新潟県の新型コロナウイルス感染症対策
まずはここを押さえるべき!新潟の定番スポット10選
ぽんしゅ館
「ぽんしゅ館」は、越後魚沼のお酒や食が集まる越後のお酒ミュージアムです。「新潟の地酒」をテーマに、新潟越後の約90酒蔵の代表銘柄をユニークな利き酒マシンで試飲できます。500円で最大お猪口5杯分の唎き酒が利用できるなんて、とってもお得です。季節の日本酒、ここでしか手に入らない日本酒など、厳選した日本酒を取り揃えているので、まさに日本酒好きにはたまらないスポットです。
また、酒蔵直販の地酒や、試食もできる地元特産品&オリジナル商品の物販などもずらりとそろえられています。さらに入浴用にブレンドした、酒風呂専用の日本酒を直接温泉に投入している「酒風呂」や、糀(こうじ)を使ったドリンクやソフトクリームがおいしい「糀カフェ」などもあり、新潟の味と温泉をいっぺんに満喫できます。
彌彦神社
古くから越後一宮として県内外の信仰を集め、地元の人には「おやひこさま」の敬称で親しまれる「彌彦神社」は、彌彦山を背景にした静謐な境内は新潟屈指のパワースポットとしても有名です。その創建年代は不明ですが、万葉集にも歌われるほどの古い歴史を持つ神社で、越後国における一の宮とされています。
彌彦神社の建っている彌彦山も、山全体がパワースポットとして知られていて、ご神体を彌彦山とする彌彦神社には山からのエネルギーが絶え間なく流れてきていると言われています。主祭神である天照大神の曾孫の天香山命は、越後国の開拓の祖であり、万能の神様。特に仕事や恋愛に強いご利益があるといわれています。仕事や人間関係で悩んでいる人に、ぜひおすすめしたい神社です。
寺泊の魚市場通り
新潟と言ったら、海の幸!そんな新潟の海の幸を堪能できるのが、長岡市寺泊地区にある「魚市場通り」です。通称「魚のアメ横」と呼ばれており、地元寺泊港や出雲崎港に揚がる新鮮な魚介類を扱う海産物店が軒を並べ、品数の豊富さと安さには定評があります。色とりどりの魚から、カニや貝類までもずらりと並べられています。
買い物やランチを目当てに訪れるのはもちろん、イカの浜焼きなどを食べ歩きながら、港町ならではの活気を楽しむ観光スポットとしても大人気です。市場ならではの楽しみ方、新鮮な海の幸を「生」でいただきましょう。
佐渡金山遺跡(北沢浮遊選鉱場跡)
世界で初めて金銀の「浮遊選鉱法(ふゆうせんこうほう)」を実用化し、かつては東洋一ともうたわれた佐渡金山の「佐渡金山遺跡(北沢浮遊選鉱場跡)」は、近代日本を支えた産業遺産ですが、今では佐渡の人気観光スポットです。朽ち欠けた壁に失われた屋根、手つかずの無人廃墟であることを象徴するかのように張り巡るツタが、まるでアニメの舞台か海外の遺跡のような独特の非日常感があり、「佐渡のラピュタ」とも呼ばれています。
建物の内部は立ち入りできませんが、近くからは主要施設をまぢかに見ることができます。「火力発電所発電機室棟」や「北沢50mシックナー」も訪れたのなら押さえておきたい「ラピュタ感」満載の建物です。また、7月下旬~9月上旬の夜はライトアップも施され、雰囲気はさらに神秘的になります。金銀に思いを馳せた当時の人々の夢とロマンが感じられる場所です。
星峠の棚田
十日町市を代表する「棚田」は、大小さまざまな棚田が約200枚まるで魚の鱗のように斜面に広がっています。田植え前と稲刈り後の春先と晩秋には、水田が鏡のように輝く「水鏡」が見られ、特に雲海が発生しやすい雨の翌日や早朝の美しさは必見です。その水鏡が輝くベストシーズンには、その美しい風景を眺めようと全国各地から多くのカメラマンや観光客がこの地を訪れます。
他にも、青々とした緑が一面に広がる夏、雪に覆われる冬など春夏秋冬異なる表情の棚田が人々を魅了します。朝靄、夕日、星空など、一日のなかでも時間ごとに美しさが変化するため、何度でも訪れたくなる場所です。
日本三大峡谷 清津峡
川を挟んで切り立つ巨大な岩壁がV字型の大峡谷をつくり、国の名勝天然記念物にも指定されている「清津峡」は、黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つに数えられ、雄大な柱状節理の岩肌とエメラルドグリーンの清流は感動的な美しさを見せてくれます。川の両側にそびえる岩壁は、柱状節理と言われていて、マグマが冷えて固まる際、体積収縮によって冷却面に垂直に四〜六角形に節理が生じた、とてもめずらしい地形なんです。
