×
京都・一乗寺と修学院~洛北のかくれ里を歩こう~

京都・一乗寺と修学院~洛北のかくれ里を歩こう~

京都
  • 一人旅

  • ウォーキング

  • 散策

  • 芸術

  • 歴史

  • 寺・神社

  • カフェ

  • グルメ

京都・一乗寺と修学院~洛北のかくれ里を歩こう~

京の洛北、比叡山の麓に位置する一乗寺、修学院の山の手周辺には通好みの寺院や散策路がいっぱいあるんです。市街地から離れているため喧騒が少なく、自然も豊かなので癒し効果倍増!! 昔、この辺り一帯は時代の名のある方々が心を休めた場所だったとか…。静けさや、穏やかさが彼らの心を惹きつけてやまなかったのでしょうか。 そんなエリアをてくてく歩きながらめぐるプランです。お付き合いくださいませ…。

  • 唐から日本に帰る際に慈覚大師円仁が、無事たどり着けるよう赤山明神に祈願され、事なきを得たことから「天台の鎮守」として祀られたのが前身で延暦寺の塔頭。 御所の「表鬼門」を守るお寺でもあり、拝殿の屋根に見えるお猿さんは御所の猿ヶ辻のお猿さんと対峙しているとか。御幣とかぐら鈴を持ち、皇城(京都御所)を守護しています。 赤山院は京都の表鬼門でもあることから、方除けの役割りもになっています。

    • 立派な石の鳥居を仰ぎ見る

      立派な石の鳥居を仰ぎ見る

      白川通りから音羽川沿いに東へ。三叉路まで来ると、「左 赤山道」の石碑が。その先にある石の鳥居です。

    • 山門をくぐると

      山門をくぐると

      山門です。 入ってすぐ左手には無料の駐車場も完備。

    • 新緑が美しい参道

      新緑が美しい参道

      まっすぐに伸びた参道は四季折々の美しさを見せてくれる小道でもあります。初夏は写真のように緑のトンネルになりますよ。 京都府下で参拝できる「七福神」、それぞれのお寺の幟がはためいています。お参りしてみようかな。

    • 屋根の上のおさるさん

      金網に入っているのは逃げ出すのを防ぐためなんですって!

    • ご本尊は 元中国の神様

      ご本尊は 元中国の神様

      陰陽道の卜占の祖神で、中国の神「泰山府君(たいざんふくん)」を円仁の遺命によって勧請したものだそうです。(七福神の福禄寿神でもあります)

    • 雲母不動明王

      雲母不動明王

      赤山禅院と比叡山延暦寺の間にある雲母坂(きららざか)にあったとされる雲母寺(うんもじ)のご本尊だったお不動さまこちらに移されたそうです。伝教大師・最澄作と伝わります。

    • 秋の紅葉時期にもぜひ☺️

      秋の紅葉時期にもぜひ☺️

      10月下旬ごろに訪れたらこんな感じ。 少し色づいてきたかなという感じです。 萩やすすき、りんどうなども咲いていて風情がありますよ。

    • 福禄寿のおみくじ

      福禄寿のおみくじ

      ↑の「都七福神巡り」。ここは”福禄寿(ふくろくじゅ)”を祀るお寺なんです。(商売繁盛、延寿、健康、除災祈願の神様) 頭がなが~くてカラフルな福禄寿さんのおみくじがかわいい。 また、毎月行われる五日講が古くから商人に信仰され「五十払い(ごとばらい)」の起源になったと言います。

    • 正念踊・還念珠

      境内を順路通り参拝すると2度、この大きなお念珠をくぐります。「正念誦」、「還念珠」と言う密教の考え方を示したもので、初めにくぐった時に浮かんだ願いが最後にくぐっても大切だと思うのなら、その願うが叶うよう努力しよう、そうすれば仏様のご加護がきっと得られるでしょうと言うものです。

    • 十六羅漢

      十六羅漢

      苔がびっしりくっついた羅漢さん。表情豊かですね。今にも話しかけてきそうな感じ…。この右手には、三十三観音さまもいらっしゃいます。

    • へちま加持

      へちま加持

      中秋の名月の日に行われる天台の秘法。千日回峰を納めた大阿闍梨がぜんそくを「へちま」に封じ込め、加持、祈祷を行います。加持した<へちま御符>は持ち帰って祈願するのだとか。 お札の授与、へちま汁、粗飯、抹茶の接待などもあり。無病息災を願う人々がたくさん集まられます。

  • 総面積約54万㎡に及ぶ修学院離宮は、17世紀中期、後水尾上皇が造営された山荘(離宮)。上皇がとても愛され, 年に何回も訪れられたとか…。そもそも離宮とは、皇居以外に建てられた天皇の御別邸をさし、御用邸よりも規模の大きいものが離宮と呼ばれるのだとか。 現在では、当初借景だった後ろの山や隣接する農地もすべて買い上げ、景色保存の為に宮内庁の管理下に置かれているそうです。 上離宮、中離宮、下離宮で構成されており、それぞれが松並木道でつながっています。いずれにも趣向のこらされた茶亭などが池のほとりに建てられ周囲の自然に溶け込んでいます。

    • 拝観するには?

