鶉野飛行場跡
兵庫県加西市鶉野町2274-11第二次世界大戦によって日本も激戦化し、ここに川西航空機姫路工場の専用飛行場が建設された。
姫路海軍航空隊や筑波海軍航空隊分遣隊が駐留し、訓練基地および特攻隊の出撃拠点となった。
川西姫路工場では当時、紫電、紫電改が製造されていたとか。
滑走路は、全長約1,200m、幅60mに及んでいたが、終戦とともに閉鎖。
引揚者などを募集し、入植地となった。
現在、陸上自衛隊の訓練施設(鶉野訓練場)。
一部、道路、住宅地に転用され、飛行場としては縮小しつつある。
2008年に公開された映画「火垂るの墓」のロケに使用された。
また、掩体壕、エプロン、戦闘指揮所、防空壕などの遺構も近隣に一部現存している。