4ヶ所の見晴所がある清津峡渓谷トンネルには、清津峡の成り立ちなどのパネル展示もあります。10月下旬から11月上旬の紅葉の時期には、紅葉と岩礁とが織り成す造形は見事に美しく、それ以降は雪景色の清津峡が望めます。冬季1月中旬から 3月31日の期間は閉鎖されるので、事前に確認してからお出かけください。
瓢湖(ひょうこ)
新潟県阿賀野市にはラムサール条約登録湿地「瓢湖」があり、白鳥が毎年10月頃にシベリアから渡来し、3月頃まで滞在します。特に11月下旬の最盛期にはなんと5,000羽を超える白鳥や2万羽ほどのカモなどの渡り鳥が飛来してきます。
背景には五頭山がそびえ立ち、眺めのよい景色が広がっています。日本中に白鳥飛来地はたくさんありますが、これほど小さな池にたくさんの白鳥が集まり、すぐ目の前で見ることができる場所は他にはありません。
飛来する白鳥は主にオオハクチョウとコハクチョウの二種類です。オオハクチョウはコハクチョウに比べて体が大きく、翼を広げた時の長さもあり、クチバシの黄色い部分も多いのが特徴です。じっくりと観察して、見分けてみましょう。
笹川流れ
澄み切った碧い海が美しく、日本屈指の透明度を誇る「笹川流れ」の11km続く海岸では、日本海の荒波の浸食によりできた奇岩、岩礁や洞窟など、変化に富んだ風景が広がり、豪壮な景観は国指定の名勝及び天然記念物となっています。
笹川流れの美しい景色を堪能するなら、遊覧船は外せません。眼鏡岩、恐竜岩といった数々の奇岩が出迎える雄大な造形は圧巻です。約40分間の船旅では、途中カモメに餌付けをすることもでき、お子様も楽しめます。まぢかで見るカモメはかなりの迫力です。日本百景に選ばれた、透明度の高い綺麗な海と、カモメの餌付けのドキドキ感を楽しむことができます。
萬代橋(ばんだいばし)
日本一の大河「信濃川」に架かる「萬代橋」は、新潟市の発展とともにあゆみ続け、いつの時代も街のシンボルとして親しまれています。頑丈な石づくりの萬代橋は美しい連続アーチが特徴的で、花崗岩や御影石で化粧が施され、風格を漂わせながら洗練された雰囲気を放っています。
都市の近代化に対応して1929年に架け替えられた現在の三代目萬代橋は、2004年7月に国の重要文化財に指定されました。国道にかかる橋梁で重要文化財に指定されたのは、東京の日本橋に次いで2番目です。
橋の長さは306.9m、幅は22.0mで、1964年に起きた新潟地震にも持ちこたえた立派な橋です。主要な交通路のため車が多いですが、広い歩道が整備されており、歩いて渡ることもできます。ゆっくりと散策しながら萬代橋を眺めてみてください。
枝折峠(しおりとうげ)
「枝折峠」は、国道352号沿いにある峠で、山頂には越後駒ヶ岳の枝折峠登山口があります。早朝には奥只見・銀山平で発生した霧が雲海となり山の稜線を越え、まるで滝のように流れ落ちる「滝雲」という自然現象が見られます。車で行くことができて、道路脇から手軽に滝雲を見ることのできる人気スポットです。
秋の高低差のある峠道をドライブして、徐々に移りゆく紅葉の色づきを楽しむプランもおすすめです。晩秋には2,000m級の山々の初冠雪が見られることもあります。はっと息を呑むような、大自然の神秘を見に行ってみましょう。
一番の思い出づくりに!新潟の有名イベント4選
長岡まつり大花火大会
「長岡まつり大花火大会」は、日本三大花火大会のひとつに数えられている大きな花火大会で、2日間で約2万発の花火が打ち上げられます。信濃川の広大な河川敷が会場になっており、他では見ることのできないビッグスケールの花火が打ち上げられます。
信濃川を挟んで、右岸の川面に映る花火が楽しめるエリア、左岸の打ち上げ場所から近くダイナミックな花火が楽しめるエリアが用意されていて、見る場所によって変化が楽しめます。
