長野2大パワスポ参拝~戸隠神社&諏訪大社~
長野長野2大パワスポ参拝~戸隠神社&諏訪大社~
2022年初夏に訪れました。初夏の長野は緑にあふれていてきれいですね。今回は関西から夜行バスで向かいました。安くて、着いたら朝イチから動けるバスは最高👍🏻 今回の旅の目的は「戸隠神社」と「諏訪大社」への参拝。電車やバスでの移動になります。 また、善光寺の御開帳にも滑り込みで間に合いました。
戸隠神社は霊峰・戸隠山の麓に「奥社」、「九頭龍社」、「中社」、「火之御子社」、「宝光社」の五社からなる2000年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。 神世の昔、天照大神がお隠れになった岩屋の扉「天の岩戸」が飛来し、現在の山容になったとされる戸隠山を中心に発達し、ご祭神は”天の岩戸開きの神事”に功績のあった神々が祀られています。 今回は、この5つのお社を徒歩やバスを乗り継いで参拝しようと思います。いわゆる「五社参拝」です。順番に限りはないようです。私はいちばん奥、「奥社」からスタートしました。 有名な杉並木の参道から出発です。
小雨が降る中しっとりと参拝
一の鳥居。緑に溶け込んで建っている姿は神々しいの一言。
もさもさだなぁ
15分ほど歩くと見えてきました、随神門です。宝永7年(1710年)に建立されたこの門は戸隠神社の建造物の中でも最も古いのだとか。朱塗りで茅葺屋根なのですが、すごい量の草が生えちゃっててもさもさ…ちょっとかわいいです。
随神門から先は杉並木の参道です
約500ⅿに渡る杉並木です。樹齢400年以上で長野県の天然記念物に指定されているそうです。 ここから奥社までは徒歩25分ぐらい。 その昔、この並木の両側には数多くの宿坊があったそうです。
この景色が見たかった
鳥のさえずりと小川のせせらぎ以外の音は聞こえません。森の澄んだ空気を思いっきり吸い込んでゆっくり歩きます。朝早かったのですが、けっこう参拝の方がいらっしゃいました。 太陽の光が差し込む様子は本当に美しいです✨
野の花が美しく咲いています
ミヤコワスレが参道の両サイドにひっそり咲いています。四季折々、様々な自然の姿が見られるのでしょうね。 杉並木が終わると、少しずつアップダウンのある山の道に…。 最後の方は急な上り坂などキツイな~と感じる箇所もありますが頑張ってたどり着いてくださいね。
到着~
最後の石段を登りつめると…見えてきました。奥社!
奥社社殿
戸隠神社の御本社にあたります。 ご祭神は「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」。岩戸をこじ開けた神さまですね。こちらでは、開運、心願成就、スポーツ必勝などのご神徳があります。 こじんまりしたお社ですよ。
2つめのお社「九頭龍社」です。「奥社」社殿のすぐ左手にありますよ。五社の中で最古の歴史を持つ地主神だそうで、水をつかさどる「九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)」がご祭神、心願成就や縁結びなどのご神徳があるそうです。
ご朱印スポット①
五社参拝をする方は、ぜひ5つのご朱印をいただかれてくださいね。すべて回ると最後に記念品を受け取ることができます。 注)ご朱印がもらえるのは奥社、中社、宝光社の授与所窓口となっています。 こちらでは、奥社と九頭龍社のご朱印がいただけます。 授与所窓口では参拝者一人ずつに対応してくださるので少し時間がかかるかも…。4~5人ほど並ばれていました。
後ろを振り返ると…
先ほどまで降っていた小雨がやみ、青空が…感動~💦
帰ってきました
次のお社に向かうため来た道を戻ります。 時間が経つと太陽の位置などが変わるからか光の入り方も違って雰囲気が変わりますね。二度おいしい感じ。
ご当地マンホール
