本宿駅
愛知県岡崎市本宿町一里山名古屋鉄道名古屋本線の停車駅の一つ。
1926年、愛知電気鉄道の駅として開業。
1935年、名岐鉄道との合併により名古屋鉄道が発足。
第2回中部の駅百選に選定。
本宿は、額田郡本宿村を前身とし、額田郡駅家郷や山中郷に属した。
古代道路、鎌倉街道が通ることから古くから交通の要衝として発展し、江戸時代には東海道が整備された。
周辺には、宿場町の藤川宿と赤坂宿などがある。
また、天領及び法蔵寺領であった。
1698年、旗本柴田勝門が入り、本宿陣屋を構えて以降、旗本柴田氏が法蔵寺とともにこの地を治めた。
冨田氏は世襲代官を務め、現在も本宿陣屋跡には冨田病院が立ち、慶応義塾大学と縁が深い。