そして、一番の名物は、正三尺玉が3連発で打ち上げられるところです。この正三尺玉の大迫力を体感するのなら、打ち上げ場所に近い長生橋上流がおすすめです。国内外からも多くの観覧者が訪れていて、その数は、なんと100万人超え。一般の観客はもちろんマニアにも大人気の花火大会です。
また、全長約2kmにもおよぶ復興祈願花火「フェニックス」など、ほかではなかなか見られない大型花火の競演は必見です。
おぢや風船一揆
「おぢや風船一揆」は、小千谷市で行われ、日本でも有数の熱気球大会と幻想的な雪中花火がコラボした冬のイベントです。ライトアップされた気球の上空に花火が打ち上げられる「グローバル―ンフェスティバル」は必見です。また、熱気球や雪原を走るスノートレイン、凸凹道を走るアーゴなどの試乗体験などなど雪上のアトラクションも充実しています。
「うまいもの広場」では、地元のおいしいものがたくさん売られています。また、雪原ではスノーチューブやスノートレインなど大人から子供まで楽しめるイベントが満載です。冬の1日をたっぷりと遊び尽すことができる、おぢや風船一揆に出かけて冬一番の思い出を作りましょう。
雪原カーニバルなかさと
ゲレンデ一面に広がる約2万本のスノーキャンドルが美しい「雪原カーニバルなかさと」です。総延長60kmに、10万本のキャンドルが灯され、雪像やかまくらなどさまざまな雪の造形物が目を楽しませてくれます。スノーキャンドルの作製、設置、点灯は誰でも無料で参加することができます。来場者と共にひとつひとつ想いを込めて点灯すると、会場一帯は感動に包まれます。
そして、幻想的な銀世界を彩る打上花火やたいまつ滑降も必見です。雪茶屋も各所に設置されていて、豚汁や手打ちそばなども味わえます。キャンドルと花火のコラボレーションはとてもきれいで、心躍らせること間違いなしです。
津南雪まつり
「津南雪まつり」は、「食」「体験」「人」を通じて日本屈指の豪雪地・津南町の魅力を知るお祭りです。会場内は、雪まつりならではのかまくらや地元グルメの露店、ステージイベントなど熱気に溢れています。
お祭りを楽しんだ後は、いよいよスカイランタンの打ち上げへ。約2,000個が夜空を舞う光景は、まるでディズニー映画『塔の上のラプンツェル』での幻想的なシーンが再現されたかよう!最後は花火がフィナーレを飾ります。とってもフォトジェニックなイベントで、美しい景色が広がります。
誰だって楽しめる!新潟のレジャースポット8選
上越国際スキー場
「上越国際スキー場」は、標高1,017メートル、高低差は817メートル、そして東京ドーム214個分という広大な面積を誇る日本屈指の巨大スキー場です。張り巡らされたリフトでつながった複雑なレイアウトが特徴です。スノーパークやキッズゲレンデも充実しており、あらゆる客層をターゲットにしたスケールの大きなスキー場として知られています。「上国(じょうこく)」と略されて呼ばれることも多いです。
上越国際スキー場は、鉄道でも車でも訪れやすい場所で、スキーやボード、ウェアなど基本的な道具をレンタルすることが可能です。なので、ふらっと手軽に訪れたって、自由に楽しくウィンタースポーツを楽しむことができます。
高田城・高田公園
徳川家康の六男、松平忠輝公の居城として築かれた高田城の跡に造られたのが「高田公園」です。面積は約50ha、これは東京ドーム約14個分で、とっても広い公園になっています。
また、この地は日本のさくら名所100選にも選ばれていて、明治42年に旧陸軍第13師団の入城を祝い、在郷軍人団が城跡に2,200本の桜を植樹したのをはじめ、現在では約4,000本もの桜が植えられています。そして、約3,000個のぼんぼりに照らされて映える美しさは、日本でも有数のものとして知られており、上野の恩賜公園、弘前城公園とともに日本三大夜桜の一つに数えられています。
トキの森公園
佐渡島のほぼ中央に、トキのことを学んだり間近で観察したりできる「トキの森公園」があります。トキの森公園には「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」の二つの施設があります。
