40周年記念!広い世代に親しまれる『ズッコケ三人組』シリーズがゆかりの土地広島で展示会開催
2018年3月25日(日) 〜 2018年4月15日(日)
- ロングセラーの大人気シリーズ
- 40周年記念の特別展示
- シリーズ刊行の26年間の年表や表紙画の複製原画を展示
「ズッコケ三人組」シリーズが40周年を迎える今年、ズッコケ三人組とゆかりの深い広島市にて、作者・那須正幹先生の講演会と特別展示会が開催される。
「ズッコケ三人組」は作者・那須正幹先生が生まれ育った町、広島市己斐町をモデルにした花山町を舞台に、ハチベエ・ハカセ・モーちゃんの三人が大活躍するシリーズ。かつての小学生も、今の小学生も、時代を超えて読み継がれ、累計発行部数2500万部の児童書のロングセラーである。
この度開催する展示会では、シリーズ内でも人気の単行本の故・前川かずお画伯による表紙画の複製原画を展示。特別展示会では、昭和53年に刊行した第1巻目『それいけズッコケ三人組』から、50巻目となる平成16年刊行の『ズッコケ三人組の卒業式』まで、昭和から平成を駆け抜けた26年間を、当時のニュースや流行とともに見られる年表を展示。世相を反映するズッコケ三人組ならでは年表となっており、刊行当時に新刊を楽しみにしていたオールドファンから、今まさにズッコケ三人組を読んでいるお子様まで、世代をまたいで楽しめる内容となっている。
ズッコケ三人組とは
中国地方にある町である稲穂県ミドリ市花山町(モデルは広島県広島市。)を舞台に、ハチベエ(八谷良平)・ハカセ(山中正太郎)・モーちゃん(奥田三吉)の3人の小学6年生を中心に物語が展開され、様々なテーマで描かれた児童書シリーズ。何度もテレビアニメ化やテレビドラマ化、映画化された人気シリーズである。
作者 那須正幹(なす・まさもと)
1942年、広島に生まれる。3歳の時に爆心地より三キロの地点で被爆。広島市庚午中学、基町高校を卒業。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。主な作品に、1978年発表の『それいけズッコケ三人組』をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズ(巖谷小波賞)がある。ズッコケ三人組シリーズは母校・広島市立己斐小学校をモデルにしている。
ズッコケ三人組のその後を描いた「ズッコケ中年三人組」シリーズでは、広島市の土砂災害を取材し、作中に反映させるなど、広島市と非常に縁が深い作家。
ホリデー編集部からのコメント
この機会に『ズッコケ三人組』を読み直して、舞台となっている広島の町を歩くのも面白いかも♪
開催場所
イベント情報
【ズッコケ40周年特別展示会】
開催期間
2018年3月25日(日) 〜 4月15日(日)
開催時間
9:00〜17:00
会場
5-Daysこども図書館(広島市こども図書館) 1階展示コーナー
主催者
株式会社ポプラ社