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個展開催!写真家・小林健太『Rapid Eye Movement』IMA galleryにて

2019年1月8日(火) 〜 2019年1月22日(火)

ポイント!
  • アートフォト専門ギャラリーIMA gallery2019年最初の展覧会
  • 素材とするのは、さまざまなデバイスで捉えた自身の姿や日常風景
  • 元の画像は画像編集ツールによって加工したデジタルドローイング

アートフォト専門ギャラリーIMA galleryで、写真家・小林健太個展「Rapid Eye Movement」が開催される。

現代の写真家にとって、カメラはすでにイメージ制作プロセスにおける唯一の存在ではなくなり、画像編集・加工ツールを使用することはごく当たり前のことになりつつある。小林健太が素材とするのは、さまざまなデバイスで捉えた自身の姿や日常風景だが、元の画像はPhotoshop等の画像編集ツールによってあからさまに加工されている。写真の上に描かれたデジタルのドローイングは、キャンバスとなる写真とのコミュニケーションを通して生まれた混ぜ物であり、むしろその筆跡を加えることを作品の中心としている。

加工と元画像との間の関わり --- それは、写真というものは外界に向けて開かれた「透明な窓」ではなく、現実というものの描写が壊れていることを見せる幻想に過ぎないと、言い換えられるかもしれない。つまり、私たちにとって、現実の描写と呼ばれるものは常に創作であり、小林の創作は薄い表層だけがリアルなのだと主張している。

▼小林健太略歴

1992年神奈川県生まれ。「真を写す」とは何か、という問いとして写真を捉え、様々な試みの中からその輪郭を縁取っていく。主な個展に「EVERYTHING NOW」Stieglitz 19(ベルギー・アントワープ、2017年)、「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery(東京、2017年)、「#photo」G/P gallery(東京、2016年)。主なグループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(水戸、2018年)「GIVE ME YESTERDAY」フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ(イタリア・ミラノ、2016年)、「新しいルーブ・ゴールド バーグ・マシーン」KAYOKOYUKI・駒込倉庫(東京、2017年)、「New Material」ケースモア・カークビー、(米国・サンフランシスコ、2016年)、「trans-tokyo / trans-photo」集美×アルル国際フォトフェスティバル(中国・廈門、2015年)等。

主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などがある。2016年、写真集「Everything_1」がNewfaveより発行。

開催場所

イベント情報

小林健太個展 「Rapid Eye Movement」

開催期間

2019年1月8日(火) 〜 1月22日(火)

開催時間

11:00〜19:00(日曜・祝日休)

料金

入場無料

問い合わせ先

03-3740-0303
E-Mail: imagallery@imaconceptstore.jp

オフィシャルサイト

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