岩本楼本館
神奈川県藤沢市江の島2丁目2-7神奈川県藤沢市江の島にある旅館。
岩本楼の前身は金亀山与願寺(江島神社)の別当職を務めた岩本院。
古くは中の坊と称していたが、岩本坊・岩本院と改名。
上の坊・下の坊と共に与願寺の別当を務めていたが、上の坊・下の坊を支配下に置き、総別当となる。
江戸時代、江の島は観光地として栄え、岩本院も宿坊として人気を集めた。
1862年、初演の歌舞伎、青砥稿花紅彩画(白浪五人男)に登場する弁天小僧は岩本院の稚児をモデルにしたとか。
弁天洞窟風呂は 江の島の岩屋を模した風呂で岩本院時代は稚児を折檻する土嚢であった。