しっとり女らしく!久米島紬で女子力UPの旅
沖縄しっとり女らしく!久米島紬で女子力UPの旅
久米島紬は、無形文化財にも登録されている程歴史ある織物です。 奄美大島の紬も有名ですが、実はその歴史は久米島紬の方が古いんですね。 ですから、紬の発祥の地でもあるのです。そんな久米島紬の魅力をお伝えします。
久米島紬の中でも、一番高価なものが 写真にある『久米島ブラック』と呼ばれる黒い着物。 この『黒』を出すためには、並々ならぬ多くの行程を経て色を染めていくのです。 この黒を染められる職人さんも、現在では少なくなっています。それほど貴重なものです。
全工程をたった一人で!
久米島紬は、糸の染めからデザイン、織りまで、一人の織子さんが全工程をたった一人で行います。 その為、できあがるまでにかなりの時間がかかるんです。それほど貴重なものなんですね。
この赤茶色は、久米島紬の黒になる初期段階。 サルトリイバラの根を煮出した中に糸を浸して、干す。 これを100回以上繰り返して、初めて泥染めに移り 黒に染めていくんです!なんとも気が遠くなるような作業です。
昔ながらの伝統を守る
かまどを使って、サルトリイバラの根を煮出す作業。昔ながらの方法は、今も全く変わっていません。
ユイマール館では、久米島紬の織り体験ができます。 現役の織子さんに教わる織り体験で、ぜひ自分だけの紬を織ってみては♪
島にある植物で染め体験も
ストールやバンダナを染める体験も。月桃やフクギなどの天然植物で染める、優しい色合いの作品づくりを楽しんでください♪