旭川といえば!定番のおすすめスポット10選
旭山動物園
北海道旭川と言えば真っ先に思い浮かぶのが「旭山動物園」ではないでしょうか。旭山動物園は、北海道旭川市に位置する動物園です。旭山動物園には28ものスポットがあり、人気の「ほっきょくぐま館」から、「ぺんぎん館」、そして「こども牧場」など多くのスポットに分かれています。
ほっきょくぐま館は2002年9月に完成し、2ヵ所の展示場所があります。1つには巨大プールを設置し、ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぐ姿を観察することができます。もう1ヵ所では堀を利用し、檻のない放飼場になっていて陸上で暮らすホッキョクグマを観察することができます。
この場所には「シールズアイ」といったカプセルがあり、アザラシの視点からホッキョクグマを観察することも可能です。ダイナミックでとても迫力があるので是非観察してみてください。
1997年に完成したこども牧場は、旭山動物園で人と動物が唯一ふれあえる空間です。ウサギやモルモットのふれあいでは動物の体感やにおいを体験することができたりと色々な体験ができます。また、2006年7月には、第2こども牧場が完成し、ヤギやヒツジを観察でき、近くにいればふれあうことができます。
嵐山展望台
嵐山展望台は旭川市の中心部から西方に約5キロ進んだ地点にあり、標高は253mです。京都の嵐山に似ていることからこの名前が付きました。嵐山の最大の魅力はその自然の豊かさにあり、公園内の「北邦野草園」は都市近郊にありながらも原始の森が残る貴重な場所です。
一方で公園としての整備も進んでおり、ハイキングコース、嵐山公園センター設置により、老若男女問わずに簡単に散策ができるように配慮されています。頂上にある展望台からは旭川全市を一望することができ、夜景や花火見物のスポットとしても人気な場所です。
平和通買物公園
平和通買物公園は、1972年の6月に始まった日本で最初の歩行者専用道路で、約1kmもの長さに多くの施設が立ち並ぶスポットです。飲食、美容・健康、デパートや医療、服飾店など様々な種類の施設が多く展開されています。
月に1回程度でイベントが開催され、イベント時には観光客も含め地域の方で賑わいます。周辺には駐車場もあるため、車で行き観光することも可能です。
就実の丘(しゅうじつのおか)
就実の丘は、旭川空港の南東側に位置する丘陵地帯です。丘陵風景が見られることでも人気であり、他にもジェットコースターのようなアップダウン道路、旭川空港の風景、旭川・美瑛市街地の遠景、大雪山連峰などが望め、変化に富んだ様々な風景を目にすることができます。
国道から離れ、周辺は農地で観光地としては整備されていないことから、トイレ、駐車場、売店などは一切ありませんが、その分静かに雰囲気を楽しむことができます。大雪山の主峰、旭岳などや大雪山の一部である十勝岳連峰の全貌を見渡すことができる数少ない貴重な場所となっています。
以前は知る人が少なくマイナーなスポットでしたが、地元の雑誌で紹介され、口コミで評判が広がるなどして訪れる人が増加しているスポットでもあります。しかし、現状では案内・看板がほとんど設置されてないため、初めて訪れる人は迷いやすくなっているのでご注意ください。
北海道護国神社
北海道護国神社は、旭川市花咲町にある神社です。境内の森林には大雪山系の原生植物が約140種あまり自生し、清澄うつぼなど全国的にも奇草といわれるものが群生している最北端でもあります。
また、夏鳥として、本州北部より北で繁殖するチゴハヤブサなどの野鳥も見られ(6月中旬~7月中旬)、多くの写真家が写真に収めようと訪れます。
厄祓いや車のお祓い、安産祈願、初宮詣、七五三参りなど多くのご祈祷をすることもでき、結婚式を挙げることも可能です。秋には紅葉も見ることができます。
旭橋
旭橋は、数ある橋の中でも旭川の象徴として、多くの市民に最も敬愛されている橋です。
旭川には石狩川、牛朱別川、忠別川など大小130もの川が流れ、750以上の橋が架かっています。旭橋の完成は1932(昭和7)年11月で、市の南北を結ぶ重要な交通路としてドイツから輸入した鋼で作られました。橋長225.4m、幅18.3mの美しいアーチ橋で、1956(昭和3)年までは市内電車もこの橋の上を走っていました。
2004(平成16)年には「北海道遺産」に認定され、地元の方にも観光客も多く訪れるスポットになりました。