木はシラカバ、鳥はシジュウカラだそうです。 ご当地マンホール、見つけると嬉しくなって相変わらず撮っています(*´ω`*)
戸隠忍法資料館のカフェ「珈琲の館」にて
すっかりお天気も良くなり、暑くなってきました。次に向かうのは「中社」。 そこまでは、路線バスに乗ります。その前に喉を潤すべくこちらのお店へ。 忍法資料館に入館しなくても利用できますよ。
こけももジュース
オススメしていただいたのがこれ!珍しいですよね。キレイなワインレッド色。甘酸っぱくてさわやか~。一気に渇きが癒えました。他にも、あんずジュースや木いちごジュースなど長野らしいラインナップもあり。 オープン当時からの人気メニューだそうです。
中社前でバスを降りると目の前が「中社」です。 この辺りが戸隠の中心になるようで、お土産物店やお蕎麦屋さん観光案内所なども軒を連ねています。まずは参拝。 「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」がご祭神で、学業成就や商売繫盛、家内安全のご神徳があるそうです。 これまでのお社よりはるかに大きな社殿。参拝者もたくさんおられました。
大鳥居
立派な鳥居です。この先は階段になっています。
戸隠の三本杉
この鳥居を中心にして3本の大きな杉が正三角形状に並んで立っています。そのうちのひとつ。樹齢は800年を超えるそうです。 この杉にまつわる不思議な物語があるんですが…ここでは割愛。 上の社殿からだと全容が見て取れますよ。
親子狛犬さんかわいい
階段をのぼると狛犬さんが守る本殿が見えてきます。
智恵の神さま
天照大神が岩戸にお隠れになった時、どうすれば出てきてもらえるかとアイディアを出した神さまなんですって。本当に、神話にゆかりのある神さまばかりが祀られているのですね。 この社殿の天井には、龍が描かれているそうです。江戸期末期の絵師・河鍋暁斎の名作なんですって。
ご朱印スポット②
忘れずにご朱印いただいてね。
「中社」界隈には戸隠そばの名店がいくつか軒を連ねていますが開店前から観光客がズラリと並んでいます。こちらはそのにぎやかな場所から少し離れたところにあり比較的人も少ないので穴場かも! 日帰り温泉の施設なのですが、お食事もできるようなのでてくてく歩いて行ってみました。中社から10分ほどです。 湯行館と書いて「ゆにーくかん」と読みます。 1999年にオープンした戸隠で唯一の日帰り温泉。戸隠高原の豊かな森を望む内湯には肌がすべすべするアルカリ性単純温泉のお湯が注がれています。歩き疲れた足や体をゆっくり癒してみては?
スキー場もすぐそば
中社ゲレンデが目の前という立地。シーズン中はおおいににぎわっているのでしょうね。
「食事処 安兵衛」
大きく切り取られた窓から入る緑にほっとする空間。この日は誰も来ず貸し切り状態でした。秋の紅葉、冬の雪景色もいいだろうなぁ。 こちらでは、目の前で打った出来立てのおそばを提供してくれますよ。自家製粉の十割そばだそうです。
ぜいたくな「御利益そば」
天ぷらやそばがき、そば饅頭…そして戸隠そば!そば尽くしのゴージャスなランチをいただきました。 りんご天ぷらなるものを発見!信州らしい演出にうれしくなってしまった。お味は…ウン!りんご!しかも、甘さがマシマシでおいしい。
戸隠特有のそばの盛り方
これね、「ぼっち盛り」というんですって。所説あるらしいんですが、「ぼっち」を漢字で書くと「法師」となり、山に入り一人もくもくと修行していたお坊さまが食したそば、から「ぼっち盛り」になったそうです。 また、1人前は五ぼっちとされているようで戸隠神社五社を表していると言われています。ちゃんと意味があるんだ~。
晴れた日には…
前方に連なった山並みが見えます。スタッフさんに教えてもらったところ、五竜岳など、北アルプスが見えているのだとか。まさか、戸隠で北アルプスを拝めるとは…!雲が少しかかっていたのではっきり見えませんでしたが、なんだか得した気分になりました。
