明治時代にタイムスリップ!?山代温泉ぶらぶら散策
石川明治時代にタイムスリップ!?山代温泉ぶらぶら散策
北陸を代表する温泉のひとつ、山代温泉。おもてなし向上をめざして結成された「Lady Kaga」で話題になった加賀温泉郷の一角にあり、中心街の真ん中にある総湯をぐるりと取り囲むように整備された「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれる独特の町並みが特徴。「歴史を大切にしつつ観光客が過ごしやすい町」をめざしており、ぜひとも注目したい温泉地です。 源泉は硫酸塩泉系と単純温泉系の2種類があり、施設によっては泉質の違うお湯を堪能できるかもしれません。 JR北陸本線の加賀温泉駅からバスかタクシーで10分程(宿泊の場合は無料送迎あり)、小松空港からもタクシーで15分程と近く、北陸新幹線が全開通すればさらにアクセスが良くなりそうです。 もちろんお楽しみは温泉だけではありません。大きすぎず散策しやすいエリアにグルメスポットもあり、少し足を伸ばせば陶芸だって楽しめちゃうんです。
2009年にオープンした「総湯」は、古総湯のすぐ向かいにある共同浴場。洗い場もあり誰でも気軽に利用できる銭湯っぽいおもむきです。比較的遅くまでやっているので、夕飯を食べたあとにふらっと入りに来るのもいいかも。すぐ隣にある売店では、なんと温玉ソフトクリームなるスイーツが…!?
金沢湯涌サイダー柚子小町
風呂あがりにおすすめなのが、ちょっとしたブームになりつつあるご当地サイダーの「柚子小町」。お土産屋さんやホテルの売店などで売っています♪
加賀市は九谷焼発祥の地。この展示館では、文政6年(1823年)山中町九谷で再興された九谷焼の窯「吉田屋窯」の登り窯底面遺跡や焼成窯を再現、展示しています。加賀市内でも最古級と言われている木造建築を修復した母屋は、加賀市文化財になっています。
蹴ろくろ体験
事前申込みすれば体験できる陶芸スペースが設けられています。電動ろくろではなく、今となってはめずらしい「蹴ろくろ」を体験できるんです!完成した作品は乾燥させて焼き上げてもらい、自宅まで送ってもらえます。
地元産のさくらたまごを湯煎して作った山代温泉名物。玉子は半熟状態ですが、保存料不使用なのに日持ちがするのが不思議!夏場でもお土産として持ち帰ることもできます。ぷるぷるの白身とクリーミーな黄身は、たれや醤油がなくてもうまみたっぷり。
地元高齢者の交流活動場所であるほかに、観光客向けに甘味処や土産店、山代温泉の歴史文化展などもあるほっとスペース。ミニコンサートや朝市が開催されることもあります。写真は入り口のすぐ横にある無料の足湯です♪
山代温泉の鎮守、天羽槌雄神(あめのはづちをのみこと)、菊理姫命(くくりひめのみこと)、山代日子命(やましろひこのみこと)の三神が祀られている神社です。はづちを楽堂の名の由来にもなっていますね。境内には幹の周りが6mもあるスダジイなど、樹齢200年を越える巨木がずらりと立ち並びます。
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