      拝観するには?

      参観は、ハガキまたはインターネットで申し込みが必要ですが、許可をいただいたら無料で(ガイド付き!)素晴らしい庭園が見られるのでオススメです💗

    • 上皇の御座所「寿月観(じゅげつかん)」

      上皇の御座所「寿月観(じゅげつかん)」

      下離宮にある数寄屋風建築の寿月観。縁側から眺める前庭の深い緑が心を落ち着けてくれます。

    • 敷地内に田園が

      敷地内に田園が

      広大な敷地を彷彿させるのがこの田園風景。下離宮から、中離宮への道のりに見られます。地元の方がきちんと耕作されています。

    • 三大名棚のひとつ「霞棚(かすみだな)」

      三大名棚のひとつ「霞棚(かすみだな)」

      中離宮,客殿一の間の「霞棚」。桂離宮の「桂棚」、三宝院の「醍醐棚」とで天下の三大棚と呼ばれています。ブルーのふすまが印象的。

    • 祇園祭の…

      祇園祭の…

      一の間を出たところにある祇園祭の山鉾が描かれた杉戸。

    • まるで空中庭園!

      上離宮の高台の「隣雲亭」からの眺めは圧巻!浴龍池、千歳橋…京都市内まで一望できるんです。絵画を見ているようなその美しさは、四季折々異なる色彩で楽しませてくれます。

    • 千歳橋

      千歳橋

      池に架かる「千歳橋」。どことなく中国っぽいんですよねぇ。屋根がついています。水は比叡山から流れてくる谷川の水を引き入れているとか…。

  • 創建は平安時代。神の使いの鷺が森に群集していたことから「鷺森神社」と呼ばれるようになったとか。江戸時代頃に現在地へ遷座するまでは、修学院離宮内に鎮座していました。ご祭神は素戔嗚尊、修学院や山端地区の産土神です。 5月の「さんよれ祭」では、きもの姿に紅たすきの少年たちが神輿とともに練り歩きます。

    • ココ 穴場ですよ🌸

      ココ 穴場ですよ🌸

      参道の桜が見事!あまり観光客が来ないため独り占めできるかも!秋は紅葉が楽しめます。

    • 拝殿越しの本殿

      拝殿越しの本殿

      京都の奇祭とも言われている「さんよれ祭」ではこの拝殿で舞楽が奉納されます。

    • 八重垣

      八重垣

      この石に触れて祈願するとご縁がいただけると言う縁結びの石。素戔嗚尊が奥様、クシナダヒメを娶った際に詠んだ歌~八雲立つ出雲 八重垣妻籠に 八重垣作る その八重垣を~にちなんでいるそうですよ。ご利益、ありそうですね~。

    • 御幸橋

      御幸橋

      元々は、修学院離宮にあったとされる橋、後水尾上皇や霊元法皇も渡られたのでしょうね。

  • 阿弥陀如来をご本尊とする天台宗五箇室門跡のひとつ(青蓮院、毘沙門堂、妙法院、三千院、曼殊院)です。最澄が、比叡山西塔北谷に一坊を建てられたのが始まり、慈運法親王が入られてからは門跡寺院となりました。 書院造りの様式が桂離宮に近いと言われています。 初代門主の是算国師(ぜさんこくし)が菅原道真公にゆかりにある家系の出身だったことから、北野天満宮との関係が深く、境外の弁天島には弁天さんとならんで天神さんもお祀りされています。 秋、名勝庭園に指定されている枯山水庭園が真っ赤に染まる景観は素晴らしく、散り紅葉で地面まで真っ赤になるとか…。

    • 「深山」と「水」が表現された庭

      「深山」と「水」が表現された庭

      小堀遠州作の枯山水のお庭には「亀島」と「鶴島」があります。「鶴島」には樹齢400年の五葉松があり、その根っこのところには<キリシタン燈籠(曼殊院燈籠)>が添えられているんです。

    • 七賢人の屏風

      七賢人の屏風

      大玄関を入ってすぐにある唐風の賢人の屏風。知ってる人物…いるかな?