「中社」から「火之御子社」までは歩いていきました。”神道”と呼ばれる古道(戸隠古道)を行きます。道しるべがポイントにありますので迷わず行けますよ。 この道は、古来より善光寺から戸隠へと続く整備された林間道で多くの参拝者の祈りを届けてきた道なのですね。
林の中の心地よい小径
ハイキング気分で歩けます。緑がキレイ~。すれ違った方々とあいさつを交わしながら「火之御子社」を目指します。ざっと30分ほど歩きます。 でもね、この道、🐻が出るらしくあちこちに「クマ出没注意!」の看板が…だ、大丈夫なのか💦
着きました。🐻はこわいけど神道、オススメですよ。鈴をつけて歩きましょう~。 30分ほど歩くと「火之御子社」の裏手にたどり着きます。これまでとは趣がかなり違っていて、雑木林に佇む古いお堂といった印象です。 天照大神が岩戸を出るきっかけとなった舞を披露した「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」がご祭神。 舞楽芸能上達、開運、縁結びに火防のご神徳がいただけます。神仏習合の折にもこのお社だけは変わらず神社として残ったといわれています。 ご朱印の授与所はありません。中社、または次の宝光社でいただけます。
夫婦杉
境内には樹齢500年の二本杉があります。寄り添うように立つ杉には縁結びのご神徳が。
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さぁ、ついに最後のお社です。大きな通りをくだっていく神道を歩くこと20分、着きました。足がガクガクです…💦 うそっ!すごい階段~~?!最後のチカラを振り絞ってのぼります。 「中社」と似た造りの「宝光社」。五社参拝ラストです。 ご祭神は「天表春命(あめのうわはるのみこと)」。安産、裁縫、開拓、学問技芸、厄除けなどのご神徳があり、女性や子どもの守り神さまだといわれています。
ナント!270段
本殿があんな遠くに…( ;∀;) しかもめっちゃ急勾配💦 知らなかったんですが、「女坂」というスロープもあるそうです。きっついなぁ~と思われる方はどうぞそちらから。
ご朱印スポット③
最後!こちらでは、「火之御子社」と「宝光社」の2ついのご朱印をいただきます。揃いました。感動~~。 そして!↓
五社参拝記念品
5つのご朱印を提示すると左下のしおりがいただけます。龍をあしらったしおり…かっこいい!コレ、非売品なんです。頑張って参拝したご褒美ですね。 ご朱印帳もせっかくなので購入しました。中社拝殿の天井絵をモチーフにしたのだそうで、2200円です。白の他に黒もあります。
鏡池
戸隠は他にも見どころがいっぱいです。 奥社随神門から徒歩30分のところにある「鏡池」は紅葉シーズンがオススメ。 ノコギリ刃のような戸隠山などの山々が鏡のように池に映り込む光景が素晴らしいです。
忍者の里 チビッ子忍者村
中社近くにあるチビッ子忍者村。 戸隠流忍者は戦国時代に活躍したといわれています。ここは、忍者をテーマにした小さなアミューズメントパーク。手裏剣投げなどの体験や、忍者ショーなど大人も子どもも楽しめる施設となっています。 忍者服のレンタルもありますよ。
参拝を終え、再びバスに乗って長野市市街地方面へ。戸隠バードライン沿いの大座法師池で下車。一服することにしました。
ダイダラボッチ伝説が残る池
飯綱高原、標高1000ⅿのある大座法師池は高原らしいさわやかな風の吹く別天地。 その昔、巨人のダイダラボッチが飯綱山に座り、一歩足を踏み出した時、その足跡に水がたまってできた池だといわれています。 なるほど…地図で見ると足形のような形をしています。おもしろいですよね。
ボートにも乗れますよ
夏場はいろんな種類のボートの貸し出しもされています。 手漕ぎボートや白鳥のペダルボート、パンダペダルボートなどお好みのを選べるのも楽しい♬
草原で寝転がるっ!
