横浜のレトロビル散歩 横浜三塔物語エリア
神奈川横浜のレトロビル散歩 横浜三塔物語エリア
テレビ朝日の番組「百年名家」で「横浜三塔物語 ~港町を彩るキング・クイーン・ジャック~」と、横浜の近代建築特集が放映されていました。横浜市中区付近には、この三塔以外にも洋風近代建築が沢山残っているので散策プランを作ってみました。 横浜三塔に限らず、横浜の近代建築(ビル系)は日本大通り駅から馬車道駅あたりに集中しています。まずは、Aの日本大通り駅でみなとみらい線を降りたら駅コンコースにある「三塔広場」に立ち寄ります。横浜三塔が描かれた銅版レリーフや足型マークもあり、隠れ横浜三塔物語スポットになっているようです。
横浜三塔物語 横浜三塔は、戦争等をくぐり抜け建ち続けてきました。いつしか船員達が航海の安全を祈り、これを目印に入港したと言われています。この三塔ですが、実は一度に見ることができる場所は限られています。 ①赤レンガパーク ②日本大通り ③大さん橋 この3つのスポットを1日で巡ると、願いが叶うという伝説があります。これが「横浜三塔物語」です。カップルで巡ると結ばれるという噂もあります。この3つのスポットには目印が設けられています。皆さんも探して、少し幸せになりませんか。 神奈川県HP 横浜三塔物語より http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p630421.html
日本大通り駅
日本大通り駅 三塔広場の壁絵
「ジャック」横浜市開港記念会館は、東南隅に時計塔、西南隅に八角ドーム、西北隅に角ドームを配しています(1917年竣工)。
横浜市開港記念会館(ジャック)
横浜市開港記念会館(ジャック)
日本大通り駅からすぐの横浜市開港記念館です。このアングルで真下にいる時は、上に塔があることに気が付きませんでした。
横浜市開港記念会館(ジャック)
横浜市開港記念会館(ジャック)の壁際には商工会議所発祥記念碑もあります。
横浜市開港記念会館(ジャック)
横浜市開港記念会館(ジャック)
三井住友銀行 横浜支店
「キング」神奈川県庁は、五重塔をイメージさせるスタイルで、昭和初期に流行した帝冠様式のはしりといわれています(1928年竣工)。
神奈川県庁本庁舎(キング)
日本大通り駅からの神奈川県庁ですが、建物の正面に回らないと塔らしくありませんね。。
神奈川県庁本庁舎(キング)
神奈川県庁本庁舎(キング)
神奈川県庁本庁舎(キング)
横浜市開港記念会館とは別物で神奈川県庁の前にあります。
横浜開港資料館
展示室は有料ですが、それ以外の建物内部は無料で見学する事が出来ます。
横浜海洋会館
横浜海洋会館
横浜海洋会館 旧大倉商事横浜出張所
横浜貿易会館
横浜海洋会館に続く横浜貿易会館、とまちらも旧は大倉商事横浜出張所だそうです。
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横浜税関は、安政6年に横浜が開港して以来の伝統を持つ国の機関です。 1934(昭和9)年に建てられた三代目となる今の建物は、イスラム寺院を想わせる緑青色のドームが印象的です。 横浜三塔の一つとして、神奈川県庁本庁舎=キング、横浜税関=クイーン、横浜市開港記念会館=ジャックの愛称で親しまれています。
ピア象の鼻から横浜税関
ピア象の鼻から横浜税関を見ると塔の存在が強調されます。
ピア象の鼻から横浜税関
ピア象の鼻から横浜税関
象の鼻テラス前から横浜税関
象の鼻パーク内の象の鼻テラス前から横浜税関
神奈川県庁から横浜税関
神奈川県庁正面から横浜税関の塔を見る事は出来ます。
横浜税関
横浜税関
横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」
横浜税関内部には「クイーンのひろば」とも呼ばれる横浜税関資料展示室があります。 入口の犬はマスコットキャラクターのカスタム君。入場料無料で横浜税関や密輸の歴史などが学べます。 横浜市 中区海岸通1-1
横浜税関資料展示室
横浜税関資料展示室
横浜税関資料展示室
横浜税関資料展示室
横浜税関資料展示室