    • 国宝「絹本著色不動産像(黄不動)」

      国宝「絹本著色不動産像(黄不動)」

      三大不動のひとつ。滋賀県の三井寺にある黄不動を元に製作された画像です。平安時代の末期の作だとか…。劣化を防ぐため現在は京都国立博物館に寄託しているそうです。

    • 小書院 富士の間

      小書院 富士の間

      遊び心とこだわりがあちこちに見られます。「富士の間」の長押の釘隠しは七宝焼の富士山。色めや、雲のカタチなどがちょっとずつ違うんです。

    • ひょうたん?

      ひょうたん?

      こちらは引き手として使われている金具。扇のカタチもありますよ。なんともオシャレですよねぇ。よくよく観察していると本当に素晴らしい意匠がこらしてあるのが見つかります。楽しいですよ!

    • ライトアップで幻想的に

      ライトアップで幻想的に

      毎年秋恒例の夜間拝観では紅葉がライトアップされ昼とは違った景観が楽しめます(拝観料600円)。枯山水のお庭はもちろん、建物の中にも灯りがともされ院内全体が幻想的な空間になります。 H27年は11月1日~25日でした。

  • 京都と比叡山を結ぶ古道、「雲母(きらら)坂」。その入り口にあるお茶屋さん「穂野出」さん。創業は元禄2年だとか! お参りに来た人々や僧兵にお茶請けとして振る舞われていたお漬物「雲母(きらら)漬け」の老舗なんです。ここでしか味わえない一子相伝の味です。

    • 小なすの白みそ漬け

      小なすの白みそ漬け

      「雲母漬け」とは一口サイズのかわいいなすを京都の白味噌で漬けたものでキュッキュと歯触りよく、白味噌の香りが口いっぱいに広がるおいしさです。

    • おなすをかたどった看板発見

      おなすをかたどった看板発見

      なんともかわいらしいです。

    • 試食もできます

      試食もできます

      趣のある店内へ入ると大きな岩!?(写真左側)この石の裏は昔、台所だったようで目隠しにされていたそう。こちらのテーブルにて試食させてもらえます。

    • 公家に仕えられていた由緒ある家

      公家に仕えられていた由緒ある家

      江戸時代、公家の鷲尾家の「雑掌」(事務方)として仕えて来られたおうちなんだそうです。一乗寺村にあった鷲尾家の家領の管理や、納米の用務、雲母坂の番所なども任されていたと言います。

    • 「一乗寺址」の碑

      「一乗寺址」の碑

      お店の向かいに立つ碑は、かつてここに「一乗寺」があった証。比叡山延暦寺の末寺、園城寺の別院でしたが、南北朝時代の末に廃寺になってしまい寺名のみが残り地名になったと言います。

  • ご存じ、江戸時代の剣豪 宮本武蔵が、1604年にこの地で京都の名門・吉岡道場(元将軍家剣法指南役)の門弟たちを相手に決闘をしたと伝えられています。生涯に60回以上の真剣勝負をして一度も負けたことがないと言われる武蔵…ここでも弓、鉄砲を携えた総勢70名の門弟たちを見事倒したと言います。 下り松に来る途中に八大神社に寄り神頼みしようとしたのですが、神仏に頼ろうとした自分の弱さを悟り、自戒し決闘に向かったそうです。スゴイですね…。

    • 今の「松」は4代目

      決闘をつぶさにみていたであろう当時の松は八大神社の境内に祀られています。 現在、立っているのは4代目だとか。

    • 「大楠公」先陣跡の碑

      「大楠公」先陣跡の碑

      大楠公とは楠木正成(くすのきまさしげ)公をさします。雲母坂のあるこの辺りは、鎌倉時代 幕府を倒した後醍醐天皇と、それに対抗する武士集団の長 足利尊氏との間で抗争があった場とされていて、楠木正成は、尊氏の軍勢を京の町に入れないためここに陣を構えたと伝わります。

    • 「敦盛遺児伝説」

      「敦盛遺児伝説」

      源平合戦、一の谷の戦いで討ち死にした平敦盛の遺児がこの松の下に捨てられいたところ、法然上人が拾われ立派な僧に育てられたとか。一乗寺下り松にはいろいろな歴史にまつわる物語があるのですね。

  • アプリで地図を見る
  • 外観も店内もアメリカンテイスト漂うお店。メニューはどれもアメリカンサイズで食べ応えあり。 私のお気に入りの「アボカドバーガー」もおなかいっぱいになります。その他、ロコモコやパスタ、ピッツアなどのフードも充実してますよ!