コレ、やりたかったヤツ~。池畔のシロツメクサの草原でゴローン! なんて気持ちいいんだろ~。 心地よい風と鳥のさえずり…。何もかもリセットできそうな気がする
2022年4月にオープンした施設。「食育」、「木育」、「自然育」をコンセプトに、地元で採れた新鮮野菜を使ったメニューが楽しめるカフェやマルシェ…また、ツリーハウスやネット遊具など全天候型のアクティビティを備えたスポットです。 自然豊かな大座法師池のほとりで家族でのんびり、ゆったりするのに最適な場所ですね。
周囲の自然に溶け込んだ景観
マルシェやカフェを備える「グローサラント棟」と、「アクティビティ棟」からなる道の駅のような役割を持つ森の駅Dizahoushi。 木のぬくもりを感じる建物に引き込まれて伺ってきました。
マルシェ
朝早くに行って高原野菜をゲットしたいですね。 地ビールや地酒、厳選された加工食品もいろいろあり楽しいです。キャンプで使えるようなものもそろっていますので、手ぶらで来れるのではないでしょうか。
木の香りが心地よいカフェ
天井が高いので開放的!地元野菜をふんだんに使ったメニューが楽しめます。モーニングからディナーまで営業しているので使い勝手がいいですよ。
テラス席からは大座法師池が見えます
善光寺門前町の名店、平野珈琲とnagano forest villageがコラボしたオリジナルブレンドのアイスコーヒーをテイクアウト。池の見えるテラス席で。
あこがれのツリーハウス
アクティビティ棟にあります。大人になっても遊び心をくすぐられます。雨が降っても子どもが体を使って遊べる施設があるのはありがたいです。
他にもワクワクするメニューが!
敷地内ではキャンプやアスレチック、ペダルボートなどができたり、池の向こうまでつながるジップラインなど、自然の中で思いっきり遊べるメニューがたくさんあります。
今年、7年に一度の「善光寺御開帳」になんとか間に合ってお参りすることができました。戸隠からバスで戻ってきたその足で向かったので15時ぐらいかな?…その時間でもまだまだ参拝者は多く、回向柱まで行くのに行列ができていました。改めて、善光寺の人気がうかがい知れた印象です。 ご本尊、”一光三尊阿弥陀如来像”。通常ならそのお姿を拝見することはできないのですが、この御開帳の時だけはお前立ちのご本尊を見ることができるんですね。 また、ご本尊と結ばれた五色の長い糸は、途中で白い”善の綱”となって回向柱(えこうばしら)に結ばれます。これに触れることは、ご本尊とつながること。私の今回の参拝もこれが目的です。
仁王門
創建は飛鳥時代と言われる善光寺。参拝するすべての人に極楽往生を約束するというありがたいお寺なんです。 仁王門の金剛力士像は、高村光雲と米原雲海の力作だといわれています。迫力満点です。
六地蔵さま
ぬれ地蔵さまと六地蔵さまが並んでいます。
山門!いよいよ本堂に近づいてきました
左右の仲見世通りの見ながら進むと大きな山門が。重要文化財に指定されています。 有名な鳩がデザインされた扁額もバッチリ見えました。
回向柱!そびえたっています✨
国宝の本堂。現在の本堂は、宝永4年(1707年)に再建されたものだそうです。 本堂前の真新しい回向柱に向かって幾筋かに分かれた行列が進んでいきます。ようやく触れることができた時はなんとも感慨深ったです。 ゆっくり触っている時間がなく後ろ髪をひかれつつその場を去ることになりました~。
内陣…ほんのちょこっと
人の流れに身を任せ本堂内部へ。とにかくすごい人だったので拝観はせず遠くから手を合わせました。 絢爛豪華な内陣のその奥にお前立ちのご本尊が安置されているそうです。
夜参拝
基本的に善光寺は24時間参拝が可能です。諸堂は日中しか開いていませんが、お参りはいつでもできるんです。
ライトアップもいい感じです
御開帳期間は、日没から21時まで回向柱がライトアップされるんですって。日中ほどではありませんが、お参りされる方はたくさんおられました。本堂内へは入れません。
幻想的な雰囲気の仲見世通り
お店はほぼ閉まっていましたが両側に吊るされた提灯の灯りがなんともいい雰囲気!