トキ保護センターに隣接した「トキ資料展示館」では、トキの生態や歴史、保護の取り組みを学べるほか、保護センターのトキをケージ越しに見学することができます。「トキふれあいプラザ」は自然に近い環境を再現し、トキがエサを食べに観察窓近くまで来るように工夫されています。目の前で見るトキはなかなかの迫力です。
新潟ふるさと村
「新潟ふるさと村」は、新潟の魅力をいっぱいに詰め込んだ、驚きと発見に満ちあふれた道の駅です。観光客はもちろん地元の人も多く訪れ、いつも賑わいを見せています。館内は、2フロアに分かれており、1Fでは常時500種類以上もある新潟の酒や新潟銘菓をはじめとした特産品・お土産の購入、2Fでは新潟ならではのグルメがゆっくりと楽しめるフロアになっています。
また、屋外にある花畑は、春は新潟の県花チューリップ、夏から秋にかけてダリアなど四季折々の花々が咲き誇ります。季節により毎年違ったデザインで植え込みを行っていて、何回見たって飽きることはありません。ぜひここで、新潟文化を体験してみてください。
佐渡小木海岸のたらい舟
「たらい舟」とは、もともとは磯ねぎ漁をするために作られたたらい舟です。狭く入りくんだ岩礁が多い小木海岸で、ワカメやアワビ、サザエなどをとるために考案されたもので、洗濯桶から改良に改良を重ね、現在のたらい舟になったと言われています。そんなたらい舟に乗ることができるのが、「佐渡小木海岸」のたらい舟体験です。
希望すれば、実際に自分で漕いでみることもできますが、実際に漕ぐのは意外と難しくて、まっすぐに進まずに舟がぐるぐる回ってしまいます。そしてなんと、1メートル漕げたら「たらい舟操縦士免許」が発行されるそうです。頑張ってゲットを目指してみてください。
新潟せんべい王国
「新潟せんべい王国」は、新潟発祥のロングセラー米菓「ばかうけ」を中心としたおせんべいのテーマパークです。米どころ新潟は、米菓の生産量も日本一なんです。ばかうけの製造ラインが見学できるほか、自分で焼いたおせんべいに絵付けをしたり、ばかうけに好きな味を付けてオリジナルばかうけを作れるなど楽しい体験がいっぱいです。
小さい子どもからお年寄りまで、焼きたての香ばしいおせんべいを気軽に楽しむことができます。飲食や土産物コーナーでは、せんべいソフトや限定ばかうけなどここだけの味がそろっています。せんべいソフトは聞いたことがないので、とても味が気になりますね。
鴎が鼻展望台(かもめがはなてんぼうだい)(恋人岬)
日本海に沈む夕陽や、米山と米山大橋などの絶景ビューが素晴らしい、米山福浦八景県立自然公園内の「鴎が鼻展望台(恋人岬)」は、その名の通り、恋人と訪れたい恋愛成就スポットとしても有名で、岬の展望台に設置された柵に2人でプレートを付けると、将来結ばれるといわれています。プレートは、隣接したカフェ&ショップ「シーガル」で、メッセージプレート・鍵・チェーンやいろいろなハートグッズを購入してください。
鴎が鼻展望台は、展望台というだけあって見晴らしの良い景色です。海岸を一望できる景色は眺めが抜群で、天気が良ければ佐渡の姿もハッキリと見えます。夕方の景色もとても美しく、絶景スポットとしても大人気です。夕日に向かって永遠の愛を誓ってみてはいかがでしょうか。
新潟市水族館 マリンピア日本海
潮風に包まれる開放的な海岸エリアにある「新潟市水族館マリンピア日本海」は、日本海側有数の規模を誇る水族館です。市街地からほど近くアクセスも抜群です。そんな人気の施設が、2013年7月にリニューアルし、魚や水の生き物たちを、より身近に楽しめる水族館になりました。
約450種2万点の水生生物に出会える水族館で、大水槽の底を通るマリントンネルからの眺めは迫力満点!次々現れる個性的な魚たちに、大人も子どもも釘付けです。人気のイルカショーも、毎日開催されています。たくさんの魚たちに囲まれて、海の中にいるような気分を堪能しましょう。
アツアツ温泉で若返り効果も!新潟の温泉スポット7選
越後湯沢温泉
「越後湯沢温泉」は、新潟県の最南部、群馬県との県境・湯沢町にある温泉です。歴史は古く、今から800年ほど前に、新発田藩士の高橋半左エ門という人が急病の折に、この地に野宿をし食事をするために谷川へ入ったところ湯ノ沢川の奥で、偶然、天然湧出の湯沢温泉を発見し、それが始まりと伝えられています。