  • 白川通りから急な坂道をあがったところに位置する八大神社は、1294年創建の一乗寺の氏神。昔から「北天王」(北の祇園)と呼ばれ皇居守護神十二社のひとつでもあります。都の東北隅表鬼門に位置しています。 後水尾天皇、霊元天皇、光格天皇が修学院離宮へ行幸の際にお立ち寄りになったこともあるとか。 宮本武蔵、ゆかりの地と言うこともあり、参道には、武蔵に関連する懐かしの映画ポスターなどが貼ってあります。

    • 森の中の神社では

      森の中の神社では

      ご祭神は、スサノオノミコト、イナダヒメノミコト、ハチオオジノミコトで方除、厄除け、縁結び、学業の神様として厚く信仰されています。

    • 21歳のムサシ像✨

      八大神社境内地、一乗寺下り松で、吉岡一門と決闘をしたとされる頃の剣聖・宮本武蔵のブロンズ像が、2003年の神社御鎮座七百十年を記念し建立されました。勇ましい表情 二天一流の構えで立つ若きムサシに会いに来ませんか?

    • 初代「下り松」

      初代「下り松」

      こちらが初代の下り松。像のすぐそばにあります。約300年前の決闘を見守った松ですね。キラキラと神々しいです。

    • 下り松木片入り「勝守り」

      一乗寺下り松の古木の木片の一部が入った小さなお守りです。「何事にも打ち勝つお守り」として人気なんです。わが子の部活の試合前にもいただきに行きました。

    • お地蔵さん風の「布袋さん」

      お地蔵さん風の「布袋さん」

      神社の前に佇むお地蔵さま、ならぬ「布袋さん」。ぽってりふくよかなそのお姿を見ていると、思わずほほえんでしまいそうになります。まるでお地蔵さまを祀るスタイルでお祀りされています。

    • 一乗寺降魔不動明王

      一乗寺降魔不動明王

      布袋さんの右手には「一乗寺降魔不動明王」がお祀りされています。

    • 赤い炎を背負ったお不動さん

      赤い炎を背負ったお不動さん

      鋭い眼光、憤怒相のお不動さんは、「降魔不動」と言い悪魔を降服させるために恐ろしい姿をされているそうです。右手には<降魔の利剣>を、左手には<羂索(けんさく)>を持ち、一瞬にして諸悪や煩悩を焼き尽くし救ってくださるのです。ありがたや…。

  • 庭園造りの名手の石川丈山が1641年より隠棲した山荘跡で曹洞宗のお寺。正式には「凹凸窠(穴編に果)」(おうとつか)と言いでこぼこした地に建てた住居と言う意味だそうです。その中心にある一つの部屋に、中国の漢普唐宋の詩家36人の肖像を狩野探幽に描かせ、絵の頭上にそれらの各詩人の詩を丈山自らが書いて四方の壁に掲げた《詩仙の間》があることから「詩仙堂」と呼ばれるようになったようです。 石川丈山は、隷書、漢詩の大家であり、煎茶(文人茶)の開祖でもある人物。元々は徳川家康に仕える武士でしたが、33歳で隠退した後は、朱子学や禅を学び、詩仙堂を造営、没するまでの余生を詩、書、作庭を楽しんだ風雅な文化人でした。

    • 入り口の「小有洞の門」

      入り口の「小有洞の門」

      竹垣の門はタイムスリップしたかのような空間を作り上げています。この門をくぐると涼やかな竹林が…。

    • 春のさつき、秋の紅葉

      春のさつき、秋の紅葉

      白砂を敷き詰めた唐様庭園には小川が流れ、春にはさつき、秋には見事な紅葉が楽しめます。

    • 書院からの眺め

      書院からの眺め

      かつて丈山はここで、自ら作庭した庭を眺めながらその四季の移ろいを詩歌に映していたのでしょうか。

    • 丈山考案の「ししおどし」

      丈山考案の「ししおどし」

      ナント!日本で初めてししおどしが作られたのはこの詩仙堂なんですって。静まり返った空間に軽快な音を響かせるししおどし、これぞ!日本の風情ですね。ししおどしは元来、シカやイノシシを追い払うために作られたらしいです。

    • 嘯月楼(しょうげつろう)

      嘯月楼(しょうげつろう)

      こちらの1階から眺めるさつきは特に素晴らしく、この景色を見に観光客がたくさん訪れるんです!

