百舌鳥・古市古墳群と中百舌鳥(なかもず)
大阪百舌鳥・古市古墳群と中百舌鳥(なかもず)
まいどまいど! 大阪府堺市にある大仙陵古墳(仁徳天皇陵)をはじめとする百舌鳥・古市古墳群はユネスコの世界遺産に登録され、北区には百舌鳥八幡宮と呼ばれる神社や総合運動公園の金岡公園などが点在し、地元のみならず観光客の姿も。 そんななか、堺市北区の玄関口の一つ「中百舌鳥」は「なかもず」と読む難読地名の一つ。 「中百舌鳥駅」または「なかもず駅」は、南海電気鉄道高野線、泉北高速鉄道泉北高速鉄道線、大阪市高速電気軌道御堂筋線のターミナル。 駅前にはビルが立ち並び今と昔が交錯する、独特な雰囲気が漂ってまんねん。 ほんでまた、最近さらに注目を集めているのが古墳というグルメ。 たとえば、大仙陵古墳がある大仙公園周辺には古墳の形をしたカレーライスや古墳の焼印が特徴のハンバーガーがありまんねやけども、ここ北区では昔ながらの焼き立てパンを味わうことができてなおかつ、古墳の焼印が特徴のパンや古墳の形をしたパンなどが販売されているなど、子供から大人まで楽しむことができまっせ。 っちゅうことで、そんな古墳ブームに沸く中百舌鳥駅・なかもず駅界隈をぶらりと散策していきまひょ。
南海電気鉄道高野線、泉北高速鉄道泉北高速鉄道線、大阪市高速電気軌道御堂筋線の停車駅の一つ。 1912年、高野登山鉄道(南海電気鉄道高野線)の百舌鳥八幡駅と西村駅(現在の初芝駅)間に開業。 1915年、大阪高野鉄道の駅となった。 1922年、南海鉄道高野線の駅となった。 1944年、近畿日本鉄道の駅となった。 1947年、路線譲渡により南海電気鉄道の駅となった。 1970年、駅舎を約170m移転。 1971年、泉北高速鉄道泉北高速鉄道線が開業、南海電気鉄道と共同使用駅となった。 1987年、大阪市営地下鉄(現在の大阪市高速電気軌道)御堂筋線の停車駅としてなかもず駅が開業。
2015年、開業。 鳥取県の御来屋漁港から直送された新鮮な魚介類と、日本野菜ソムリエ協会が認定した大阪府内にある南河内(奥河内)の朝採れ厳選野菜が味わえるお店。 奥河内とは一般的に大阪府の南川地に位置する河内長野市や千早赤阪村、富田林市、和泉市などその周辺のことを指す。 海鮮だしのおでん盛り合わせ、季節野菜とスイスチャードのサラダなどを味わうことができる。
海鮮醤油漬け丼
日替わりとしても楽しめる海鮮醤油漬け丼。 元々、味付けされていて、小鉢、サラダ、味噌汁とともに新鮮なお魚を味わう。
百舌鳥古墳群を構成する前方後円墳(帆立貝形古墳)の一つ。 現在、城の山公園として整備。 400年代に築造。 墳丘長約69m、後円部径約53m、高さ約7m。 埴輪列と葺石が出土。
別名、百舌鳥神社。 祭神は、応神天皇、神功皇后、仲哀天皇、住吉大神、春日大神。 500年代、創建。 例祭は旧暦8月15日、中秋の名月にあたる日に行われる「月見祭」。 ふとん太鼓が使用される。
百舌鳥古墳群を構成する前方後円墳の一つ。 宮内庁「東百舌鳥陵墓参考地」(被葬候補者は第18代反正天皇の空墓)として陵墓参考地に治定。 「ニサンザイ」は「ミサンザイ」「ミササギ(陵)」の転訛したものと考えられている。
全国第7位の規模
400年代に築造。 墳丘は3段築成で、墳丘長は300m以上で全国第7位の規模。 周濠には木橋が架けられていたと推測され、規模は幅約12m、長さ45m以上で古墳時代としては最大級。
広場
古墳の周囲は公園として整備されている。
焼き立てパンなどを中心に販売するパンの専門店。
古墳の焼印
大仙陵古墳(仁徳天皇陵)に因んだ仁徳御陵パンが人気で、特に前方後円墳を模った御陵あんぱん、御陵トースト、仁徳メロンパンなどがある。
古墳型
また、大仙陵古墳内では野生の狸が生息しているといい、タヌキを模ったパンも。
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百舌鳥古墳群を構成する古墳の1つで、前方後円墳。 墳丘長約146m。 百舌鳥古墳群では第8位の規模。 1950年代、土砂の採集や住宅造成を目的とする計画があったが周辺住民を中心とした反対運動により中止となり、古墳として保存。 後円部からは衝角付冑の埴輪が出土、堺市の文化財保護のシンボルマークとなった。 また、工事が途中で打ち切られたことにより、周濠には土砂を採取する重機を入れるための橋が架けられ、今も残る。 古墳には野生のタヌキが生息している。 1980年代、環濠には木造の小型船が沈没していたといい、昭和時代以前に製造された和船であるとか。 陪塚は数基、存在したが、善右ヱ門古墳のみが現存。
百舌鳥古墳群を構成する古墳の1つ。 400年代、築造。 いたすけ古墳の陪塚は数基、存在したが、善右ヱ門古墳のみが現存。
百舌鳥古墳群を構成する古墳の一つで前方後円墳。 宮内庁「百舌鳥陵墓参考地(第15代応神天皇)」として治定。 墳丘長約203m。 百舌鳥古墳群では第四位の規模。 陪塚は数基、存在したが、万代山古墳のみが現存する。 環濠は、江戸時代に農地用水の溜池として利用されていた際、拡張工事が行われ、墳丘部が一部、削り取られていたとか。
江戸時代を代表する大規模な庄屋の一つ。 白漆喰の土塀に囲まれた敷地内には主屋、土蔵、不動堂、稲荷社がある。 建築当初、主屋は入母屋造であったとか。 1700年代、増改築された。 主屋は切妻造の茅葺屋根「大和棟」ともいわれ、大阪府と奈良県北部に数多く見られた。
総合運動公園。 堺市の広域避難地に指定。
運動公園
1959年、運動公園として開園。 公園内には、陸上競技場、野球場、テニスコート、金岡公園プール、ジョギングコース、堺市金岡公園体育館がある。 体育館は、屋内スポーツの中心施設として多くのスポーツイベントなどで使用されている。
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市場内には新鮮な魚介類をはじめ、多くの商品が揃う。
2018年、1975年に創業した回転寿司・大起水産が運営する商業施設の「街のみなと まぐろパーク」が堺中央総合卸売市場内に開業した。
ふれあいひろば
ふれあいひろばも。
生本まぐろ解体ショー
産地直送の鮮魚や刺身、寿司などを扱う施設で、毎日、生の本マグロ解体ショーが開催されている。
生本まぐろ解体ショー
獲れたて新鮮のマグロが目の前で解体され、即座に販売される。
記念撮影
海とまぐろのパネルが設置され、記念撮影も。
フードコート
店内では新鮮な海鮮料理を味わうことのできるフードコートがあり、「生・本まぐろ寿司盛合わせ」や「生・本まぐろ丼」「メガ盛りまぐろ丼」などを味わうことができる。
お持ち帰りも
もちろん、お造りやお寿司のお持ち帰りも。