バナナのたたき売り発祥の地
福岡県北九州市門司区港町1-7明治時代、バナナは台湾の日本への編入などによって大量に輸入された。
青々とした完全に熟していないバナナは一旦、問屋(室)で熟成させて各地に出荷。
当時は保存する技術、菓子や飲料に加工する技術がなかったため、廃棄されていたが、バナナが完全に傷んでしまう前に露天商や的屋らが独自の「ばなちゃん節」を歌いながら客を引き寄せて露天で販売していた。
バナナは当時、高価な食べ物の一つで、祭りなどの的屋の一つとして行われることが多かったとか。
現在、「ばなちゃん節」は少なくなり、大道芸(門司流)となっている一方で、門司流と佐賀流があり、口上や歌などが異なっているが、門司では「バナナ叩き売り保存会」が設立。