    • 双鳩堂 詩仙堂茶店

      詩仙堂のすぐ横にある老舗の和菓子屋さん。ハトの形をした「鳩もち」は米粉を蒸して作るだんご菓子で<白>と<抹茶>、<ニッキ>の3色あります。昔懐かしい素朴な味デス。

  • 詩仙堂からほど近いお店。 ドライイーストの代わりにご飯やぐみなどの天然酵母を使って焼き上げるパン。小麦は国産のものを使用、赤ちゃんも安心して食べられる素材を厳選した無添加パンなのです。「こせちゃ」とは、スペイン語で収穫と言う意味だそうです。

    • オーガニックな雰囲気の店内

      オーガニックな雰囲気の店内

      こじんまりしたお店はすっきりとしていてコロコロしたかわいいパンが並んでいます。天気の良い日はお店横にあるテーブルでパンをいただく事も出来ますよ。

    • 蒸しパン最高です💛

      蒸しパン最高です💛

      丹波産の黒豆を甘~く炊きあげたのが入ってます。小麦のうまみと、お豆の甘みがホワッと広がるんです。

  • 下り松から白川通りへ出るまでにお店があります。 中谷さんは、3代に渡って丁稚羊羹を作り続けている和菓子の老舗店です。築40年の古民家を改装したお店は、ほっこりできる落ち着いた空間になっています。

    • 豊富なラインナップ

      豊富なラインナップ

      現在は3代めの若旦那と、パティシェの若女将のご夫婦が「和洋折衷菓子」を生み出されているそうです。店内のショーケースには上品なケーキやプリン、名物の丁稚羊羹などがズラリ!品揃えの豊富さに驚きます!

    • 絹ごし緑茶てぃらみす

      絹ごし緑茶てぃらみす

      店内にはカフェスペースがあり和洋のスーツがいただけますよ。枯山水のお庭をイメージして作られた「絹ごし緑茶てぃらみす」は、豆乳、白あんに加え 生クリームフロマージュブラン、柳桜園さんのお抹茶を贅沢に配合してあります。売り切れ必至の逸品…お試しあれ。

    • ごはんものもあります

      ごはんものもあります

      季節によって変わるご飯もののセット。写真は、9月下旬~5月下旬に提供される「京雑煮のいろどりごはん」(1000円)白味噌仕立てのお雑煮は京都人なら誰もが好きな味(^^)vごま豆腐ももったりとおいしいです。

  • アプリで地図を見る
  • 864年、安恵僧都により天台宗の寺院として建立されたのですが、一時 荒廃したと言います。しかし、江戸時代中期に圓光寺の鉄舟(てっしゅう)和尚が再興、臨済宗寺院となりました。境内には芭蕉の塚や句碑、青木月斗、蕪村らのお墓があります。また江戸時代の井伊直弼のスパイとされる村山たか女が尼となって晩年を過ごした寺としてもしられています。 *憂き我をさびしがらせよ閑古鳥(芭蕉) *耳目肺腸ここに玉巻く芭蕉庵(蕪村) *徂く春や京を人目の墓どころ(虚子) …これらは、この寺で詠まれた歌の数々です。芭蕉を慕う文人に愛された金福寺… ここは、静かにゆっくり雰囲気を味わえる穴場的なお寺ですよ。

    • 紅葉が美しい枯山水の庭園

      さつきの築山と白砂の枯山水のお庭。斜面を活用した3段の生垣越しに芭蕉庵の茅葺き屋根が望めます。 秋の紅葉時期はまた違った表情を見せてくれますよ。

    • 芭蕉庵

      芭蕉庵

      俳聖・松尾芭蕉が京都に吟行した際、こちらの草庵で鉄舟和尚と親交を深め、その後この庵は「芭蕉庵」と呼ばれるようになったと言います。後に荒廃した庵を芭蕉を敬慕する与謝蕪村が再興したと伝わります。高台に位置しているので、見晴らしがとてもいいです💛

    • 蕪村作の芭蕉画

      蕪村作の芭蕉画

      書院内部の床の間には与謝蕪村が描いた「芭蕉翁像」が見られます。俳諧の先師として本当に尊敬されていたのですね。

    • 村山たか女の参り墓

      村山たか女の参り墓

      井伊直弼の恋人だとも伝わる村山たか女(たかじょ)は安政の大獄の時、幕末の京都で密偵として働き、幕府に情報を流していたようです。桜田門外の変の後、たか女は捕らえられましたが、死罪はまぬがれこのお寺で出家しました。写真は、たか女の参り墓…直弼への愛ゆえに危険な活動に身を投じていた女性はここで、14年間隠棲し生涯を閉じたと言います。

    • 三毛猫の「福ちゃん」にもあえるかな?

      三毛猫の「福ちゃん」にもあえるかな?

