見所いっぱい!南紀の聖地「那智」と温泉巡り
和歌山見所いっぱい!南紀の聖地「那智」と温泉巡り
西国三十三観音巡りを始めて思ったことは、全てが遠いということ。中でも第一番札所が最悪最凶的に遠いんですね。かつて普通電車で南紀に行った時は文字通り日が暮れました。しかし最近では高速道路が徐々に伸びて一気に尾鷲まで到達できる時代になり、随分便利になりました。一番の問題は、一番札所の近くに他の札所が無い事。これに尽きます。那智の一番札所だけ単独で遠く離れている為実質1日一箇所しか回れない。何だか凄く勿体無いのです。そこで、他の札所と掛けるのはハナから諦め、それ以外で楽しもうではないかと考えたのが今回のプラン。西国一番札所の青岸渡寺からスタートし、神社と温泉。更には尾鷲で旨いものを食るという贅沢なプランです。
西国三十三所観音第一番札所 事実上紀伊半島のほぼ先端にある札所で、他のどの札所よりも遠い為なかなか行きにくい。那智の滝近くにあるので滝と一緒に掛けると良い。一応専用駐車場(有料)があるものの、那智の滝近くの駐車場を利用したほうが、青岸渡寺の参道や那智の滝両方楽しむことが出来る。いっそ食事をするのを前提で便利な場所にある土産屋駐車場に停めてしまった方が便利かも。長い参道には同じような店が並ぶが価格が微妙に違う。行きにリサーチして帰りに購入することを勧める。もしここから巡礼を始める場合、ここで朱印帳や白衣など一式揃うので安心。 その他の写真はこちらをクリック →
参道の看板
参道口の案内看板です。現在位置と道順を軽く頭に入れておくと良いでしょう。
ここから参道スタート
此処から先が青岸渡寺も熊野那智大社へも参道はおなじ。慌てすぎると先が続きませんからのんびりとどうぞ。
休憩所があったりする
丁度半分くらいのところでしょうか、休憩所があります。一気に上るもよし、一息つくのも良し。近くに昔の休憩所跡がありますが、中へははいれません。
まだまだ石段が続く
ここが土産屋街のラストです。この先にはありません。この先右側に小さな観音堂があるのでお忘れなく。
ここが熊野神社との分岐点
ここから先は右が青岸渡寺で、左が熊野那智大社になります。ですが結果的に境内は繋がってますのでどちらを選択しても同じです。
ようやく山門に到着
分岐点から上がると間もなく山門に到達しますが、境内は更に上です。もう一息ですから頑張りましょう。
青岸渡寺本堂
ここまでお疲れ様でした。息を整え落ち着いてから参拝を。少し言わせてもらうと、賽銭箱両側の売店が目障りです。監視されてるようで嫌ですね。
那智の大滝スポット
石段を上がり詰めた境内の右側が那智の大滝のビュースポットです。更に言うと写真左側の三重塔(有料)からがベストポイント。
御朱印
御朱印は本堂入って右側で頂けます。ここで一つアドバイスですが、朱印を書く人によって書が違います。文字をよく観察した上で書いてもうと良いでしょう。
熊野三山グループの神社。青岸渡寺すぐ隣りにあります。参道も途中分岐するまでは同じです。境内は繋がっていますのでどちらが先でも構わないかと。駐車場は青岸渡寺の駐車場を利用することになりますが、結局有料だし案外高いので体力さえ問題ないなら参道下の駐車場を利用して参道を歩くことをオススメします。 その他の写真はこちらをクリック→
上の鳥居が境内
参道分岐点から石段を上がるとここに到達します。長いこと歩いてようやくゴールが見えました。境内まであと一息です。
宝物殿
境内にある宝物殿。完全にスルーしたので詳しくはわかりません。
お願いの護摩木
願い事を護摩木に記入して、この先にある火にくべるということです。
朱色の拝殿
隣の青岸渡寺同様ですが、観光バスがひっきりなしに来る関係で凄く混雑します。鈴を鳴らしたらすぐ脇にどいてお参りしましょう。
神社とお寺の連絡路
青岸渡寺と熊野那智大社境内は繋がっていますのでどちらが先でも構わないかと思います。
帰り道、たまたま看板を見て食べたくなりました。店に入ると写真のアイスと黒飴餅入り等三種類あり、黒飴餅入りカップアイスを注文。これがすっごく美味しくてヒットでした。写真はありません、悪しからず。
