水陸両用の生き物展

標本に触る博物館“Think Square（シンクスクエア）”の展示スタイルで、「水陸両用の生き物展」を実施する。展示テーマは、ワニやペンギンなどの海・川と陸の双方を生活圏にする生き物だ。この展示スタイルをこれまで、テストオープンとして東京・吉祥寺、埼玉・三郷、川口にて開催したところ、170名以上が参加。今回は本格展開の第一弾として東京、埼玉、千葉の計5か所にて5月より開催予定。

標本に触る博物館“Think Square（シンクスクエア）”

Think Squareは、アクセスのよい場所にある空きスペースや空き店舗などを活用して展開。開館時間も夕方16時から夜21時とし、会社帰りに気軽に立ち寄って楽しんでもらうことを想定している。今後は、働き方改革に合わせ、定時後に知的好奇心を満たし、刺激を受ける有意義な時間の使い方を提供できるだろうと考えた。また、研究者が知的好奇心を刺激され研究を楽しんで取り組めるのは、自由に標本に触れ、思考する時間とそれに伴う気づきがあるからであると考え、来場者が疑似的に研究者体験ができるよう、展示パネルでの思考のきっかけとなる問いかけと展示標本には自由に触れて、さまざまな角度で観察、撮影できるようにしている。