手の技・手の誇り「村上木彫堆朱」の歴史を訪ねる
新潟手の技・手の誇り「村上木彫堆朱」の歴史を訪ねる
村上木彫堆朱は今から300年余りの江戸中期に、始まった村上の伝統工芸。 村上藩は「漆奉行」を置いて、一時は日本一の漆産出量を記録した。村上は漆の町である。 彫師と塗師が繊細な技法で用いて作り上げる村上木彫堆朱は機械が入る余地はない。 このプランは村上の漆と村上木彫堆朱の歴史を辿れるプランとなっている。
日本で唯一の「漆」の神社。 旧朝日村の葡萄峠に鎮座する漆山神社は「延喜式」に所載される由緒ある神社である。11月13日の「漆の日」は県外からも漆器職人が参拝に訪れることも。
明神岩
社域に踏み込むと、社殿よりも巨大な明神岩の絶壁が目に飛び込む。 かわいい狛犬も是非見ていただきたい。
村上で一番古い老舗漆器店。 漆問屋から始まり、多くの代にわたり続く漆器店。 店の奥には「漆の間」があり、休憩することも可能。
50年前に製作した座卓
店内は棗や香合などの幅広い茶道具に関する商品も並ぶ
村上市内の漆器店の中でも高度な技術を用いた漆器を展示。 他のお店ではお目にかかれない豊富な塗りの種類が楽しめるのも大きな特徴だ。
お客様に最高の商品を
益子漆器店は「最高の技術で作ったものをお客様に」という思いを大切にしている。
村上木彫堆朱の伝統の技法を昇華。 従来の漆器の枠にとらわれない豊富なアイデアや、様々な素材を活かした「モダン漆器」が楽しめる。
リーズナブルな商品も
漆器は高いと思われがちだが、このお店では豊富な価格帯で様々なニーズに対応した商品を展開している
旅の締めは村上の食材を村上の漆器で楽しんでいただきたい。 創業から270年以上の歴史を持つ能登新は村上を堪能できる最高の時間を提供してくれる。