全国巷にある「熊野神社」の総元締め。那智勝浦からすぐ北にある新宮から川沿いに上流へ40分ほど走った先にあります。しかし何故こんな辺鄙な場所に神社が? 駐車場は何箇所かあるようですが、便利が良い近くの駐車場は台数が少なく激戦地です。 その他の写真はクリック先のブログ参照→
ここから参道スタート
大きな石碑があるのですぐにわかります。
またしても石段かよっ
午前中さんざん石段を上がったのに、またしても石段です。うんざりしたものの、案外段数が少なくて安心しました。
この中が本殿になります
石段を上がりきり、宝物殿や売店横路通り過ぎるといよいよこの門の先が本殿ですね。
第三殿が本宮らしい
門の正面にあるのがこじんまりとした第三殿で、説明によるとこちらが本宮らしいです。
第一殿から順番に
左から順に第一殿、第二殿、第三殿、第四殿となっています。
こちらが拝殿らしい
ようするにご祈祷等を行うのはこちらだということでしょうか。この時内部にはサッカーのユニフォームが飾られていました。
参道すぐ横の土産屋さん
この「もうで餅」はここでしか売ってないそうです。サンプルだけ頂きましたがとても美味しかったです。購入しなくてすみません。
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ここら辺りは温泉が多い地域で、川湯温泉等の面白い温泉が数多く存在しています。その中の1つである湯の峰温泉が今回のターゲット。ここには「つぼ湯」があるという。一人しか入れない天然の湯船に源泉掛け流しという良質な温泉。一度入ってみたいと思っていました。場所は熊野本宮大社から少し南下してトンネルをくぐった先になります。30分掛からず到着しますが道が狭いのですれ違いにご注意を。 温泉の正確な位置はクリック先の地図を参照→
90度の温泉が出てるらしい
辺り一面硫黄臭が漂う河原に源泉が出てる井戸があるようです。近くの商店でネット入りの生玉子を購入して入れておくと10~15分程で温泉卵になるそうです。(やりたかった!)
右側が源泉100%温泉
結局つぼ湯は待ち時間2時間という事で断念。そのかわり2種類ある内風呂のうち、源泉100%使用の「薬湯」に入りました。ちなみにもう一つは「源泉70%」だそうです。
意外と熱いので注意
もっと混んでるかと思ったら先客は一人だけ。そのせいなのか温泉が熱かった。恐らく45度以上ではないかと。
湯の花を確認
この部分から源泉が入っています。湯の花もしっかり確認しました。正真正銘の源泉100%掛け流し確定です。
薬王山 東光寺
公衆温泉前には温泉っぽい名前の寺があり、薬師様がいらっしゃるそうです。(あぁ、また札所だ)
尾鷲といえば世界遺産「熊野古道」を想像する方が多いですが、尾鷲の町だって面白いのです。歩いて良し、見て良し、食べて良し。特に海産物が新鮮で安いのが特徴。観光案内所周辺が特に賑やかなので、とりあえず観光案内所へ行ってみると親切丁寧に教えてくれます。 観光案内所の正確な場所はクリック先の地図を参照→
ここが観光案内所
一応駐車場がありますが、周囲の道は非常に狭いです。道に迷うと大変ですので地図でしっかりと確認してから行きましょう。
新鮮刺身が美味しい
たまたまイベントがあり刺し身をいただきました。何を食べてもコリコリのプリップリ。
海鮮ユッケ丼が旨い
観光案内所で、近くで海鮮丼を食べれる場所を教えてもらいました。ネタは全て地モノだそうです。コチジャンとごま油で美味しく頂きました。
観光的な休憩所もある
何気にのんびりできる休憩所「馬越屋」。実はこの周辺が尾鷲市面白スポットの中心地。鮮魚店や干物店が数多く集まっている。
尾鷲土産とか尾鷲ぐるめなど、一通り揃っています。どれもこれも美味しそうで迷ってしまいます。お持ち帰りの際は冷蔵用のクーラー必須。
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