赤橋(大仏鉄道遺構)
京都府木津川市城山台5丁目10-14明治時代、関西本線の前身で五大私鉄の一つ「関西鉄道」が愛知県名古屋市方面から大阪への進出を目指して京都府木津川市「加茂駅」から現在の奈良駅北約1.1kmの所に仮設的に作った「大仏駅」間を結ぶ約8.8kmと奈良駅までの通称。
1898年、加茂駅と大仏駅間が開通、大仏駅が開業。
当時、イギリス製(ナスミス・ウィルソン社)で赤色の蒸気機関車が活躍。
途中の黒髪山トンネルとその付近では勾配が厳しく機関車にとっては難関で、機関車を二両連結しているときは走っているが、一両では途中で停車してしまう。
そのため、客が降りて車両を押していたとか。
1907年、木津駅経由の路線の開通に伴って乗客が減少し、廃止。