三宮神社
兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目4-4祭神は、湍津姫命。
天照大御神の御子で女神を祀り、生田神社の八柱の裔神を祀った一宮から八宮までの神社(生田裔神八社)の中の三柱目に当たる。
また、周辺の「三宮」という地名の由来とも。
明治時代までは尼崎藩領にあたり、神社周辺は田園地帯であった。
神社前にはアヤメを植え、須磨にある前田邸のカキツバタとともに見物客でにぎわった。
境内には井戸があり、航海の安全と商工業の繁栄の願う神であったことから、神戸の港に出入りする船員は参拝に訪れ、水を汲んでいたとか。
宮司の姓は清水氏を名乗っているのも、この井戸の清水が由来であるとか。
境内には、河原霊社や史蹟 神戸事件発生地碑、大砲がある。