クラークホースガーデン
クラークホースガーデンでは、乗馬やコテージ宿泊ができます。そしてMAM'sカフェもあります。乗馬は冬でも楽しむことができ、AとBのコースが設置されています。真っ白に光り輝く雪原のパノラマが一望でき、夏とは異なる北海道らしいもうひとつの自然風景を楽しむことができます。
静寂に包まれた森、すみ切った空気と輝く樹氷、身を潜める動物たちのかすかな気配、ゆっくり流れる穏やかな時間を楽しめます。馬の息吹と力強く雪をかき分ける蹄の音だけがこだまし、それもまた魅力のひとつです。
コテージは五右衛門風呂の家をイメージし、農家を修復して造られました。のんびりとした田舎の生活を満喫したい時に、プライベートな空間を楽しめます。 また、旭川最大の観光スポットである旭山動物園から車で10分の場所にあるので旭川の観光にとても便利な宿泊施設です。ただ、夏季のみの営業なのでご注意ください。
MAM’sカフェは、ウエスタン調の雰囲気があるカフェです。カレーやピザ、各種デザート、ドリンク等幅広いメニューを提供しています。また、予約をすれば、チキンレッグや野菜をハーブとともにじっくりローストしたダッチオーブン料理「カントリーチキン」をいただくことができます。
乗馬から、宿泊、そしてカフェまで楽しめるスポットとなっています。
旭川市科学館サイパル
旭川市科学館サイパルは、旭川市の中心部にある北海道最大級の科学館です。
旭川市科学館サイパルの館内には「北国」「地球」「宇宙」をテーマに、科学について体験しながら楽しく学べる常設展示室、実験や研究に利用できる各種実験室・学習室、最新投影機を備えたプラネタリウム、そして大型望遠鏡を設置した天文台があります。
また敷地内には、鳥や昆虫などが観察できる自然観察空間が設けられています。ミュージアムショップでは、お土産に最適な科学館オリジナル商品やキャラクターグッズ、恐竜のフィギュア、天文グッズが揃っています。
北彩都ガーデン
あさひかわ北彩都ガーデンは、旭川駅に直結したまちの中心にある全国的にも珍しいロケーションのガーデンです。
駅の西コンコースを通して歩行者専用道路「平和買物公園」へと繋がる市街地でありながら、南側には雄大な忠別川が流れ、旭川の自然が広がります。川や大雪山を眺め、身近な自然の美しさに改めて気づかされる、そんな癒しの空間が広がります。
ガーデンは鏡池プロムナード、アウネの広場、神人の森に分かれています。鏡池では、2つの花壇エリアをつなぐ散歩道として雄大な景観が楽しめます。
アウネの広場は3つに分かれていて、川のボーダー花壇は旭川の工芸品「優佳良織」をヒントに、ピンク色と黄色の宿根草を帯状に植え込んだ花壇です。約80種類の花々が季節によって咲き替わります。疎林テラスは、森ができ始めの頃の疎林をイメージさせる花壇です。
白生種と柔らかい色味の宿根草を組み合わせ、さわやかな印象を与えます。水路メドウは、せせらぎの音を聴きながら、水辺に育つ自生種を主体としたメ銅ガーデンです。春のスイセン、アヤメやカワラナデシコ、ハギなどが咲き誇ります。
神人の森は、7つものスポットがあり、アイランドボーダー花壇、アプローチボーダー花壇、カツラ広場、森のショールーム、ハーブガーデン、農のガーデン、メドウガーデンとなっています。多くの花壇があるため魅力が沢山あるスポットとなっています。
神居古潭(カムイコタン)
神居古潭は北海道旭川市と深川市の間に位置する石狩川の峡谷です。カムイコタンとはアイヌ語の地名で、「神の住む場所」の音意訳です。
石狩川両岸が美しい景勝地であり、稀な景観でもあることから、旭川八景の1つに選定されています。神居古潭の岩にはおう穴といって、表面に円形の穴があるものがあります。おう穴は小石が水流で回転して岩を侵食してできたものです。
途中には神居古大橋といった釣り橋もあるのでそこもまた見どころとなっています。
旭川で芸術に触れられるスポット3選
雪の美術館
雪の美術館は、中世のヨーロッパのお城のようなヴィサンチン建築様式を随所に取り入れた外観で、内装はすべて雪をイメージしたオリジナルデザインとなっています。雪の美術館は大雪山系に降る日本でもっとも美しい雪の結晶をイメージしてつくられ、ドームやアーチといった曲線を多用した外観が優雅な印象を与えます。
