今回お話を伺った方
ドバイ 政府観光・商務局
インターナショナル・オペレーションズ・シニア・マネージャー
シャハブ・シャヤンさん
現在の国や地域の状況を教えてください
パンデミックを対処するための強固な戦略を制定するにあたり、ドバイにとって最優先事項は住民とお客様の健康と幸福を守ることです。そのため現在までにUAEでは、500万件近い検査を実施しています。 公衆衛生当局のたゆまぬ努力や政府機関とステイクホルダの継続的な協力により、健康と安全のプロトコルに妥協することなく、様々な分野での活動再開を支えてきました。
ドバイでは、住民や観光客の安心を確保するため、厳格なガイドラインに基づいて、ホテル、ショッピングモール、レストラン、プール、観光地などを再開し、2020年7月7日には、日本人を含む外国人観光客を再び受け入れを始めました。入国に関する情報はこちら (7月8日現在)
感染収束後の観光再開の見通しを教えてください
ドバイを拠点とするLCCフライドバイも再開するなどのポジティブな要因や指標により、ドバイでは観光再開の見通しに対して楽観的な見方を続けています。 さらに、ドバイは旅行者にとって関心の高い都市であり、世界のインターネット検索でも観光地として上位にランクされています。私たちは国外からの渡航者の皆様をいつでもお迎えできる準備ができています。
https://www.youtube.com/watch?v=d7jLAhNkGp0&feature=youtu.be
観光客への感染症対策(安心して旅行をするために)を教えてください
私たちにとって最優先事項は、住民とお客様の健康と幸福を守ることです。 世界で最も安全な都市の一つであるこの街での休暇をお楽しみいただく間、お客様に安心していただけるよう、各所で安全対策が講じられています。 私たちは、WHOの指導のもと、高い水準の公衆衛生と安全を維持するための活動を続けています。 そのためドバイに到着されるお客様には、以下のような要件を設けています。
- 渡航前96時間以内に発行された「PCR検査陰性証明」の取得
- 出発前の健康申告書の記入
- 新型コロナウイルスの治療を賄える海外旅行保険への加入
- 到着時の専用アプリ「COVID-19 DXB」のインストールと詳細の登録
エミレーツ 航空は、東京と大阪から直行便を運行しています。エミレーツ 航空のプロトコル詳細は、こちらをご覧ください。
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、ドバイの厳格な衛生と安全のプロトコルを評価し、「安心な旅」認定スタンプを授与しました。
またドバイは「DUBAI ASSURED」という認証を付与するプログラムを開始しました。 認証の付与については、ドバイ政府観光・商務局、経済開発省、およびドバイ市で連携を取 り、衛生管理のガイドラインに従ってしっかりと予防策を取っている各施設に対して認証を付与します。 「DUBAI ASSURED」認証の有効期限は15日間で、2週間ごとに関係当局の検査官による確認を経て更新します。
ドバイを象徴する各施設が新しいガイドラインや予防策に沿って営業再開した様子を短編動画にて紹介しています。各リンクよりご覧ください。
ホテル: https://www.youtube.com/watch?v=OpToBilZVS4&t=0s
ショッピングモール: https://www.youtube.com/watch?v=Rjf5BFxiOKA&t=0s
ミュージアム: https://www.youtube.com/watch?v=JDn79YqLJ-s&t=0s
ビーチ: https://www.youtube.com/watch?v=IDW9rsUJZw4
ウォーターパーク: https://www.youtube.com/watch?v=8VFPPeB_Q9g
ゴルフ場: https://www.youtube.com/watch?v=petutfIx9WM
日本で雰囲気を味わえるお店やスポットがあれば教えてください
ドバイの魅力を実感していただくには、やはり実際にドバイを訪れ、見て(伝統的な建築物や特徴的な建物)、香り(スパイス、アラビアコーヒー、伝統的な香水)、聞き(祈りの呼びかけ、様々な言語)、味わい(伝統的な料理を含む豊富なグルメシーン)、触る(砂漠やビーチの砂)と五感で体験していただきたいです。それまでは、是非ドバイの伝統的な料理レシピや360ツアーにてドバイをご自宅でご体験ください。
ここだけは見ておいてほしい、などおすすめがあれば教えてください
渡航が再開されて初めての休暇を利用する旅行者にとって、プライバシーやソーシャルディスタンスは考慮すべき問題かと思います。ドバイには、シティホリデーからビーチリゾート、満天の星空の下で寛げる砂漠の旅など、様々な場所に宿泊施設があり、安心して旅行を楽しんでいただける選択肢が豊富に用意されています。
ホテル
ジュメイラ・アル・ナシーム
『ジュメイラ・アル・ナシーム』は、試験、検査、認証サービスの世界的リーダーである組織「ビューローベリタス」からホテルとして世界で初めて「セーフガードラベル」を取得したホテルです。最近オープンしたばかりの2つのペントハウス、ガレー船風の「オーシャン・ペントハウス」と広々とした「ロイヤル・ペントハウス」では、プライバシーを守りながらアラビア湾を一望でき、11メートルのインフィニティ・プールでゆっくりと涼むことができます。
アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ ドバイ
砂漠での贅沢な休暇に最適な『アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ ドバイ』は、ドバイ砂漠保護区内にあり、とても静かで、ロックダウン後のプライベートな休暇を楽しみたいカップルや友人との旅行に最適です。馬やラクダに乗ったり、アーチェリーをしたり、砂丘の中でプライベートダイニングを楽しんだり、アラビアンオリックスやガゼルを見に行ったりと自然との触れ合いをお楽しみいただけます。
アナンタラ・ザ・パーム・ドバイ・リゾート
『アナンタラ・ザ・パーム・ドバイ・リゾート』では、地域初の水上ヴィラで、どこまでも続く青い海に囲まれて過ごすことができます。素晴らしい日の出で目覚め、ヴィラホストのプライベートコンシェルジュサービスを利用しながら、海に浮かぶテラスで太陽の下、ゆっくりとお過ごしください。
ローブ ホテルズ
『ローブ ホテルズ』は、ドバイで初めて「ビューローベリタス」から「セーフガードラベル」を取得した中規模ブランドです。当ホテルは、数々の章を受賞しているライフスタイルホテルブランドで、デザイン性が高く、便利な場所に位置しているので、アクティブな旅行者に最適です。
アクティビティ
オールド・ドバイ
ドバイの旅は、『オールド・ドバイ』を探索することなしには語れません。伝統的な市場、本格的な伝統料理、文化体験ができるこの場所で、クリークに沿って曲がりくねった路地を歩きながら探索したり、プライベートのアブラ(木製ボート)ツアーを予約して水上から名所を見学することができます。
XLine
旅行に少し刺激的な体験を加えたい方には、世界最長のアーバンジップラインである爽快な『XLine』で街に飛び込むことほどスリリングなことはありません。
ラグジュアリーデザートサファリ
保護地区専門ガイドと一緒に豪華なレンジローバーで野生動物を見ながらドライブし、ドバイ砂漠保護地区でのラグジュアリーデザートサファリをお楽しみください。アラビアンサンセットも必見です。ラクダに乗って静かに砂漠のオアシスまで移動し、プライベートカバナで夜を過ごします。
ナラ・エスケープ・キャンプ
『ナラ・エスケープ・キャンプ』では、砂丘の美しさに浸りながら、星空の下での忘れられない夜を体験することができます。フレンチシェフのフランク・サンナ氏による創作メニュー、ファイアーショー、砂漠のハイキングやヨガなど、プライベートな体験をお好みに合わせてカスタマイズすることができます。
現地の雰囲気が味わえるようなWebサイト、SNSアカウントなどあれば教えてください
URL:https://www.visitdubai.com/ja
公式Facebook:https://www.facebook.com/visitdubai.JP/
公式Twitter:https://twitter.com/visitdubai_jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/visitdubai.jp/?hl=ja
Arrival Guide: https://www.arrivalguides.com/ja/Travelguides/Asia/United%20Arab%20Emirates/Dubai/overview
バーチャルツアードバイ360: https://www.dubai360.com
その他アピールしたいものやことがあれば教えてください
ドバイでは、様々な体験ができます。超近代的な高層ビルや建築物から息を呑むような自然の美しさまで、ソーシャルディスタンスを保ちながら、インスタ映えする写真を撮ることができます。以下の場所には是非足を運んでみてください。
バージュ・カリファ
ドバイを訪れるなら、この世界で最も高いビルを投稿しないわけにはいかないでしょう。
ドバイ・フレーム
150mの高さからパノラマビューが楽しめる幻想的なスポット。「バール・ドバイ」や「デイラ」の昔から変わらない地区から近代的な高層ビル群まで、ドバイの街全体が一望できます。
未来博物館
トーラス型の建物は、丸い形が地球と空を、中央の空間が未知の世界を表現しています。湾曲した建物の表面には、アラビア文字で描かれた窓のデザインが施されています。
ドバイ・クリーク
アブラに乗って『ドバイ・クリーク』を横断し、時を遡ってみましょう。ミナレット、風の塔、木製ボートは、ドバイが昔漁業と真珠採取を中心に栄えていた村であったクリークの文化であり、遺産です。クリークについて学ぶには「アル・シンダガ博物館」を訪問し、「パフューム・ハウス」に立ち寄って、U A Eの香りを嗅ぎながら、歴史を学んでください。
ハッタダム
ハジャール山脈の高峰とクリスタルブルーの水に囲まれた『ハッタダム』は、現実とは思えないほどの絶景です。
Holidayユーザーへのメッセージをお願いします
安全対策の整ったアラビアの温かいおもてなしで、日本の皆様をまたお迎えできる日を楽しみにしています。それまでは、どうぞお気をつけてお過ごしください。