鎌倉大仏殿高徳院
神奈川県鎌倉市長谷4-2-28浄土宗の寺院。
本尊は阿弥陀如来像(国宝)。
別名、鎌倉大仏、長谷の大仏。
山号は大異山。
開基(創立者)、開山(初代住職)は不詳。
もとは真言宗であったが、臨済宗に属し建長寺の末寺となった。
1238年、僧・浄光の勧進によって大仏堂を建立。
大仏は元来、大仏殿のなかに安置されていた。
江戸時代、大仏の荒廃が進み江戸・増上寺の祐天上人による再興以降は浄土宗に改宗し、当時、浄土宗関東十八檀林の筆頭であった材木座の光明寺(浄土宗関東総本山)の末寺となった。
鎌倉大仏が建立されている場所は長谷の「おさらぎ」という地名であり、鎌倉大仏に限っては「大仏」と書いて「おさらぎ」と読むことも。