スタバは開いてました
スタバ信州善光寺仲見世通り店。ここは、21時までやっています。甲信越初の「リージョナルランドマークストア」なんですって。 善光寺界隈に隣接する宿坊にインスピレーションを得た造りになっています。
善光寺門前、大門町の住宅街にある小さなブルワリー。Mallikaオリジナルビールをはじめ、国内外のクラフトビールを常時ドラフトで8種類、また、ボトルビールが20種類以上も揃う豪華さ❗️ お酒以外にもノンアルコールビールやドリップコーヒー、ソフトドリンクなども提供されているのでお酒が苦手な人方でもカフェ感覚で立ち寄ることができますよ。
古民家をリノベーションした店舗
善光寺表参道から路地を入ったところにあります。 一階は醸造スペース。二階がカフェとなっています。
2022年6月 醸造スタート
すぐにオリジナルクラフトビールの提供も始まり、様々なブルワリーの飲み比べができるのもうれしいですね。 屋号の「Mallika」はホップという意味。またジャスミン(毱花)という意味もあるのだとか。
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夜に善光寺に参拝した帰りにこちらで夕食をいただきました。 ご夫婦で営まれているアットホームなお店です。
善光寺近く
信州で採れた新鮮なお野菜をたっぷり使ったパスタやお料理がいただける人気店。予約必須です。 自然派ワインが飲めるのもポイント高いですよね。
店内
L字型のカウンターからは厨房がよく見えます。お二人が阿吽の呼吸で作業されている姿がすてきでした。 奥様が学生時代を関西で過ごされたとお聞きして話が盛り上がりました(^^)
スタンダードパスタセット
前菜3種盛りと自家製フォカッチャ。 それに、パスタとドリンクがついています。 迷わずコレ❗️あと、ワインもね。 この前菜がたまらなくおいしかったです。これだけでけっこうおなかふくれるかも。 メインは有機小松菜グリーンソースのパスタ(1枚目の写真)。小松菜ってこんなに味、濃かったっけ❓ってなるほどパンチあるんです。野菜に力がある、そんな印象かなぁ。生ハムとの相性もバツグン。
デザート💕
セットについている浅川産松木農園のりんごジュースとりんごのシャーベット。りんご尽くし😆 やはり味が濃厚なんですよね。おいしすぎます。
2日めの朝はこちらで信州そばをいただくことに。 JR長野駅に併設されている「MIDORI長野店」の2階にあるいわゆる駅そば店です。駅が改築される前からあった「ナカジマ会館立ち食いそば」がリニューアル、当時の味が楽しめます。先に食券を買うスタイル。旅情をかきたててくれますね~。 朝は7時からオープンされていますので便利です。
Ⅰ LOVE きのこそば
さすが長野!大きくて立派なきのこたちがたっぷり入っています。もちろんおそばもうまい!クオリティー高しです。
2日めはJRに乗って諏訪方面へ。もう一つ訪れてみたかった「諏訪大社」をを目指します。 まずは、篠ノ井線の鈍行にゆられて松本駅まで。途中に通る姨捨駅で有名なスイッチバックが見れました!! 標高は551ⅿ、冠着山のふもとに位置します。ここから見る善光寺平と棚田の風景は”日本三大車窓"のひとつに数えられているんですって。
善光寺平の素晴らしい眺め
いつも車で来るのでスイッチバックと、駅からの眺めは初めての体験!乗客のみなさんが絶景側の窓に注目している面白い光景が見れました。 ベンチも見て!線路とは反対側を向いていますよ。
北アルプスも望めます
西条駅を過ぎた辺りから北アルプスが姿を現してくれます。黒々とした峰々に残雪がキラリ✨まだ残っているんですね。
松本駅から中央本線で下諏訪駅へ。そこからはレンタサイクルで散策します。これが電動アシスト付きの自転車で快適!アップダウンなんてなんのその~🎵でしたよ。 まずは諏訪大社下社春宮へ。 全国に1万社を超える諏訪大社の総本社。諏訪湖の周りに4宮のお社があります。この下諏訪町には下社の「春宮」と「秋宮」。諏訪市には上社の「前宮」と「本宮」があります。今回の旅では春宮と秋宮のみ参拝させていただきました。 *友之町駐車所(レンタサイクル) JR下諏訪駅~徒歩10分 9:00~16:00(夏季) 9:00~15:30(冬季) 電動アシスト自転車 1時間 100円/台
下馬橋(げばばし)
手前にあった屋根付きの橋…これ、室町時代に造られたものだそうです。 どんなに身分の高い人であろうと、この橋の前で馬や籠から降りて参拝したといわれています。 年に二回、遷座祭とお舟祭の際に神輿がここを通るそうです。 ここからすでに神さまに会う準備をするのですね。
御影石の鳥居
