玄武洞
兵庫県豊岡市赤石1347山陰海岸国立公園の一部で円山川東岸にある玄武洞公園。
公園内には玄武洞、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟が整備。
約160万年前、噴火によって噴出されたマグマが冷却され、玄武岩溶岩の層が形成。
河川による侵食で玄武岩塊がむき出しとなった。
玄武岩はマグマが冷却される際に体積が小さくなることでできる割れ目(節理)が顕著であったことから、人々が採掘し、その採掘跡が洞窟として残った坑道・採掘跡地。
洞窟内では亀甲状の天井や石柱がみられる。
1807年、幕府の儒学者・柴野栗山が訪れ、伝説上の動物玄武の姿に見えることから「玄武洞」と名付けた。