      ここには、「福ちゃん」と言う名のニャンコがいることでも有名なんです。ひょっこり現れての~んびり縁側で寝そべってる姿がなぜか、お寺の風景とマッチしてシャッターを切りたくなるんですよね(^^♪

  • 一乗寺の住宅街にひっそりと佇む小さなお寺、「波切不動尊」(なみきりふどうそん)は、高野山真言宗の寺院でご本尊は波切不動明王です。弘法大師が唐から帰国の途中嵐に会い、祈願したのがこの波切不動尊と言われています。木で彫って作ったお不動さんを荒れ狂う海へ投げ入れると嵐が止み、無事、日本へたどりつくことができたのだとか…。

    • 霊験あらたかな仏像

      霊験あらたかな仏像

      投げ入れたお不動さんは、大波を切るかの如く剣を振り、波を納めたのだそう。この、波切不動さんは、日本が認めた最も霊験あらたかな仏像とされているようです。以後、弘法大師の守り本尊として高野山南院にも祀られているそうです。

    • ほほえみ大師さま

      奥の本堂まで一直線にのびた境内はとっても静かで風がそよぐ音が聞こえてきそうです。左手には笠をかぶった弘法大師の像が。

    • 小さなお滝も…

      小さなお滝も…

      本堂の裏から水の音が…。一筋の滝がありお不動さんが祀られています。ここで滝行をされるのでしょうか。

    • ボケ封じのご利益もアリ

      ボケ封じのご利益もアリ

      杉良太郎さんの歌の歌詞が書いてありました。「ボケたらあかん そのために 頭の洗濯 生きがいに 何か一つの趣味持って せいぜい長生きしなはれや」…」なんだか心がじんわりしませんか?

  • 白川通りから北へちょっと入ったところにある中華のお店。ランチ時はいつもたくさんのお客さんでにぎわっています。 こちらの店主さんは、岡崎の中華の名店・「京、精華」で腕を磨かれた後独立されたのだとか。 ランチなのにコース的に品数がありお得感たっぷり♡お味も太鼓判です。正統派の中華!ご賞味ください(#^.^#)

    • エントランス

      エントランス

      一見、カフェのような店構え。 前には駐車スペースもあります。

    • 前菜3品

      前菜3品

      小さめのお皿がいい! 干し豆腐の和え物、ナスのピリ辛炒め、よだれ鶏。こんなに!?うれしいですねぇ。 お酒が欲しくなる小鉢アラカルト。今時点で、うまい!を確信です。

    • 近江牛すじ麻婆豆腐のランチセット

      近江牛すじ麻婆豆腐のランチセット

      次にメインの麻婆豆腐です。粗目にきざんだ近江牛のすじが入っているのですがほろほろでやわらか~いのです。北白川の清水豆腐さんのうまみたっぷりの豆腐との絡みもバツグン!辛いんだけどおいしい~。 ご飯はおかわり自由なのもポイント高め。 スープとザーサイがついてます。

    • あつあつの焼売も

      あつあつの焼売も

      と、今度はかわいい蒸しカゴが運ばれてきましたよ。 焼売です。カラシや醤油はつけません。しっかり味がついていて、ジュワ~ッと肉汁がでてきます。

    • デザートの杏仁豆腐

      デザートの杏仁豆腐

      お口直しにもなる絶品・杏仁豆腐。 上にシロップがかかっていて下にはまろやかな杏仁豆腐が…。ここのお店の杏仁豆腐をいただいてから大好物になったんです。ホントおいしい。

  • 781年、桓武天皇勅願で平安京の鬼門守護として<咜怒鬼(タヌキ)不動明王>が安置されたのが始まり。「鬼を叱る」ほどの険しい表情をされたお不動さんは、悪霊退散、災難、難病を取り除いて下さる霊験あらたかなお不動さんとして厚く信仰されています。 がん封じの笹酒や接待や狸谷山火渡りなどの行事には多くの人が訪れます。石段を登り切ると、懸崖造りの清水寺によく似た本堂がそびえ立っています。山の澄んだ空気を感じながら市内が一望できます。

    • たくさんのタヌキさんに出迎えられて…

      たくさんのタヌキさんに出迎えられて…

      白川通りから急な坂道をフーフー言いながら登り切ること10数分…車のお祓い所を過ぎ、もうしばらく進むと辺りは鬱蒼としてきます。 その先に…辿り着きました! 信楽焼のタヌキの置物がズラリ!独特の雰囲気だ~~。

    • 250段の階段を登ると本堂です

      250段の階段を登ると本堂です

      森の中の石段を頑張って登ります。木漏れ日や、鳥のさえずりを聞きながら進めますよ、しんどいけど…。 途中、タヌキさんにまつわるおもしろクイズなどもあり楽しめるようになっています。

    • 「あともう少し!」と励ましてくださってるようです

      「あともう少し!」と励ましてくださってるようです

      途中で弘法大師さんが出迎えて下さいます。「迎え大師」と呼ばれているそうです。腰に「健脚わらじ」をいっぱいぶら下げています。参拝者が願掛けでくくりつけていく様です。 すぐそばにある弘法大師・光明殿では四国八十八箇所のお砂踏みができます。

    • タヌキさん、ありがとう✨

      タヌキさん、ありがとう✨

      「あと、半分ですよ!」と励まされている感じ。ありがたいです。

    • 到着!