建築費用は建物で約45億円、調度品まで含めると約60億円にもなるそうです。高級な建築資材や当時最新だった空調システムなどが贅沢に取り入れられています。雪の美術館は旭川市の高台にあって、大雪山と市内を一望できる眺めと四季の風景に調和した佇まいがとても魅力的です。
中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館
旭川市彫刻美術館は、日本の近代彫刻史に偉大な足跡を残した、旭川市にゆかりのある彫刻家「中原悌二郎」を記念し1994年に彫刻専門の美術館として開設されました。
中原悌二郎が残した12点の彫刻を中心に、悌二郎に大きな影響を与えたロダンや荻原守衛、悌二郎の親友だった石井鶴三や堀進二の作品と、旭川市が、1970年に悌二郎の偉業を顕彰して、我が国の彫刻界の発展に寄与する目的で創設した中原悌二郎賞の受賞作品などが所蔵されています。
彫刻の常設展示のほか、企画展、講演会、講座など、彫刻に関する各種事業が行われており、彫刻及び彫刻家に関する資料の収集など「彫刻の街・あさひかわ」にふさわしい個性ある美術館です。
三浦綾子記念文学館
三浦綾子記念文学館は1998年6月13日(土)、全国の三浦綾子ファンの募金によって建てられた、市民による「民営」の文学館です。
三浦綾子記念文学館は、三浦綾子の文学の仕事をたたえ、広く国の内外に知らせることを願い、多くの人々の心と力を合わせてつくられました。それはまた、三浦文学を心の豊かな糧としてのちの世につたえていくことを目的にしています。企画展も随時開催されています。
大自然を肌で感じられるスポット
上野ファーム
農家の方が個人でお米を販売できる制度が作られてからは上野ファームでもいち早くお米が販売されました。
消費者とのつながりが生まれ、直接農場にお米を買いにくることも増えてきたのをきっかけに、農場の環境や農村風景をより楽しんでいただこうと、田んぼのあぜ道にルピナスを植えたり、農道の脇にカモミールなどを植えて魅力的な景観づくりがされています。
さらに農場の散策も楽しめるように、畑だったところに一本の石畳の小道を作り、花が植えられ、それが現在「マザーズガーデン」と名付けられています。
新しい庭が形になり庭の公開が始まり、公開してすぐは誰も来ない日が続きましたが、上野ファームの庭造りが口コミで広がり、庭を見学しに来る人が増えていったそうです。綺麗に咲く花を欲しがる方が多く、その要望を受け、小さなビニールハウス「丘のふもとの小さな苗屋」で苗の購入もできるようになりました。
現在では苗のみではなく雑貨屋やカフェも併設し、シーズン中は沢山の観光客で賑わっています。
旭川市周辺の定番観光スポット8選
層雲峡温泉 ホテル大雪
ホテル大雪には「天華の湯」「大雪乃湯」「チニタの湯」という3つのお風呂があります。
天華の湯は、渓谷露天風呂で朝風呂の爽快さが一番の湯です。朝霧にかすむ渓谷の美しさに、心も体も目覚めること間違いなしです。大雪乃湯は、層雲峡温泉の中で最も高台にあるホテルの展望大浴場と露天風呂は、大雪の山々の雄大さを堪能することができます。
チニタの湯は、レンガスタイルとステンドグラスのしつらえがエキゾチックな雰囲気いっぱいのお風呂です。お湯の温度が最も高い、温もりの湯でじわじわと汗を流すといった温泉の醍醐味をたっぷりと味わってください。
天華の湯は貸切露天風呂としても利用することができます。1組50分間、貸切ることができお値段も5名までなら1組3,000円、6名以上は5,000円とお手頃なので仲間内で行ったときは貸切って思い出を残してはいかがでしょうか。
また、3つの大浴場を回りスタンプを集めると売店で粗品がプレゼントされるスタンプラリーも開催されています。お子様と行った際には是非そちらも一緒に楽しんでみてください。
旭岳
旭岳は、北海道で最も高い山で「日本の百名山」にも選ばれていて標高は2,291mもの高さです。
登山のシーズンは6月下旬から10月初旬までと短い期間ですが、短期間でめまぐるしく変化する大自然の様子は圧巻です。7月下旬に向けてピークとなる高山植物の花々は、足元をカラフルに染め、アイヌ語で「カムイミンタラ」(神々の宿る庭)と称されるまさに楽園の様子です。
日本で最も早く紅葉を見ることのできる場所として知られており、9月中旬から下旬にかけて見られる紅葉は、姿見エリアから始まり日ごとに旭岳温泉へと移っていきます。9月は大雪山国立公園に広がる綺麗な紅葉を見ようと多くの観光客が訪れます。
