五条大橋
京都府京都市東山区五条通鴨川京都府京都市を流れる一級河川鴨川に架設された橋。
五条通(国道1号と国道8号)の一部。
古くから、平安京の京域内にあたる洛中から鴨川東岸への便として架橋。
当時は木橋で、鴨川中州を介して二つの橋に分かれていた。
1590年、方広寺大仏殿(東山大仏)の造営に当たり、豊臣秀吉の命により三条大橋とともに増田長盛を奉行として石柱の橋に改修。
当初、平安京の五条大路の東(松原橋)付近に架かっていたが、御土居築造に伴って撤去、郊外へ続く街道筋に当たっていた六条坊門通に架橋、以後、五条橋と称した。
通りの名も五条橋通(大仏橋、大仏橋通とも)、五条通と呼ばれ(五条松原通と呼ばれた旧五条通も松原通と呼ばれた)。