日米野球の元祖!草薙球場は沢村英治伝説の野球場です!
静岡日米野球の元祖!草薙球場は沢村英治伝説の野球場です!
静岡市にある県立の草薙球場はあの澤村栄治-ベーブ・ルース対決の「伝説の野球場」です。近くに行ったときには是非ともその伝説を感じて下さい。伝説を感じる対決銅像が球場前に建立されています。神奈川の大和スタジアムの「里中-山田対決の銅像」と並び立つ?日本2大の球場前対決銅像の1つを御堪能下さい。
日本のプロ野球が始まる1年と少し前の1934年12月に開催された日米野球大会。ベーブ・ルースやルー・ゲーリックら大スターが来日して行われ結果全日本は16戦全敗を喫してしまいます。ただ一試合後に読売ジャイアンツの初代エースとなる澤村栄治がベーブ・ルースを三振に打ち取るなど、8回で9奪三振無失点、最終回のルー・ゲーリッグのホームランによる1失点のみと球史に残る快投を見せたのがこの静岡草薙球場での試合です。まさに「伝説の野球場」。球場前には、対峙する澤村とルースの像が建立されています。
2013年リニューアル
ドーム球場化なども計画されましたがリニューアルが実施され2013年に完了しました。両翼の長さ不足なども改修され、完全にプロ野球仕様の球場になりました。
バックネット裏から
綺麗なスタジアムになりました。
1塁側から
スタンド全体の客席がリニューアルされているのがわかります。
ルースから見た銅像
ルース側から見た銅像はこんな感じです。
「甦る感動」の解説
リニューアルに併せて銅像の表記もリニューアルされています。
元の表記も
1991年の元の表記も残されています。こちらには試合の写真やメンバーリストも。
富士山型のメモリアル
「澤村-ベーブ・ルース Memorial Stadium」の愛称が付与されています。
球場事務所内の標識
球場事務所内には、1934年当時の球場のマウンド跡を示す標識が床面に設けられているそうです。知らずに写真取り忘れました。
選手長嶋茂雄最後の球場
写真にあるように長嶋茂雄最後の球場は後楽園球場だと思われていると思います。それはプロ野球シーズン公式戦の話で、そのシーズン後の日米野球の巨人対ニューヨーク・メッツ戦が草薙球場で開催され、その試合が結果として長嶋茂雄最終出場試合になったそうです。もう1つの伝説?かもしれませんがもちろんこちらの銅像はありません。
伝説の野球場の隣には日本の標準仕様で陸上競技場がありました。別に素晴らしいスタンドがついていたりするわけでもないのですが、なんと1991年5月6日、TOTOスーパー陸上が開催されたそうです。男子棒高跳びでセルゲイ・ブブカ(ソビエト連邦)が、当時の世界新記録となる6m07をマークしたりもしている歴史的な競技場になっています。とはいえブブカの銅像はありません。
セルゲイ・ブブカ
TOTOスーパー陸上1991では男子棒高跳びでセルゲイ・ブブカ(ソビエト連邦)が、当時の世界新記録となる6m07をマークしました。
メインスタンド左上段から
全体を見渡すと普通の陸上競技場であることがわかりやすいですね。
メインスタンド正面から
こちらからみても普通です。
陸上競技場の隣には球技場も併設されています。陸連よりもサッカー協会が強いサッカー王国のお土地柄なのかもしれません。
芝生
芝生はこちらのほうが良かったですが、グランドのセンターの盛り上がりが凄かった!
近くにあるシフォンケーキ屋さんです。割と人気だそうです。
無添加シフォンケーキ
ふわふわで美味しいです。
無添加カフェオレプリン
食べてませんが、美味しそう。
公園で
野球場と陸上競技場の間の公園で食べて下さい。