羽衣の滝
羽衣の滝は、1918年に文人である大町桂月氏により、景観の素晴らしさと水の流れが天女の羽衣を思わせることから、羽衣の滝と命名されたと言われています。紅葉の時期になると周囲が赤や黄に色づき、滝と紅葉が一度に楽しむことができます。
2013年に発生したがけ崩れの影響で、滝を正面に見ることができる見晴台が全壊、また羽衣の滝に向かう遊歩道が崩落し通行止めになっていましたが、2018年6月中旬に新しい遊歩道にて再開され、7段の岩を伝って流れ落ちる様子を再び見ることができるようになりました。
運動がてら散策しながら側にある滝見台まで行くと羽衣の滝の全貌を見ることができます。
大雪 森のガーデン
森のガーデンでは森の花園と呼ばれる場所があり、約700種の草花が咲き誇ります。5つのテーマガーデンがあり、大雪な庭・四季のすみか・花の泉・親しみの庭・カムイミンタラに分かれています。
大雪な庭は、「大切」と「大雪」を重ね合わせ、上川を象徴する大雪山系の植物を大切にしたいという想いを込めて、大雪山で見られる高山植物や北海道の自生種を植栽しています。
四季のすみかは、「春、夏、秋、それぞれの季節を司る精が住んでいる」といったイメージをふくらませてデザインされたガーデンです。開花期が同じ植物を同じゾーンに植栽し、季節ごとに可憐な花が競い合うように咲き、シーズン毎に全く異なる魅力を堪能できるガーデンです。
花の泉は、グランドカバープランツ=葉や花が地面を這うように育つ地被植物を利用して、地面から泉が湧きあがる様子を表現した庭です。
親しみの庭は、「花に興味を持ち、もっと身近に感じてほしい」「触れたり、香りをかいだりなど五感で楽しめるように」と願いをこめてデザインした庭です。色、香り、形、不思議な手ざわりなど個性的な特徴を持つ植物が多数植栽されています。
カムイミンタラは、ダイナミックな大型植物や、穏やかに揺れるグラス類、ハーブや野草などの多様な植物で構成されているガーデンです。5つのテーマガーデンの中で最も広いスペースで、北海道らしいのびのびとした「神々が遊ぶ庭」が表現されています。
5つのガーデンはそれぞれ見どころが多くあります。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
アイスパビリオン
アイスパビリオンは、世界初で最大級のスケールの寒さ体験を年中楽しめる施設です。
アイスパビリオンでの中でも、アイスホールは通年マイナス20℃に保たれ、自然の法則にのっとりながら25年の歳月をかけて制作された氷柱群は、氷壁600平方メートル、氷量1000トンのスケールを誇り、360度、見渡す限りの氷の世界が広がっています。
また、マイナス41度の極寒体験コーナーやダイアモンドダストなど様々な体験型パビリオンとしても魅力たっぷりの施設となっています。クリオネ展示やトイレ美術館など他では見ることができないモノ、バナナの釘打ちなど他では体験できないコトがアイスパビリオンにはあります。
光のシトラセゾーンでは幻想的な光の演出がされており、氷の王様ゾーンでは六角形の結晶をイメージした空間から氷の世界が出現します。
層雲峡
層雲峡では多くの楽しみ方があり、観光から宿泊、グルメから、遊びそしてお土産まで様々な魅力があります。
層雲峡の浮嶋湿原には、大小なんと70余りもの沼が点在しています。標高約860m、東西約650m、南北約450mもの広さの沼の間に湿草原の根によって形成された浮島がある、日本でも数少ない高層湿原です。夏には木道からエゾイソツツジ、エゾヒツジグサ、ハクサンチドリ、ウメバチソウ、ワタスゲなど、咲き競う高山植物や花々を見ることができます。
大雪ダムもあり、澄んだ水には、アメマスなどの魚が泳いでおり、おいしい空気と素晴らしい景色を楽しみながら、のんびりと釣りを楽しむこともできます。また、オートキャンプ場やアイスパビリオンという美術館、そして釣り堀、ゴルフ場と遊べる、楽しめるスポットが沢山あります。
紅葉の時期には、もみじが綺麗な紅葉スポットになり、今では見ることができなくなった「小函」のような柱状節理と滝が同時に見ることもできます。魅力が溢れる層雲峡に是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
流星の滝
石狩川沿いに延々24kmにわたって続く断崖絶壁を流れ落ちるいくつかの滝の中でも、もっとも美しい滝のひとつが「流星の滝」です。
