楠公寺
大阪府大東市大字北條北条2377-11交野山、生駒山、高安山、信貴山などと並ぶ生駒山地の一部である飯盛山の山頂付近にある寺院。
1950年、妙春日祥法尼によって開山。
高僧によって開祖。
妙春日祥法尼は能勢の山中で日蓮宗の布教に精進していた頃、南北朝時代に活躍した楠木正成公の長男で武将の楠木正行公の御霊が現れ、「法華経で我が魂を鎮めよ」と告げられた。
正成公は1336年、京都に向かう途中、北朝の足利尊氏を湊川で迎え撃って討死。
1348年、正行公は足利軍と戦い、高師直の軍と戦ったが四條畷で討死。
妙春日祥法尼は付近にある飯盛山に当寺を開山。
「楠公寺」という寺号は池田勇人氏によって命名。
本尊は鬼子母神、黒龍大明神。