山片蟠桃顕彰像
兵庫県高砂市神爪5丁目3-15神爪神社内に建立された山片蟠桃の像。
江戸時代、商人・学者として活躍。
本名は長谷川芳秀。
通称は升屋小右衛門。
1748年、播磨国印南郡神爪村(兵庫県高砂市)生まれ。
生家は農家・豊かな在郷商人。
13歳のとき、大阪に住む伯父の養子となる。
大阪町人・大阪商人の学塾である懐徳堂で中井竹山・履軒兄弟に朱子学を、先事館で麻田剛立に天文を学ぶ。
大阪の両替商・升屋に仕え、1771年で番頭に就き、桝屋を繁盛させた。
財政破綻した仙台藩に建議、差し米を集めて利用、無駄を浮かせて節約、藩札を発行。
藩札を発行した代わりに、金貨の金を差し米の節約で捻出した資金で大阪に輸送、それを利殖に回して利益を上げた。