「両口屋是清」は、江戸時代の1634年に名古屋で創業した和菓子の老舗で、名古屋を治めていた徳川御三家の尾張藩二代藩主徳川光友公からは直筆の表看板「御菓子所両口屋是清」をいただいたほどの伝統のある名店です。
「千なり」は、丸い形のふんわり柔らかくてしっとりとした焼皮でこだわりのあんをはさんだ和菓子です。北海道産の大納言小豆を丹念に炊いて仕上げた「小豆粒あん」、地元愛知の風味豊かな抹茶を使った「抹茶あん」、国産の白小豆粒入りで鮮やかな色合いのあんの「紅粒あん」の3種類の味が楽しめます。
そして、厚みのある焼き皮には、豊臣秀吉の馬印だった「千なり瓢箪(ひょうたん)」が焼印されています。名古屋の歴史も感じさせてくれる和菓子です。
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