標高924mの愛宕山。全国に900を越す分社と愛宕灯篭は全てこの愛宕神社の分霊を祀っています。愛宕神社のお祭り「千日参り」が7月31日から8月1日にかけて行われます。防火、鎮火の神としてあがめられ、千日参で「火迺要慎の」御札を自宅の台所、厨房に貼っておくと、言葉の通り千日分の効果があるそうです。 登り口は、大まかに分けて表参道と呼ばれる清滝(男坂)、裏参道の水尾(女坂)、周山街道からの愛宕道と3ヶ所あります。 数え年で三歳までの子供が登るとその子は一生火難にあわないと言われてます。(引用)ということで、登ってきました。注意点:上は肌寒いので、羽織りもの持参。飲み物は持てる限り持参!!
出発
バスを降りて、出発!
清滝川
清滝川に飛び込みたいくらいの暑さ・・水遊びしている方々を横目に進みます
茶屋
茶屋発見!氷の文字を眺めつつ、進みます
愛宕神社鳥居
いよいよ愛宕神社の鳥居から登ります。ここを登る前にトイレを済ませておくことをお勧めします。
「おくだりやす」「おのぼりやす」の合言葉
愛宕山を登る最中、下りて来られる方には、「おくだりやす」と言います。 下りる時すれ違ったら、「おのぼりやす」と言います。 子どもたちはとても元気の良い掛け声をかけながら登っていきます。
登る
ひたすら登ります!
40分(ぶん)の30
ところどころに、立て札があります。 ようやく30まで来ました!あと10! 休憩所もところどころにあります。
景色
だいぶ上がってきました!木々の間からの景色が綺麗!
町の景色
遠くに小さく町も見えます。 京都タワーや大きなビルなどはよく見えます
分かれ道
途中、こちらに行ったらあと何分でバス停に出ます。という標識と分かれ道が。 水尾のバス停まで100分と記載されてました・・・
ハナ売場
ここでいう「ハナ」とは愛宕神社で火難除けとして用いられる「樒(しきみ)」のことで、愛宕神社の火伏せの神花樒(しんかしきみ)をここで売っていたそうです。 近年まで先ほどの「水尾別れ」の先にある水尾の里から、女性たちが榛(はん)の木で染めた三幅の前垂れをつけ、樒を背負って水尾から愛宕神社まで上がり、神前に供えてからこの場所で販売をしていたそうです。(引用) 早い時間だと、柚子ジュース販売があるそう!
40分(ぶん)の40
ようやく!40分の40、来ました! 本殿まではまだの地点ですが、ここまでくるとお手洗いがあります。 飲み物もこの日のみかと思いますが、販売しています
夕陽
木々の間から見える木々が綺麗です!
愛宕神社の本殿で向かいます。 暗くなり、ライトの光で進みます。
本殿までの階段
長く続く階段の両側に、提灯がぶらさがっていて幻想的です
提灯
たくさんの提灯
境内
愛宕神社の境内です
山伏
しっかりと参拝を済ませ、お札をいただいた後は、2時間ほどかけて下ります。 ちょうど、ホラ界を吹いたりの山伏の行列に出会いパチリ。
神事
7月31日の午後9時 夕御饌祭(ゆうみけさい)・・山伏によるゴマ焚き神事あり。 8月1日の午前2時 朝御饌祭(あさみけさい)・・人長の舞奉奏、鎮火神事あり。 (引用)
月
月が近く見えます。 この日はちょうどブルームーン! (ブルームーンは2~3年に一度、ひと月に二度満月が現れる天体現象)