瑞輪寺
大阪府豊中市中桜塚2丁目2-24本尊は木造漆箔薬師如来座像。
山号は雪峰山。
平安時代、原田神社付属の神宮寺として建立され、真言宗の桜塚山(桜墳山)善光寺となった。
1700年、黄檗宗隠元禅師の弟子即非禅師の勧請により開山。
即非の弟子千呆が第一世となり、雪峰山瑞輪寺となった。
瑞輪寺は宇治黄檗山萬福寺の僧千呆禅師により再興、瑞輪寺と名付けた黄檗宗の寺。
境内には井原西鶴門下で四天王の一人、談林派の俳人水田西吟の墓がある。
商家に奉公しながら西山宗因に学び、同門の井原西鶴に師事。
世俗係累を捨てて桜塚に「落月庵」を設けて閑居。
墓碑は「誹宗西吟之塔」。
僧塚は岐翁紹偵の墓で、室町時代の禅僧、一休宗純の子とも。