一年のはじまりに淡路島
兵庫一年のはじまりに淡路島
まいどまいど! 「新年、明けましておめでとうございます。」 と挨拶を済ませたところで、一年の始まりという大切な時期におすすめしたいのは、兵庫県淡路島にある七福神めぐりでんな。 七福神とは、恵比須・大黒・毘沙門・弁天・福禄寿・寿老人・布袋の総称で、「七難即滅、七福即生」の説を基に、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われてまんねやで。 本年も素敵な一年になりますように、との願いを込めながら各地域の七福神をめぐっていきまひょ! 今回のおでかけプランには淡路市から洲本市、南あわじ市など各地に点在する七福神を完全網羅。 一年の始まりに、区切りある節目のきっかけに、ぜひ、参考にしていってや~。 ほな、まいどおおきに~!
さあ、宝船に乗った可愛らしい七福神とともに、兵庫県の淡路島で七福神めぐりをしよう!
1394年、心了法師阿弥陀如来造立に創まる。 盛奝上人、円融山浄満寺を中興。 八幡神社別当寺の平松山八幡寺と合併して、八浄寺と改称。
「淡路島七福神めぐり」の大黒天様
手に持つ「ふくろ」は「福労」とも呼ぶ。 苦労を苦労と思わず積極的に積み重ね、経験を貯め込むための「ふくろ」。 この「ふくろ」から身・心ともに裕福な人生が右手の打出の小槌をうち振ることによってあふれ出る。 「打出の小槌」は怠け心、よこしまな心、弱い心など、邪悪な心を打ち振う。
740年、聖武天皇の勅命をうけ、行基が淡路島に建立を祈願。 自から刻まれた地蔵菩薩を安置したのが創まり。 「日限地蔵尊」として親しまれてきた。
長寿橋
境内にある長寿橋を渡れば10年、長生きができるといわれている。
「淡路島七福神めぐり」の寿老人様
寿老人様は寿老神とも。 長寿の神様として知られ、老子の化身とも言われている。 長命、富財、与宝、諸病平癒の神として知られ、人々の安全と健康を守る。 桃は若さのシンボル。 「西遊記」に孫悟空が桃の木から長寿の実をとり、元気を取り戻したとか。
大日如来像を安置。
「淡路島七福神めぐり」の弁天様
七福神の神様の中で唯一の女性の神様。 弁天様はインドのご出身で、サラスバティー(水を持するもの)と呼ばれている。 水、川、池の水神様。 水の流れから、弁舌、音楽、学芸、才知にいたるまで、知恵の神様として信仰を集めている。
737年、僧行基が七堂伽藍を創建、本尊十一面観音菩薩像を安置した。 901年、管原道真が長林寺に訪れ、参詣。 その時、「都を志す」と誓願したことから、この郷を「都志」と呼ぶ。
「淡路島七福神めぐり」の福禄寿様
福禄寿様は中国出身の神様として知られる。 福(子孫繁栄)、禄(財産)、寿(健康長寿)。
592年、聖徳太子の勅詔に依り創建。
「淡路島七福神めぐり」の毘沙門天様
インドの神様で、多聞天とも言われる。 左手の塔は八万四千の法蔵、十二部経の文義を具し、右手の宝棒は悪霊を退散させ財宝を授けるという。
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護国寺はかつて賀集八幡神社の神宮寺であったとか。 本尊の大日如来。 淡路四国十七番霊場として知られている。 江戸時代初期の庭園が有名とか。
「淡路島七福神めぐり」の布袋尊霊場
「淡路島七福神めぐり」の 布袋尊霊場として、知られている。
布袋尊霊場
境内で多くの布袋尊と出会うことができる。
770年ころ、淳仁天皇の御陵と、御母当麻夫人の墓守を勤める僧侶の宿坊として創建されたことがはじまり。
「淡路島七福神めぐり」の恵美酒神
恵美酒様の左手には、「めでたい」鯛を抱きかかえ、「芽出る」の意味があるとか。