずつ追加していきますが、とりあえず「駅から徒歩1時間ぐらい」のコースから。もし疲れたり迷ったりしちゃったら、外回り・内回りとも40分おきに走るくしろバス「たくぼく循環線」で移動(爆) あ、そういえばこのコースのあちこちに75日だけ釧路で暮らしてた石川啄木の歌碑が置いてあります。
紹介写真の通り、ここから釧路の市街地と西側の工場群、さらには海まで見渡せる公園です。 釧路時代、私は西側の工場群のあるエリアに住んでいたのですが、よく東側まで自転車で来てここから見る風景に癒やされました。
ここから見る入り江にそびえる住宅群と海の風景は、まるで何かの映画に出てきそう。 浜へ行く道の手前は、日本で唯一の炭鉱から掘り出される石炭を運搬する列車の線路ですが、あいにく私も遭遇したことがないので、列車に遭遇できたら本当に幸運かも!?
私が知る範囲で「釧路の街の成り立ちと特徴を一度に知ることができる」のが、ここの最上階にある展望台。 というのも、釧路の街は2つの川(釧路川・新釧路川)を区切りに海岸沿いを3エリアに大きく分けると、 ・東側が「炭鉱の街」 ・中央部が「漁業の街」(+中心街) ・西側が「製紙の街」(他、工場群) という、釧路の3大産業を一度に見ることができる場所。 ちなみに暮らしてた当時、地元の人にこの話をしたところ「そんな着眼点があったなんて今気づいた」との反応が。 …釧路に行ったときにこのHolidayの記事を参考にして頂けると、地元民も気づかない視点で釧路を見ることができてちょっとお得かも♪(自画自賛)
幣舞公園
市街地からは花時計が見える、またステキな風景に巡り会える公園。 よくテレビ中継なんかで映される釧路の映像はここから中継されていることが多いんです。 私がいた当時、ここから夕焼けを見ながら夕方5時の「恋はみずいろ」のオルゴール(防災無線の試験放送)を聴いちゃうと、なんかしんみりしちゃったり。 本当は独立項目で挙げたいぐらいですが、ほど近いのでまとめちゃいます。