横浜中華街関帝廟
神奈川県横浜市中区山下町140関帝(関羽・関聖帝君・関帝聖君)を祀る廟。
孔子を祀る孔子廟(文廟)に対比させて、武廟(ぶびょう)とも呼ぶ。
関帝廟の本殿は中央に関羽を祭り、右側に小説「三国志演義」で養子の関平(史実では実子)、左側に同じく「演義」に登場する配下の武将周倉の二神をそれぞれ祀る。
関羽は、信義や義侠心に厚い武将として名高く「演義」での普浄の逸話などから信仰を集め、王朝によって神格化されていった。
関羽は塩の密売に関わっていたという民間伝承があり、義に厚いとされる事から商売の神としての一面も持つ。
以後、商売繁盛の神様として信仰を集めるようになり、華僑は世界各地で関帝廟を建てた。