昔の税関職員の制服
横浜税関と赤レンガパークを結ぶ海寄りルートが象の鼻パークです。ここには、象の鼻防波堤、象の鼻テラス、開港の丘などのポイントがあります。
横浜三塔が見える
最初に引用した横浜市HPでは触れられていませんが、象の鼻パークからも横浜三塔を一度に見ることが出来ます。
象の鼻防波堤
この防波堤を上から見ると象の鼻に見える様です。
象の鼻テラス
象の鼻パークの中心に象の鼻テラスがあります。食事などが出来るようですが行列しているので避けてしまいました。
開港の丘
象の鼻パークには開港の丘と名付けられた遺構があります。
イベント開催中
この時、象の鼻パークではイベント開催中でした。
イベント開催中
この時、象の鼻パークではイベント開催中でした。
イベント開催中
この時、象の鼻パークではイベント開催中でした。
象の鼻パークから横浜赤レンガパーク
象の鼻パークから新港橋梁で運河を渡ると赤レンガ倉庫のある赤レンガパークです
象の鼻防波堤
象の鼻防波堤の向こうにある大桟橋に大型客船入港
横浜赤レンガ倉庫の1号倉庫は1908(明治41年)着工、1913(大正2年)竣工、 隣に並ぶ2号倉庫は1907(明治40年)着工、1911(明治44年)竣工。 2002年に全面的に改装されるまでは、雑誌の撮影に使われる程度の廃墟だった記憶があります。
横浜赤レンガ倉庫1号館
横浜赤レンガ倉庫の内部は飲食、お土産、雑貨などが中心の商業ビルです。
横浜赤レンガ倉庫2号館
横浜赤レンガ倉庫2号館
横浜赤レンガ倉庫の内装
横浜赤レンガ倉庫の内装は、商業ビルとなりエレベーターやエスカレーターが後付けされたにもかかわらず、当時のイメージを伝えています。改装時の設計、デザイン、関係者調整には大変なご苦労があったことかと。。
横浜赤レンガ倉庫の内装
横浜赤レンガ倉庫の内装は、商業ビルとなりエレベーターやエスカレーターが後付けされたにもかかわらず、当時のイメージを伝えています。改装時の設計、デザイン、関係者調整には大変なご苦労があったことかと。。
幸せの鐘
幸せの鐘を鳴らすと幸せになるそうです。2号館2階の海寄りにありました。結構、大きな音がします。
横浜郵船ビル(日本郵船歴史博物館)1936年は、とても大きな建物なので全体を撮影するのに苦労します。
日本郵船歴史博物館 横浜市
横浜郵船ビル(日本郵船歴史博物館)1936年は、とても大きな建物なので全体を撮影するのに苦労します。
日本郵船歴史博物館 横浜市
日本郵船歴史博物館は内部も当時のデザインが保たれています。博物館自体は有料ですが、ミュージアムショップや企業紹介コーナーには無料で立ち寄れます。有料の博物館内は撮影禁止です。
日本郵船歴史博物館 横浜市
日本郵船歴史博物館は内部も当時のデザインが保たれています。博物館自体は有料ですが、ミュージアムショップや企業紹介コーナーには無料で立ち寄れます。有料の博物館内は撮影禁止です。
日本郵船歴史博物館 横浜市
日本郵船歴史博物館のミュージアムショップには無料エリアにあります。船、海、横浜などをテーマにした雑貨がを見ているだけでも楽しめます。山下公園の氷川丸をテーマにした文具は横浜土産に最適でした。
日本郵船歴史博物館 横浜市
日本郵船歴史博物館 横浜市
1936(昭和11)年に建てられた旧の横浜銀行集会所、横浜銀行協会、横浜手形交換所は、関内駅前から続く馬車道通りが終わった先にあります。 横浜市中区本町3丁目28
横浜銀行協会 横浜手形交換所
オフィス街にあります
横浜銀行協会 横浜手形交換所
横浜銀行協会 横浜手形交換所 横浜市中区本町3丁目28
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旧富士銀行横浜支店は、東京芸術大学大学院 映像研究科として使われています。
旧富士銀行横浜支店
旧富士銀行横浜支店は、東京芸術大学大学院 映像研究科として使われています。
旧富士銀行横浜支店
横浜市中区本町4丁目44に建つ旧富士銀行横浜支店(建築当初は安田銀行)は、2005年より東京芸術大学大学院 映像研究科として使われています。 銀行の建物なので面白味は少ないですが、馬車道と本町通りの角にあるので目に付くビルの一つではあります。