湯沢温泉は、弱アルカリ性の単純泉で、筋肉痛・神経痛・疲労回復などに効果があるといわれています。現在は、15軒の温泉旅館・ホテルが温泉街を形成し、年間120万人ほどの温泉観光客が訪れている温泉観光有名地になっていて、家族連れやスキー客などでにぎわっています。スキーを満喫した後の温泉はきっと最高の気分になれるのではないでしょうか。
月岡温泉
「月岡温泉」は、国内随一の成分含有量を誇る硫黄泉で、エメラルドグリーンの湯色からも美肌効果が期待できる、日本トップクラスの泉質を誇っています。月岡温泉の源泉は51度で、入浴すると肌がつるつるに若返り、また身体が芯から温まり、長時間体内に残ることから「美人の湯」「不老長寿の湯」として有名です。
美しいエメラルドグリーンの色をした硫黄泉は、皮膚への刺激がマイルドであることが知られており、入浴後には「肌のしっとり感」が感じられ、優れた保湿効果も期待できます。女性には嬉しい効能ばかりで、じっくり浸かって若々しい肌を手にするチャンスです。
鵜の浜温泉
新潟県子ども連れ家族旅行満足度第1位の温泉地を誇る「鵜の浜温泉」は、松林に囲まれた鵜の浜海岸沿いに広がる温泉地。晴れた日には、日本海に沈む夕日と、佐渡ヶ島が望めます。海のレジャーと、新鮮な海の幸と、温泉が一度に楽しめ、県内外から多くの観光客が訪れます。
春と秋には観光地引網が行なわれるそうで、漁師気分を体験した後に食べる素朴な味わいの「海賊汁」が好評です。温泉で気持ちいい気分を味わいながら、窓の外からは雄大な日本海を見れるのは、最高のひとときになること間違いなしです。
瀬波温泉(せなみおんせん)
「瀬波温泉」は、明治37年に石油掘削中に熱湯が噴出したのが始まりです。その昔、温泉噴出の前夜にお狐様がコンコンと鳴き温泉の噴出を予見したといわれる伝説があります。瀬波温泉の一番の特徴が、その豊富な湯量と別名「熱の湯」と言われる95度の熱量です。現在も、元湯のある南側山麓の高台では摂氏90度以上の熱の湯が噴出しており、源泉の湯で温泉たまごがつくれられています。
瀬波温泉には、「温ったか広場」として足湯がたくさん設置されています。足湯は、立ち仕事での足の倦怠感やむくみに効果てきめんで、15分程足をつけるだけで体中がポカポカしてきます。浴衣を着ながら、街を歩いて足湯巡りもおすすめです。
赤倉温泉
「赤倉温泉」の湯は、2つもの泉質を併せ持った貴重な名湯です。神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛、疲労回復などの温泉に共通する「一般適応症」はもちろんのこと、独特の「泉質別適応症」として、「美肌づくり」「傷の治癒(ちゆ)」に定評があります。温泉のエキスパート「温泉ソムリエ」発祥の地としても知られていて、温泉の魅力をいろんな角度から味わうのにおすすめのスポットです。
赤倉温泉では、温泉旅館・ホテルの宿泊だけでなく、日帰り入浴も気軽に楽しめます。「熊の寝ころび足湯」は2016年に作られた新しい足湯で、名前のとおり寝ころびながら無料で足湯を楽しめます。寝転びながらぽかぽかできるなんて、気持ち良くてうとうと眠くなりそうですね。また「足湯公園」にはペット用の足湯もあって、ペットも一緒に足湯を楽しむことができるのでおすすめです。
松之山温泉
「松之山温泉」があるのは新潟県の十日町市で、ここは冬は積雪が3メートルを超える日本一の豪雪地帯としても知られています。ところで、みなさん日本三大薬湯は知っていますか。日本三大薬湯は、みなさんご存知の有馬温泉、草津温泉、そしてもう一つにこの新潟の松之山温泉があるんです。
松之山温泉は、世にも珍しい1,000万年前の化石海水であり、通常の15倍の濃度と言われています。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。源泉は85度以上。薬湯と言われているだけあり、ホウ酸含有量は日本一で、メタケイ酸も多く含み700年以上の歴史ある温泉です。また、松之山温泉のまちづくりは松之山温泉景観整備計画として「グッドデザイン賞2017」を受賞するなどもしており、とても温かみのある街で包まれています。
