煤谷川鉄橋跡
京都府相楽郡精華町菱田新池煤谷川には、かつて旧陸軍軍用鉄道・川西側線の鉄橋が架かっていた。
鉄橋は長さ約17m、幅約1.4m。
コンクリート製の橋台と橋脚2基、鉄製の橋桁3連の構造。
川西側線は、1941年に建設され、陸軍祝園部隊(陸上自衛隊関西補給処祝園弾薬支処)と片町線(JR学研都市線)とを結んでいた。
総延長は約4.3km。
祝園部隊は日本の敗戦に伴い、占領軍の弾薬庫となった。
朝鮮戦争の開戦後、朝鮮半島への弾薬類が運搬された。
日本政府に返還され自衛隊に移管されるも廃線。