疫病退散祈願~京都の社寺に参拝~
京都疫病退散祈願~京都の社寺に参拝~
このプランはコロナ禍で外出自粛要請が出ていた2020年5月4日作成しました。 疫病退散を祈願して、”自宅に居ながらイメージで京都の社寺に参拝する”…というプランでした。 現在は県外への移動もOKとなっています。ぜひ現地にお出かけ下さい。 疫病退散のご利益のある神社、お寺に感染終息を祈ります。 縁をすっぱり切る神社に疫病感染を絶ってもらいます。 感染された方々の早期回復を祈ります。 そして疫病の影響でダメージを受けた経済の復興や、心の安定も祈願していきたいです。
ご祭神はスサノオミコトとも牛頭天皇ともいわれ、疫病退散を祈るのにもってこいの神社です。 八坂神社の祭礼である祇園祭りも疫病の感染を終息させるために行ったのが始まりです。 感染終息祈願としては、ご本殿に参拝した後にスサノオノミコトの荒魂を祀る”悪王子社”、蘇民将来を祀る”疫神社”に参拝するといいかも…。 京都では玄関に”蘇民将之子孫也”の札を掲げた家を見かけます。これは昔、蘇民将来が牛頭天皇から疫病に感染しない茅の輪を授けられた伝説によるものです。 その蘇民将来をご祭神とする”疫神社”のご利益はズバリ、”疫病除け”です。
悪王子社
なんだかちょいワルの神様を祀っているような名前ですが、スサノオノミコトの荒魂を祀るお社です。「悪」とは「強い」という意味があり、悪いものを祓う時に強力なパワーを発揮すると言われています。
ティールームの厄除けぜんざい
八坂神社のティールームの”厄除けぜんざい”は、神社でご祈祷してあるお餅が入っています。厄除け効果があるそうで、オススメです。
とても庶民的な和菓子のお店です。いわゆる観光みやげのお菓子屋さんではないかもしれないけれど、地元の人たちに昔から愛されてきた小さなお店です。我が家はみんな、ここの”志んこ”の大ファン。京都に行くと言ったら、必ずお土産リクエストされます。
素朴な味、”志んこ”
一見どこにでもあるようなお菓子です。見た目の派手さはないけれど、とても上品な味と食感です。京都のお土産の和菓子としてはお値打ちなのも魅力です。
宇治茶のお店として知られている伊藤久右衛門の支店です。 四条通りに面していて、とてもアクセスのよい場所にありました。 2Fの茶房で定番の抹茶パフェを注文しました。 抹茶パフェに、さらにお好みで抹茶をふりかけていただきます。 あじさいのパフェなど、季節のパフェも登場しています。
”縁切り”で知られる神社です。縁切りは恋愛だけではありません。ヤメたくてもヤメられないパチンコ、賭けマージャンなどのギャンブルにも有効だそうです。 それならば、疫病感染を絶ち切るのも…! ここで疫病感染と縁を切ってもらいましょう。
縁切りのお願い
まずご本殿にお参りし、”形代”にお願いを書いて、”形代”がたくさん貼られた石碑の中央の穴を潜り抜けます。これで不要な縁が切れるとのこと。最後に自分の”形代”を石碑にのりで貼り付けます。
最近になってお寺の名前を”知恩寺”から”百萬遍知恩寺”にあらためたことで話題になったお寺です。 このお寺も疫病退散のご利益で知られています。 昔、疫病が大流行した時、このお寺のお坊さまたちが疫病退散のため、百万べんの念仏を唱えて祈りました。 すると念仏は霊験を現し、ただちに感染が終息したそうです。
普段はひっそりしています
百万遍というと毎月15日に開催される”手作り市”を連想しますが、普段はひっそりしています。本堂に上がると熱心に祈りを捧げている人の姿がありました。
今では縁結び、玉の輿祈願で知られる今宮神社。ここも疫病退散のご利益が…?と不思議に思われる方もあるかも…。 今宮神社は摂社”疫社”が起こりで、もともと疫病退散の神さまを祀ったのが始まりと伝えられています。 オオクニヌシノミコトを祀る本社のお隣に、スサノオノミコトを祀る疫病除けの”疫社”があります。 この神社の祭礼”やすらい祭り”も疫病退散の祭礼です。
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2019年、境内にある観音堂が修復され特別公開されました。 堂内にはたとえ窮地に陥っても、必ず観音さまの救いの手が差し伸べられる…という壁画が描かれていました。 観音堂は現在非公開ですが、仁和寺VRで見ることができます。 堂内の壁画の中には、少しでも早く救済しようと、手が異常に長く伸びる観音さまの絵もありました。 お坊さん達は”ワンピース観音”と呼んでいるそうです。 心の中ではありますが、観音さまに疫病退散息を願い、薬師如来さまに疫病感染防止と感染した方々の早期回復を祈りました。
観音堂の観音さま
観音堂の特別公開の時に拝観しました。お坊さんの説明を聞きながら、壁画を見て回りました。きっと観音さまはコロナ感染にも救いの手を差し伸べてくださることでしょう。
霊宝館の孔雀明王像
春と秋に特別公開される霊宝館には、流行病、災害などの時にこの像を掲げて、終息を祈ったと言われる孔雀明王像が展示されていました。神秘的なお姿は印象的。思わず絵の前で足が止まりました。
薬師如来を祀る霊明殿
霊明殿のご本尊は薬師如来さま。病気平癒のご利益で知られています。コロナが感染拡大し始めた時、薬師さまの梵字を押印したマスクを配り話題になりました。感染防止のお守りになりそうです。