鶴来横町うらら館
石川県白山市鶴来新町タ1参拝の後、神社のある鶴来(つるぎ)の街を散策してみました。氏神の金劔宮(きんけんぐう)の門前町として1000年の昔から栄えてきた街なのだとか。かつては「劔」と表したそうです。
霊山「白山」や、白山比め神社への参拝や、特産品と日本海の海産物が行き交う交易の要所としても栄えたようです。
天保3年(1832年)に建てられた商家を改築して無料休憩所になった横町うらら館をたずねました。当初は年貢米を管理する「蔵宿」だったそうです。明治期は郵便局、そして町医者と持ち主が変わり、14代目が町に寄贈されたのだとか…。家財がそのまま残されていたり、囲炉裏や欄間などからも世代を渡り歩いた痕跡が垣間見られます。