まさかりかついで富士山を眺めよう!金時山ハイキング
神奈川まさかりかついで富士山を眺めよう!金時山ハイキング
金時山は神奈川県にある1213mの山で、金太郎のモデルになった坂田公時(さかたのきんとき)が育てられたという伝説が残っています。 山頂までは片道約3km、1時間半弱ほどの道のり。コースもよく整備されているので、手軽にハイキングが楽しめる山としてとても人気があり、紅葉シーズンなどは登山道が混雑して渋滞することもあります。 多少の登りはありますが鎖やロープもつけられているので、気をつけて登れば危ない箇所はありません。登山経験がなくても大丈夫です。 晴れていれば、山頂では富士山がどーんと見える絶景が待っていますよ!
山頂からの富士山は一番の絶景ポイント! 標高はあまり高くありませんが、日本300名山のひとつにも数えられているだけあり、ここから見る富士山は本当に素晴らしいです。芦ノ湖や箱根連山も一望できる大パノラマには、思わずカメラのシャッターを押したくなるはず。 ちょっと雲がかかる富士山も美しいものですが、晴れた富士山を見たいなら事前のお天気チェックは必須です。
金時茶屋
14歳の時から60年以上働き続けている名物おばあちゃん「金時娘」のいる茶屋。 店内および金時娘は撮影禁止となっています。
まさかりかついで記念撮影
金時山の看板の隣に、撮影用の大きなまさかりが置いてあります。 ここに来たからには、富士山をバックにまさかりかついで記念撮影を♪
山頂トイレ
山頂にはなんとバイオトイレ完備! チップ式で一回100円です。
きのこたっぷりお味噌汁
金時茶屋で食べられるきのこたっぷりのお味噌汁がおいしい! 休憩がてら塩分補給にもなりますよ。 おにぎりやデザートだけ持って登り、ここでお味噌汁をいただくのが私の定番です♪
山頂に続くコースはいくつかありますが、おすすめの下山コースが乙女峠に降りるコース。 富士山が裾野まで見渡せて、疲れも一気に吹き飛んじゃいますよ。
乙女峠バス停の目の前にあるお土産屋さん。 軽食もあるので、お腹が空いたらここでごはんを食べたり一杯飲んだりして、のんびりして帰るのもいいかも。 ドライブインのような雰囲気で、多くのドライブ客も訪れます。
ふじみの水
茶屋の前にある水汲み場では、箱根の伏流水が無料で汲み放題! ポリタンクを抱えて汲みに来るお客さんもたくさんいます(並んでいたら譲りましょう)。 まろやかでとってもおいしいお水なので、ぜひ空のペットボトルなどを持参したいところです。
黄金桃
桃の産地!ということで、みずみずしい桃も売っています。8月末~9月あたりがシーズンでしょうか。 マンゴーのような甘みでとってもジューシーなのです♪
坂田公時(さかたのきんとき)が祭神として祀られている神社で、金時山への登山コースのひとつ。 山頂へむかうコースの中では比較的短い距離で、初めて金時山に登るという人にもおすすめです。石段や階段が続くのでちょっときつく感じるかもしれませんが、水分補給しながらのんびりといきましょう。 バス停「金時神社入り口」から徒歩5分ほど。新宿からの高速バスも停まるので、都心からのアクセスも良好です。
金時宿り石
山頂までのコースのちょうど真ん中あたりに、大きな岩が現れます。 金太郎と山姥が暮らしていた岩が2つに割れた、といわれています。
帰りは桃源台や御殿場、箱根湯本などバス路線の選択肢も多いのですが、登山客と観光客が一緒に乗るのでバスはかなり混み合うことが多いです。 もうちょっと途中下車したいな、と思ったら箱根登山鉄道の強羅駅や宮の下駅で下車するのもアリ。
窓をあけて沿線の景色を眺めながら帰るのもおつなもの! 全部で15kmほどの短い路線ながら、急カーブ・橋梁・スイッチバックと見ていても飽きない要素がたくさん詰まっています。 毎年6月頃には沿線に植えられたあじさいが満開になり、鑑賞スポットで停車してくれる「あじさい列車」も運行します(座席指定制)。
- アプリで地図を見る
箱根登山電車の乗換駅。温泉街も近いので、日帰り入浴で疲れを取って一杯やってから帰る…っていうのもいいかも。 普通列車に乗り換えて帰るのが一番安上がりですが、ちょっと奮発してロマンスカーで帰るのもおすすめ!駅弁を買って車内で食べると、旅情がUPしますよ。
箱根のお月さま
北海道産の小豆と沖縄波照間産の黒糖を使った、もちもち生地がおいしいおまんじゅうです。 温泉街にあるお店のものですが、なんと駅で立ち売りもあるんです! 列車乗り継ぎの時間にちょこっと買えるのがうれしい♪