春木川緑道
大阪府岸和田市額原町596 0822
大阪府岸和田市内を流れる二級河川の春木川沿いに整備された緑道。
尾生町の東谷橋より上流を轟川と呼ぶ。
標高約295mの神於山に源を発し、北へ流下し、大阪湾に注ぐ。
水源の神於山は、和泉葛城連山の前山にあたる。
同川が形成する浸食谷は尾生谷と呼ばれる。
弥生時代、水田耕作が行われ、久米田古墳群などの遺跡が残る。
周辺には久米田池や蜻蛉池などの溜池が造成。
700年代、聖武天皇が行基に命じて久米田池を建造、久米田寺が開かれた。
現在、府内最大規模の溜池となった。
近代、和泉煉瓦の工場、岸和田紡績野村工場の社宅、和泉紡績の工場が建設。