      到着!

      左手に見えて来たのは子ぶりながらも堂々たる懸崖(けんがい)造りの本堂です。背後の洞窟に安置されているご本尊のお不動さんを取り囲むような形で造られているそうです。

    • 難病平癒のご神徳

      難病平癒のご神徳

      病気平癒の祈願に訪れる人が多い狸谷山不動さん、本堂前の柱にはガン封じの願をかけた木札がびっしりかけられています。 また、「なで御幣」と言うお守りが売られていてそれで患部を撫でることでガン封じや難病除けになるとか…。

    • ごほうびのロケーション♪

      ごほうびのロケーション♪

      本堂の舞台からは眼下に京都市内を見下ろすことが出来ますよ。正面に、五山の送り火のひとつ「船形」が。 澄んだ空気を存分に吸い込んでほっとひと息…。

    • 「衣食住の神さま」三社明神堂

      「衣食住の神さま」三社明神堂

      本堂の下には小さなお社がいくつかあります。 こちらは享保年間に木食上人によって勧請されたそうです。

    • 武蔵の滝行の場

      武蔵の滝行の場

      宮本武蔵がふもとの一乗寺下り松で吉岡一門と決闘する前にここで滝行をしたとされています。 現在は滝行はできませんが、神聖な雰囲気の滝に小さなお不動さんが祀られていました。

    • 「他を抜く」⇒「タヌキ」

      「他を抜く」⇒「タヌキ」

      境内のあちこちにたぬきの置物があります。本当はこの動物の「たぬき」じゃないんですけどね…。「他を抜く」と言う事からスポーツ、芸能関係者が多く訪れるとか。

    • 愛車のお祓い

      愛車のお祓い

      「交通安全自動車祈祷所」。京都では比較的有名な車のお祓いのお寺なんです。狸谷さんの交通安全ステッカーを貼っている車をホントよく見ます。 「タヌキだにさんで車のお祓い」は京都人にとってはとてもポピュラーなんです。

  • 叡山電鉄「一乗寺駅」で降りて商店街を歩いて3分。「648471」と外観に表示してありますが、これは⇒「むしやしない」と読むそうです。京都の言葉で、おなかの虫を養う…事から、「ちょこっと食べるおやつ」の事なんだそうです。和の素材を使って作られるスイーツの数々…特に、豆乳がよく使われています。 写真は「むしやなべ」。お鍋の中にフルーツたっぷりのケーキ? いえいえ、実はお鍋もビスケットでできていて食べられちゃうんです!いつかは食べてみたい…そんな「むしやしない」の大人気商品デス。

    • カフェあります☕

      カフェあります☕

      奥にはケーキがいただけるカフェが併設されているので観光中の休憩に最適ですよ。ホッと一息つきませんか。

    • 四季に合わせたスイーツがいろいろ楽しめます💛

      四季に合わせたスイーツがいろいろ楽しめます💛

      京都の夏を彩る「五山送り火」だってホラ!こんなに可愛いクッキーに!

  • アプリで地図を見る
  • 背脂トンコツ醤油のスープにドーン!!!俗に言う「てんこ盛り」ってやつですね。極太麺に野菜とぶ厚いチャーシューがはみ出さんばかりに乗っています。女性の私には、チョット、いやかなりヘビーでした。でもでもお味は絶品!スープにからませて食べると意外とペロリといけるんです。完全に高校、大学生ご用達店です。

    • 食券をまず買います

      食券をまず買います

      店に入ってまずすることは、券売機でお好みのラーメンの食券を買うこと。その後は、左側にあるお箸やレンゲ、お水などをセルフで取り席へ。食券をカンターに出しておまちください。

    • 超ボリューミー!

      超ボリューミー!