馬車道の海側終端
馬車道の海側終端
馬車道のガス灯
馬車道のガス灯
牛馬飲水
牛馬飲水 大正6年 馬車道十番館前 神奈川動物愛護会 社団法人帝国競馬協会
馬車道駅前の神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)
神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)
神奈川県立歴史博物館の正面玄関あたり引きがないので、建物全体を写真に収める撮影アングルが限られます
神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)
神奈川県立歴史博物館は長期休館中です。
損保ジャパン日本興亜馬車道ビル 日本興亜馬車道ビル 旧川崎銀行横浜支店 横浜市中区中区弁天通5丁目70
旧川崎銀行横浜支店
損保ジャパン日本興亜馬車道ビル 日本興亜馬車道ビル 旧川崎銀行横浜支店 横浜市中区中区弁天通5丁目70
馬車道通り
損保ジャパン日本興亜馬車道ビル(日本興亜馬車道ビル、旧川崎銀行横浜支店)と神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)
日本写真の開祖記念碑
旧川崎銀行横浜支店の前の記念碑 日本写真の開祖 写真師・下岡蓮杖顕彰碑
1929年に「第一銀行横浜支店」として建造
旧 第一銀行横浜支店
旧 第一銀行横浜支店は三叉路の角に立地するので目立つ建物でした。
通称「北仲BRICK」は、旧帝蚕倉庫事務所、横浜生糸検査所付属倉庫事務所として1926(大正15)年の近代建築
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横浜第二合同庁舎は大きな建物なので、全体を撮影することが難しいビルです。
横浜第二合同庁舎
横浜第二合同庁舎
横浜第二合同庁舎
横浜第二合同庁舎は、とても大きな建物で全体を撮影することが難しいビルです。
馬車道ガス灯前から横浜第二合同庁舎
馬車道ガス灯前から横浜第二合同庁舎
汽車道(Kishamichi Promenade)は、1911年(明治44年)開通の旧横浜駅と新港埠頭を結んでいた臨港線(通称税関線とも)の廃線跡を利用し、1997年に開通した桜木町駅前と新港地区とを結ぶプロムナードです。
汽車道
鉄道の引き込み線を遊歩道にしたようです。
アメリカ製の橋梁
横浜と埠頭を結ぶ唯一の橋だった万国橋。現在の万国橋は1940年(昭和15年)築の二代目。
新港プロムナードから万国橋
帆船日本丸の日本丸メモリアルパーク
横浜みなと博物館
海事博物館です。お土産店もありました。
日本丸アートマンホール
この辺りのマンホールは日本丸です
横浜ランドマークタワーのドックヤードガーデン(旧横浜船渠第2号ドック)
三菱みらい科学館
しんかい6500などが展示されています
横浜美術館
お天気が良かったので入館はしていません。
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みなとみらい駅の周りには観光施設が集まっています。雨天を含めて時間調整には事欠きません。
みなとみらい駅
大阪のATCと立地は似ていますが人出の桁が違います。。。
馬車道エリアから多少外れるので番外としました。 日本キリスト教団横浜指路教会 横浜市中区尾上町6-85
日本キリスト教団横浜指路教会
日本キリスト教団横浜指路教会 横浜市中区尾上町6-85
日本キリスト教団横浜指路教会
日本キリスト教団横浜指路教会 横浜市中区尾上町6-85
横浜中華街へも徒歩圏です。
本牧埠頭
桜の季節の山下公園や本牧埠頭も徒歩圏です。
元町
都内に戻る時は、元町駅がみなとみらい線の始発駅なので座席確保には便利です。健康のため10000歩以上歩くこと前提であれば横浜三塔辺りからも徒歩圏です。
2011年に完成した横浜駅東口のウェルカムアートゲートも「PORTA横濱三塔物語」です。
横浜駅東口の横浜三塔物語ゲート
知らずに通っていました。