お手軽百名山、大菩薩嶺を歩く絶景ハイキング!
山梨お手軽百名山、大菩薩嶺を歩く絶景ハイキング!
日本百名山の中でもアクセスが良好な山梨県の大菩薩嶺は、初心者でも気軽に2000m級の山歩きが楽しめます。 最初にぐっと急登を登れば、その後はひたすら絶景が続く稜線沿いの道です。 ちょっとした森林帯と岩ゴロゴロの道もありますが、バスで登山口までの標高を稼ぐので、傾斜は比較的緩め。急登がイヤな人は、森林帯を歩く大菩薩峠経由がおすすめです。 歩行時間は約3時間ほどですが、せっかくの絶景…晴れた日にお弁当を持って行くのがおすすめです♪ 秋は眼下に紅葉、富士山には白い雪…よく整備されたコースなので、子ども連れでも安心して楽しめますよ。
山梨県甲州市と北都留郡の境にある峠で、中里介山の大河小説『大菩薩峠』の舞台にもなっている場所です。 北も南も大パノラマが楽しめ、比較的広いので人気の休憩スポットでもあります。角度的に富士山は見えないのですが、開放感がハンパないです!
親不知ノ頭
大菩薩峠の少し手前にあるスポット。ここを過ぎると富士山は山かげに隠れてしまうので、しっかりと目に焼き付けておきましょう。
日本百名山のひとつでありながら、眺望がほぼゼロというがっかり…いや、ひっそりとした山頂です。眺望がないことを知っていて、雷岩までしか登らないという人も多いようです。 雷岩からは樹林帯のなかを歩くので、やはり眺望はなし。片道10分くらいなので、2057mのピークを踏みたい人はどうぞ。
もうここが山頂でもいいんじゃない!?と言いたくなるほどの、最高の絶景スポット。晴れていれば真正面に富士山が見え、手前には上日川ダムも確認できます。 少し開けているので、ここで昼食を取る人も多いです。富士山をバックに食べるごはん、おいしくないわけがない!
岩のぼりは慎重に…
雷岩、という名の通り、ちょっとだけ岩登りがあります。危ない箇所はありませんが、軍手などがあれば安心です。
「大菩薩峠事件」の舞台となった山荘で、映画やドラマのロケにも使われたりしています。 といっても、普段はごく普通の山小屋で、ハイカーの休憩スポットです。店先の大きな看板クマ「フクタロウ」が目印。
登山道分岐
大菩薩嶺方面に登る唐松尾根は左へ、急登のないゆったりコースの大菩薩峠は右手へすすみます。 唐松尾根は急登といっても子どもでも登れるレベルでよく整備されており、足元に気をつけていれば危険な箇所はありません。
ちょうど標高2000m地点にある絶景ポイント。樹林帯を抜けて空が広くなるので思わず景色を見たくなりますが、歩いている途中は岩がゴロゴロしている場所もあるので、気を抜かないように。 2000m碑では立ち休憩しつつ、記念撮影もしていきましょう!
気持ちの良い尾根歩き!
前後を見渡すと、尾根沿いの登山道がはっきりと見えますよ!
上日川峠バス停の目の前にある食事処。 表のベンチも広いので、一度荷物を置いてストレッチをしたり、荷物整理するのにもぴったりです。 駅まで向かう帰りのバスは混みあうことが多いので、ここに少し早めに到着して、様子を見て時間調整するのがおすすめ。
登山道入り口
ロッヂの奥、すぐのところにある登山道入り口は、大きな看板もあってわかりやすいです。
山バッジもあります!
百名山だけでも集めたい…コレクター欲をかきたてる山バッジは、各山荘で買えますよ。
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日の出、夕日、夜景と絶景が楽しめる山荘です。 日帰り客でもちょっとした休憩や食事で立ち寄ることができます。ここでしか買えないオリジナルのお土産もあり。
大菩薩嶺をめざす起点その2。 バスは大菩薩峠登山口までしか行かないため、福ちゃん荘までの登りor下りの時間がプラスされますので、利用される方はご注意を。