石造りの立派な鳥居。万治2年(1659年)に建てられたといわれており、後で紹介する「万治の石仏」の作者と同一人物だそうですよ。 ご祭神は「建御名方神(たけみなかたのかみ」と「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」。
神楽殿の周りにきれいな菖蒲が…
鳥居をくぐると小ぶりの神楽殿があります。周囲にはズラリと鉢植えの菖蒲が並べられ色を添えていました。 奥にある幣拝殿は江戸時代中期ののもので二重楼門造り、左右に片拝殿が並んでいます。彫刻が見事なのでぜひ近くで見てくださいね。
そびえる「春宮一之御柱」
神社の四隅に建てられている御柱。この一之御柱がいちばん太いんですって。神さまの力が宿るとされる神聖な柱です。すごい存在感ですよ。 7年に一度行われる「御柱祭」で使われたものが社殿に建てられるそうです。 樹齢2000年、樹高16.8ⅿのもみの木が山から切り出され、坂をダイナミックに滑り降りる木落としは有名ですよね。
ご朱印
いただきました。 いつか前宮と本宮にも行かねば❗️
春宮を出て赤い浮き島橋を渡ってしばらく進むと田んぼが見えてきます。その向こうに…ありました。 万治の石仏❗️ 1974年にここを訪れた芸術家・岡本太郎氏が絶賛したと言われる石仏です。はい、わかるような気がします。丸く大きい石に小さな頭がちょこんと乗っている姿はなんとも言えずユーモラスです。 阿弥陀さまみたいですね。近くで見ると胡座をかいていて両手で印を結んでおられます。卍の刻印も見受けられます。
横から見たらこんな感じ
案内板によると…明暦3年(1657年)、石工が大鳥居を造営するためにこの地にあった石にノミを入れると怪我をしてしまいました。造作を中断し石に阿弥陀さまを刻んでまつったのがこの石仏なのだとか。 《お参りのしかた》 1.正面で一礼し手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる 2. 願い事を心で唱えながら石仏の周りを時計回りに三周する 3.正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する
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自転車を走らせやってきました諏訪湖〜✨✨ 一気に視界が広がります。波穏やかな湖面と周囲の山々とのコントラストの美しいこと。 一周16km、大小31の川が流れ込み、さらにその水は天竜川一本になって流れ出る信州最大の湖、諏訪湖。周囲にジョギングロードが整備され、遊覧船やボート、釣りなども楽しめる憩いのスポット。温泉も有名ですね。冬に見られる「御渡り」も一度は見てみたいものです。
富士山も見えます!
なんと、山と山の間から富士山が見えました🗻 ちょっと感動❗️❗️真ん中❗️うっすらですが…。 そうなんですね、見えるんだ〜😆
のんびり散策したくなる
時間があればゆっくりのんびり諏訪湖を堪能したいなぁ。でも、こうして波打ち際を歩いているだけでも心が安らぎます。
秋宮にも参拝にきました。 春宮から東へ約1km、下諏訪宿の中心地に近い場所に鎮座されています。4つの大社の中でもこちらがいちばん賑わいを見せているのではないでしょうか。 ご祭神は春宮と同じ、「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」と「建御名方神(たけみなかたのかみ)」。 春秋の半年毎に遷座されます。 こちらは三方切妻造りの神楽殿。天保6年(1835年)に立川流宮大工・二代立川和四郎富昌によって建てられました。正面の大きな注連縄は長さ13m、出雲大社型では日本一の大きさと言われています。
弊拝殿
安永16年(1781年)に建てられました。神楽殿とあわせて国の重要文化財に指定されています。 春宮もですが、本殿はなく幣殿と拝殿が一棟の楼門形式になっているのは下社特有のものだそうです。 春宮と秋宮の社殿の形式や配置は基本的には同じですが少しずつ異なる部分があるようです。私は同じに見えますが…。
一の鳥居
中世では、あの武田信玄も尊崇したと言われ、軍旗には「南無諏訪南宮法性上下大明神」と記されていたそうですよ。 樹齢約800年の「根入りの杉」や青銅製では日本一大きいとされる狛犬など見どころいっぱいです。
下諏訪駅から電車で上諏訪駅へやってきました。 駅構内にはなんと❗️足湯が設置されているんです。もちろん入りますよ〜。 1番線ホームにある足湯、岩に囲まれていてなかなか本格的な感じです。実はこの足湯、1986年の「一駅一名物運動」により造られた男女別の露天風呂がもとになっており、2002年の改装によって誕生したそうです。なるほど〜、雰囲気あるある。
老若男女憩えます
みなさん、しばしの温浴にほっこりなさってました。 無料ですが、足湯だけの利用だと入場券が必要です。
あ、あずさだ!
