日本初公開作品も!奇想版画家「ミラクル エッシャー展」作品をひも解く講演会は必聴
2018年6月6日(水) 〜 2018年7月29日(日)
- エッシャー作品を多数持つイスラエル博物館所蔵品を日本で初公開
- 約150点の版画・資料を8つのキーワードでその魅力をひも解く
- 本展監修の熊澤弘・東京藝術大学大学美術館准教授が講演会の講師
「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」の開催に関連し、2018年6月9日(土)に「奇想版画家エッシャー:その作品評価と受容」と題した記念講演会が東京・上野で開催される。講師は本展監修の熊澤弘・東京藝術大学大学美術館准教授。
「ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」について
6月6日(水)から開催のエッシャー展は、約150点の版画・資料を編年的にたどるのではなく、熊澤氏の監修により、8つのキーワード(科学/聖書/風景/人物/広告/技法/反射/錯視)で、エッシャーの魅力をひも解いている。熊澤氏はエッシャーの独特な世界について、同時代の美術とほとんど接点がなく、関心をもったのは、数学者など、他分野の研究者、表現者である点を指摘。現代にも多くのフォロワーを生んでいる不可思議な造形表現だ。それを掘り下げていく記念講演会は、エッシャーの世界をより深く知り、展覧会を一層楽しむためには必聴となっている。
講師 熊澤弘氏プロフィール
1970年生まれ。1997年東京藝術大学美術研究科修士課程修了。2003年より東京藝術大学大学美術館(~2010年)、2012年から武蔵野音楽大学音楽学部音楽環境運営学科をへて2017年4月より現職。オランダ美術史を中心とした西洋美術史、博物館学を専門とし、日本国内外の美術展覧会にかかわる。主な展覧会としては「線の巨匠たち―アムステルダム歴史博物館所蔵 素描・版画展」(2008年、藝大美術館)、「Japans Liebe zum Impressionismus(日本が愛した印象派)」展(2015年、ドイツ連邦共和国美術展示館)などに関わる。著書に『レンブラント 光と影のリアリティ』(角川書店)
ホリデー編集部からのコメント
エッシャーの独特な世界観について、展覧会を監修した方からお話を聞ける貴重な機会!このチャンスをお見逃しなく!
開催場所
イベント情報
「ミラクル エッシャー展」記念講演会
開催期間
展覧会会期
2018年6月6日(水) 〜 7月29日(日)、会期中無休
講演会
2018年6月9日(土)
開催時間
開館時間
10:00〜17:00(金曜は20:00まで。入館は閉館30分前まで)
講演会
13:00〜14:30(12:30より受付)
料金
一般:1600(1400)円
鑑賞券
大学・高校生:1200(1000)円
中学、小学生:600(500)円
小学生未満:無料。
※税込、()内は前売、団体。団体は20名以上、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
手数料がかかる場合がある。
講演会
聴講無料
申込方法
本展の鑑賞券(半券可)の提示が必要。
当日10:00より上野の森美術館正面で整理券を配布。(定員になり次第受付終了)
受付開始の12:30より、東京都美術館講堂にて整理番号順に入場。
主催者
イスラエル博物館、産経新聞社、フジテレビジョン、上野の森美術館