太い1本の滝となって力強く流れ落ちる「流星の滝」。日本の滝百選にも入っている名瀑を、 駐車場から間近に見る迫力ある姿は圧巻です。滝を背に20分ほど斜面を登ると、「双瀑台」の展望台へたどり着きます。 別名女滝・男滝とも呼ばれる、2本の滝が絶壁・不動岩の左右を流れ落ちる姿を同時に見ることができます。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ
朝6時から運行しているロープウェイに乗ると、早朝だけの絶景に出逢えるかもしれません。
朝露に濡れた高山植物、澄んだ空気の中で見る大雪山の山々が絶景です。運が良ければ雲海が見られることもあります。ネイチャーガイドが層雲峡の成り立ちや動植物をわかりやすく解説してくれます。
季節に合わせた観光スポット6選
氷彫刻世界大会
氷彫刻世界大会は平和通買物公園で開催される大会です。
氷彫刻の大会としては、日本国内で唯一実施される公式国際大会です。約40時間にわたり氷彫刻を作り上げ、完成後は旭川冬まつりの期間終了まで作品が展示されます。また、夜には作品がライトアップされ、昼間とは違った幻想的な様子が見られます。
西神楽公園「ホタルの里」
「ホタルの里」は、1991(平成3)年、旭川市郊外の稲作地帯に所在する生徒数150名足らずの小さな中学校から町おこしの一環として始まりました。
僅か11人の子供たちが、17匹のホタルを飼いはじめて暫くすると、その真剣で純粋な活動が地域の人々の共感を得て、1996(平成8)年に、会員数160名に及ぶサポート団体の「西神楽ホタルの会」が誕生したそうです。
旭川市も地域の西神楽公園の改修工事に伴い、せせらぎを造成し「ほたるの里」として位置づけ、中学校の校庭から移設し現在は約10万匹もの飼育がされています。
「ホタル祭り in 西神楽」は、毎年7月末〜8月上旬に開催されます。自然界のホタルも、その頃に見ることができます。ただし、ホタルの採集及びストロボ撮影は、固く禁止されているのでご注意ください。
常盤公園
常磐公園は市内の中心にあり都市の中のオアシスとして市民に親しまれている広い公園です。
この常磐公園は四季折々様々な風景を見せてくれますが,秋になると公園内の木々がだんだんと紅葉していき、赤や黄色の葉を落としてゆく芸術的な風景を見ることができます。公園内に設置されている彫刻群と相まって、公園を訪れる人々の目を楽しませています。
やがては公園内樹木の「冬囲い」作業が見られるようになり、長い冬へむけた準備が始まります。
あさひかわ雪あかり
あさひかわ雪あかりは、旭川の冬を明るく楽しいものにするとともに、旭川独自の魅力的な冬の景観創造を目指し、冬資源やあかりに関する技術を開発・発展・普及する場として開催されています。市民をはじめ、芸術家・学識者・技術者等の参加の舞台とし、多角的な人材発掘・育成の場、そして交流の場として設けられています。
また、「誰もが安心して楽しめる冬のイベントを実現」ということをモットーにバリアフリーやユニバーサルデザインを多く取り入れ、多くの方に安心して楽しんでもらえるような工夫が施されています。
旭川冬まつり
「旭川冬まつり」は、1960年から続く北海道の冬を代表するイベントのひとつです。
広大な石狩川河川敷がメイン会場ということもあり、特に巨大雪像で知られています。1987年のメイン雪像「ガリバー城」はギネスブックにも掲載されました(1994年に世界遺産・華城の雪像で記録更新)。
このほかにも、巨大すべり台や雪像制作体験など雪国ならではのプログラムが用意され、地元の方と多くの観光客で賑わいます。
氷瀑まつり
氷瀑まつりは冬に層雲峡温泉で開催されるお祭りです。見どころが沢山あり、ひとつは「北の氷酒場」です。土日祝日のみの特別営業ではありますが、上川町に誕生した「大雪上川酒造」の限定酒「神川」と「高砂酒造」の飲み比べを楽しむことができます。
氷瀑神社では、氷で作る神玉が鎮座しています。受験合格、金運、恋愛等の御利益があると言われていて、お賽銭が貼りついた神玉はアート作品のようにも見えます。
特設ステージでは氷瀑まつりの期間中、太鼓演奏やアイヌ民族舞踊、お楽しみ抽選会、餅まき、氷瀑ウエディングなどの多くのイベントをお楽しみいただけます。また、他にも売店や休憩所もあるため、ゆっくり休憩することも可能です。