特急あずさ!しかも新型!はじめて見ました。 こちらに来ないと見れない電車なのでつい嬉しくなってパシャッとやってしまった笑笑
上諏訪駅前にあります。 ランチにこちらの名物「みそ天丼」をいただきました。おそばとのセットです。おいしそう〜💗😋
諏訪の宝がてんこ盛
天ぷらは、地元で採れたたっぷりの"お野菜"と諏訪湖の"ワカサギ"、"川エビ"! さら投網をイメージした"信州蕎麦の素揚げ"とおんばしらをイメージした"しみ豆腐" すごいボリューム!諏訪のおいしいもの集結した感ありです。 別添えのみそだれをかけていただきます。このみそが甘い目でまったりしてるので天ぷらによく絡んでおいしい〜🎵みそ天丼かぁ、新発見でした❗️
わかさぎ
聞いたことはあったけど食べるのははじめて。 白身でやわらか〜😊きれいな水で育ってるんでしょうね、臭みゼロです。
わらびのおひたし
季節ものですから、こちらも✨ 山菜特有の苦味も残りつつ、シャキシャキ感が病みつきになります。何杯でも行けるやつ。
諏訪湖の辺りにあるこちらで一休み☕️ 養命酒製造(株)がプロデュースする複合施設です。 1階には健康素材やハーブを使った100種類ものオリジナル商品や、長野県内の選りすぐった飲食品、加工品を販売しています。
食のセレクトショップ
体に優しい商品がズラリ並んでいます。お土産にも最適な商品ばかり。
ベーカリーではテイクアウトも
手間暇かけて焼き上げたパンと、挽き立てのオリジナルブレンドコーヒーなどがスタンバイ。いい香りが辺りに漂っていてついついはいってしまいました。 カフェスペースでもいただけますが、私はアイスコーヒーを買って2階の屋上展望ガーデンへ!
階段で上がれば開放的なスペースが😊
2階には諏訪湖を眺めながらお食事が楽しめるレストランもありますよ。 展望ガーデンからも諏訪湖やアルプス連峰まで見渡せます。
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長野駅に戻ってきました。 駆け足でまわった久々の長野。やはり、私は長野が大好き💓四季折々の長野をこれからも楽しんで巡りたいなぁ。
信州くらうど"の醗酵バー醸"でちょい飲み
電車の待ち時間にサクッと飲めるスタンドバー。県内約80の蔵元の日本酒や15ワイナリーのワインの中から厳選したお酒やおつまみが味わえます! 信州と言えばシードル!なかなか他では味わえないので迷わずコレに決定です✨✨ おつまみは、市田柿のミルフィーユと巨峰、ふじりんごのドライフルーツ。贅の極みです。南信州のワイナリーさんのシードル…香り、酸味、苦味❗️すべてがパーフェクトです。
帰りは北陸まわりで
開通した北陸新幹線で新潟〜富山〜金沢周りで関西に帰ります。長野から乗るのは初めて🎶
お楽しみの駅弁🤭
松本駅で買っておいた"あずみの釜飯"。 最後まで信州尽くしです。
山の幸がたっぷり
具がでかいっ❗️❗️ご飯にもしっかり味がついていておいしいです。信州の山の恵、しっかり味わえましたよ。