初めての八重山諸島~西表島・由布島・竹富島・小浜島編~
沖縄初めての八重山諸島~西表島・由布島・竹富島・小浜島編~
以前の石垣島お出かけプランの続編。 石垣港から八重山諸島の島巡りへ。今回は西表島、由布島、竹富島、小浜島の4つの島を訪れた。 それぞれの島は似ているようで、まったく雰囲気が違う。 原生林のジャングルに囲まれた西表島。 島全体が植物園になっている小さな島、由布島。 赤レンガ屋根の集落や「星砂の浜」の美しい竹富島。 「ちゅらさん」のロケ地だった小浜島。 どの島もサンゴ礁の海に囲まれ、独特の美しい風景に出会える。 泊まりたかったリゾートホテルもあったが、友達の勧めで石垣港の近くの小さなホテルに泊まった。 石垣島出身の友達が言うには、「よく知られている豪華リゾートホテルに泊まるのもいいけれど、島の人が経営している小さなホテルに泊まるのもいいですよ。立派な設備はないけれど、とてもお値打ち。きっとおいしい食事と暖かいおもてなしに出会えますよ。」まさにその通りだった。
石垣港から船で西表島にある大原港に向かう。 海の景色を眺めながら、約40分で西表島へ。
海の色がかわる
石垣港を出た時はこのような藍色の海の色だった。 西表島に近づくにつれて、上の写真のような色に変わっていった。
雄大な大自然を感じるジャングルに囲まれた西表島。 マングローブ林が広がる仲間川を上る観光船があった。 亜熱帯の原生林の茂る風景を見ることができる。
マングローブ林
川の両側に見られるのがマングローブ。マングローブというのは木の名前ではなく、海水と淡水の交わるところに茂る植物のことだそうだ。
サキシマスオウノキ
上流まで観光船で上がっていく。 船を降りて少しだけジャングルを探検した。 樹齢400年といわれる古木が見事だった。
「イリオモテヤマネコ」をはじめ西表島に生息する動植物を紹介する施設。 「イリオモテヤマネコ」はこの島だけに住む野生動物。 夜行性なので観光客が出会える機会はめったのないそうだ。
イリオモテヤマネコ
交通事故にあったイリオモテヤマネコがここで保護されていると聞いたが、会えなかった。飼育されていたのはちょっと前のことだったらしい。 代わりにはく製が展示されていた。
西表島から由布島へは船ではなく、水牛車でのんびり、ゆったり約10分かけて渡る。サンシンの伴奏で郷土民謡も聞けた。
水牛さん、お仕事お疲れ様です
仕事を終えた水牛さんが水辺で休憩していた。人間が温泉に入ってほっこりくつろいでいるような感じに見えた。
由布島は島全体が植物園になっている。 ハイビスカスなど南国の花が色鮮やかに咲いている。 「蝶々園」もあり、絶好の写真撮影スポットだった。
レストラン
植物園の中にはレストランもある。 沖縄の郷土料理の並ぶお弁当がおいしかった。
カイジ浜は通称「星砂の浜」と呼ばれ、美しい海岸が広がっている。 ここで星砂がとれる。星砂捜しの観光客でにぎわっていた。 浜の白砂に手のひらをつけると、手のひらに星砂を見つけることができる。
星砂
砂の中に星の形をした白いものが混じっている。 これが「星砂」。ロマンチックな名前なのに、正体は有孔虫の死骸だという。
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赤レンガの屋根の集落に色鮮やかな花が咲いている。 絵にかいたような沖縄の昔ながらの街並みが残っていた。
シーサーウォッチング
民家の屋根の上に注目を。 シーサーが乗っかっている。 シーサーはそれぞれ異なった表情をしていて面白い。
八重山諸島の真ん中にある小浜島も美しい海岸が 広がっていた。 ちゅらさんのロケ地としても知られている。 撮影時、一面サトウキビ畑だったところは今は牧草地になっているそうだ。
小浜島の豪華リゾートホテル。ホテルの中にビーチもあり、広い敷地内に散策路もあり、宿泊客以外も楽しめる。 今回泊まることはできなかったが、ランチに立ち寄ってちょっとだけリゾートホテルの雰囲気を味わってみた。
ランチ
八重山諸島ならではの郷土料理にスープビュッフェのランチ。 つまり「八重山そば」もおかわり自由。
石垣島出身の友達がおすすめのホテル。 どこにでもあるような普通のビジネスホテルだが、石垣港のそばにあり島めぐりにはとても便利だった。 言われたとおり、料金がリーズナブルで食事がおいしかった。
夕食付プラン
シンプルで家庭的な夕食だったが、石垣島らしい煮物など味わえた。