木之本へ「噂のサラダパン」を買いに行く旅
滋賀木之本へ「噂のサラダパン」を買いに行く旅
今回はズバリ、テレビで紹介され超有名になった「サラダパン」を探しに行く旅です。 とはいえ探すと言ってもそれ程困難なわけでもなく、木之本で8号線の旧街道へ入るとすぐに分かります。 購入したサラダパンをその場で頂いた後、あらためて木之本の町を散策したのでした。 町の表通りはともかく、路地を一本中に入ると昔ながらの町があったりしていろいろ発見がありました。 木之本は昔から交通の要衝で、琵琶湖やマキノ町、敦賀へ抜ける重要なポイント。 地元の方しか知らない敦賀への抜け道があったりします。
噂のサラダパン。元々人気があったそうですが、テレビで紹介されてから大ブレイク。休日には店の前に車がずらりと停まり、それこそ10個単位で買い求める姿が後を絶たない。そのサラダパンの正体は、細かく切り刻んだ沢庵とマヨネーズと和えた具をコッペに挟んだパン。聞くと微妙な感がするものの、食べてみると意外に美味しい。発案した方、ナイスです。
店舗は地蔵院近く
外観はごく普通の地味なパン屋さんです。いわゆる旧街道沿いにあります。店の前に車が多数停まってたり、バイクや自転車が停まってたりしますのですぐわかるかと。
現在の街道自体が国道8号線から外れてしまってるせいもあり、わざわざ町の中に入らないことには旧街道に入ることは無いでしょう。しかし、それだけに意外に風情ある町並みが残っています。木ノ本駅から商店街を進み正面が町の中心。
北国街道
米原あたりから長浜を通って木之本を貫き北陸に至る街道。木之本地蔵院を中心とした南北に面影が残ります。
薬問屋かな
軒下に下がってる札を見ると、かつては薬屋か問屋ではなかったかと想像できます。現在看板だけですが風情たっぷり。
弘法大師堂
表街道から路地に入った先に弘法堂がありました。ただしナンバーズではないようです。
木之本の路地
右側はどうやら作り酒屋の酒蔵のようです。白壁が良いですね。この先に弘法大師堂があります。
北側の方が良い感じ
地蔵院から南の街道が賑やかなのですが、実際趣があるのはむしろ静かな北側。ただし酒屋があるくらいで何もありません。
巨大地蔵様が目印、木之本の町の中心に地蔵院があります。ここでは特に「目」に関するお願いごとが専門であるようです。本堂下には戒壇めぐりがあり、代金はセルフになっています。
巨大地蔵様
遠くから見えるかと言うと、実はよく見えません。実際には境内に入り右側を見るとすぐ目につきます。
カエルの手水
境内にはカエルの身代わり願掛けがあるようです。そっか、カエルに身代わりさせるのか。
戒壇巡り
本堂から一旦外に出て右側に廻ると出入口があります。
右奥にも
本堂右側奥の参拝もお忘れなく
銀行っぽい建物だかと思ってたらビンゴでした。現在ではスペースとして一般公開し、数々の展示会等で使用されているようです。
黒田官兵衛博覧会
平成26年の一年間は黒田勘兵衛博覧会が行われています。専用無料駐車場がありますので、とりあえず目の前までどうぞ。
木之本地蔵院の奥に位置する神社。小さい神社かと思ったら思いの外大きな神社でした。
こちらが拝殿
鳥居からずーっと歩いて行き、石段を上がったところが拝殿。
各方面の神様
天満宮、豊栄神社、稲荷神社等の各種専門神社が揃っています。
狛犬だね
このような形のたてがみは初めて見たかも後ろから見るとまるでソバージュ風。
田上山観音寺
決して同じ敷地内ではないものの、拝殿すぐ隣りに観音寺があります。
木之本の玄関口。現在は寂しい限りだが、駅の規模を見るとかつては相当栄えたのだろう。
JR西日本だね
岐阜からすると米原までがJR東海で、その先は西日本なんだよね。こんなに近いのに隣なんだね。Toicaを境界跨いで使えないし。あぁ不便。
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この辺りが琵琶湖の一番北の地域になります。ここらの小さな湾でさえ大きいなと思うのですが、琵琶湖本体はもっと広いんですよね。余程天気が良くないと対岸が見えません。
国宝十一面観音立像があるらしいということで行ってみました。しかしそれらは全て有料でしかも時間的に押していたため苦渋の判断でパスしました。
木之本辺りの方は敦賀へ行くのに8号線ではなく、こちらの抜け道っぽい365号線を使用します。8号線のように峠を通らずに済むメリットがありますが、写真で見てわかるように一台分車幅ギリのため、信号による相互通行です。でもね、トンネルの中が作られた当時そのままなので面白いですよ。