      これで「並」。普通の3倍近いボリュームが圧巻!野菜を食べてる途中でおなかがふくれてきます…(-_-;)が、麺がもちもちでおいしくて結局、完食。うーんとおなかをへらしておでかけください。 調味料はありません。持ち込みOKだとか。

  • 初夏の青もみじ、秋の紅葉が有名な圓光寺は臨済宗南禅寺派のお寺。慶長6年(1601年)、徳川家康が国内数学の発展を図るために市内、伏見に圓光寺を建立し学校としたのが始まりとされています。家康は門をたたく者は僧俗問わず入学を許したといいます。その後、寛文7年(1667年)、現在の地に移されました。 また、多くの書籍が刊行され伏見版、圓光寺版と称されました。出版に使われた”木活字”も残されており見ることができます。

    • 山門

      山門

      手入れの行き届いた前庭の緑がキレイな正面の山門。入ったところで入山料を納めます。 写真集のようなお寺のパンフレットをいただきました♡ステキです。

    • 講堂「瑞雲閣」と「奔龍庭」

      講堂「瑞雲閣」と「奔龍庭」

      白砂の雲海を自由に泳ぐ龍を表現した枯山水のお庭。 そびえたつ石柱は井戸の部材として使われていたもので、龍の周囲で光る稲妻を表現しているそう。 様々な角度から見ることができ、違った印象を持てます。

    • 白砂が印象的です

      白砂が印象的です

      このお庭はあえて未完成のままにしてあるのだとか。 鑑賞する人それぞれの心で完成させるという意図があるそうです。そう、自由に見て感じればいいのですよね。

    • 円山応挙作「竹林図屏風」も見れます

      円山応挙作「竹林図屏風」も見れます

      お庭を堪能した後は奥の講堂へ。 靴を脱いで上がれるようになっています。こちらにはお寺が所蔵する貴重な美術品などが展示されています。ぜひ見ていただきたいのが、重要文化財に指定されている円山応挙作の「雨竹風竹図屏風(六曲一双)」です。境内の竹林を描いたものなのだとか。

    • 他にも…

      他にも…

      日本のごくごく初期の木活字も。なんと、5万個も所蔵されているそうです。慶長4年(1599年)に家康公から送られたこの木活字で「孔子家語」や「貞観政要」などの書籍が出版されました。

    • 格子窓越しの青もみじもいいですね

      格子窓越しの青もみじもいいですね

      キレイですね。 窓の向こう側は縁側になっているので腰かけてゆっくり新緑を見ることができますよ。 視界いっぱいに若い緑色の風景が広がります。

    • 本堂へ続く小径

      本堂へ続く小径

      シャクナゲなどが咲く小径を進むと左手に本堂が見えてきます。 その入り口には…。↓

    • 水琴窟

      水琴窟

      さりげなく飾られた季節の花が美しい水琴窟が。縁が広い盃型の手水鉢と使った「圓光寺型」と呼ばれるものだそうで珍しいのだとか。 杓で少しづつ水を敷石にかけてみると竹筒から澄んだ音色が響いてきますよ。いつまでも聞いていたい美しい音です♪

    • 方丈から眺める池泉回遊式庭園「十牛之庭」

      方丈から眺める池泉回遊式庭園「十牛之庭」

      本堂で千手観音さまに祈りを捧げたら右手の方丈へ。 そこには、こんな風景が広がっていました。名庭「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」です。(十牛とは、禅の悟りに至る道筋を表している言葉)南側には洛北最古の泉水・栖龍池があります。

    • 富岡鉄斎作の襖絵「米點山水図」

      富岡鉄斎作の襖絵「米點山水図」

      さりげなくスゴイ作品が…。方丈の間の襖絵です。明治18年(1885年)に鉄斎がお寺を訪れた際に描いたそうです。 米點(べいてん)という技法を取り入れたこの絵はすべて点描で描かれているんですよ。 繊細でいて雄大な山水画です。

    • 応挙竹林

      応挙竹林

      十牛之庭の奥には涼やかな竹林が…こちらは、円山応挙がよく訪れたという竹林。 吹き抜ける風の心地よさを感じてみてくださいね。小径を進んでいくと市内が見渡せる高台がありますよ。

    • 座禅堂

      座禅堂

      自然光がさしこむ座禅堂。 一般の方向けの座禅会が開催されているそうです。興味あるなぁ。

このおでかけプラン作者はこの人!

TATSU-.-HINA
TATSU-.-HINA
おでかけプラン65
Holidayでおでかけプランを作ってみませんか!おでかけプランの作成はパソコンからアクセス
フォトレポ1件
フォトレポを送る

ししおどしの音が響くお庭を眺めて、癒されました(^^)

S♡
S♡

16/08/10

TATSU-.-HINA
ようこそ京都へ💗暑さの中に涼を見つけられるお庭ですよね。

ご利用のブラウザでは正しく画面が表示されない、もしくは一部の機能が使えない可能性がございます。以下の推奨環境でご利用ください。

推奨環境:Google Chrome 最新版、Safari 最新版