燕温泉(つばめおんせん)(黄金の湯・河原の湯)
新潟県の「燕温泉」と言えば全国から温泉ファンが募る温泉地で有名になっています。その理由は、無料で2つの露天風呂を堪能できるからです。1つは「黄金の湯」、もう1つは「河原の湯」の冬季は入れなくなる季節限定の野天風呂です。
どちらの露天風呂とも、標高1,150mの地点にあり、白く濁ったお湯をしています。そして、燕温泉はなんと言っても最高のロケーションが嬉しいポイントで、秋の時期になると、紅葉を見ながら入浴できます。男女別の更衣室がありますが、温泉自体は混湯なので着用タオルを忘れずに持ってきてください。
新潟県民みんな大好き、ご当地グルメ6選
へぎそば
「へぎそば」は、『カミングアウトバラエティ!!秘密のケンミンSHOW』で話題にもなった、まさに新潟県民のソウルフード!そのへぎそばは、「へぎ」という器に1口分ずつを分けて盛られていて、フノリをつなぎに使っています。フノリをそばのつなぎにすることで淡い緑色の麺になっています。
一般的なそばと比べて、つるつるの食感となめらかなのどごし、しっかりと歯ごたえがあることが特徴です。へぎそばならではの独特の風味を感じて、おいしくいただきたいですね。
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タレかつ丼
新潟県民イチオシのB級グルメ「タレカツ丼」は、タレにくぐらせたカツをご飯の上にのせるというシンプルなものですが、甘辛い独特の風味がカツの味を引き立て、ご飯が止まらないくらい美味しい一品です。丼いっぱいに盛られたカツはボリューム感たっぷり!もちろん男子ウケ最強ですが、女子にも甘辛いタレがハマり、ペロリと食べられちゃいます。
素材やタレ、そして揚げ方に至るまで、それぞれのお店に独自のこだわりと秘伝があるのが面白いところです。食べごたえがあるのに、食べ飽きない、根強い人気を誇っているタレカツ丼は新潟に訪れた際には外せないですね。
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鶏の半身揚げ
実は新潟は、から揚げが美味しい県としても有名になっているんです!そして新潟のから揚げと言えば「鶏肉の半身揚げ」です。鶏の半身揚げは、ひなどりを真っ二つに割りカレー粉と塩をまぶしてカリッカリに揚げた、新潟を代表するB級グルメです。半身をそのまま豪快に揚げるので、モモ肉、ムネ肉、ササミ、さらにはナンコツやぼんじりといった、部位ごとの味の違いが一度に楽しめます。
表面はカリっとしていて、カレー風味が香ばしく、肉はしっとりと柔らかい仕上がりで、肉の旨味もバッチリ。食べ始めたら止まらないやみつきになる味です。見た目も美味しさもボリューム満点です!
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イタリアン
新潟のB級グルメとして知名度の高い「イタリアン」は、焼きそばの上に洋風のトマトソースをかけたオリジナルのスタイルです。ひとことで言うと「スパゲティ風焼きそば」!新潟県民なら誰もが知っていて、新潟でしか食べられないご当地グルメです。
もちっとした太麺とたっぷりのキャベツともやしをソースで炒め、粉チーズと特製のトマトソースをかけた一品です。添えられた白生姜がいいアクセントになっています。こちらはフォークでたっぷりとトマトソースを絡めていただきます。どんな味なのか、一度は食べてみたい一品ですね。
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のっぺ
「のっぺ」は、里芋でとろみをつけ、小さく切ったニンジン、ごぼう、しいたけ、ぎんなん、鶏肉などを薄い醤油味の出汁で煮た新潟県の代表的な家庭料理です。お正月のお料理の定番で、さらにお盆やお祭りの行事などでも食べられています。夏は冷やして、冬は温かくして食べたりと1年中おいしく食べられます。
新潟市内の小料理屋や割烹、居酒屋などの飲食店でもよくメニューに見かけられます。入れる具材や味付けは各家庭やお店で異なるので、同じのっぺでもその味はさまざまです。ぜひその店オリジナルののっぺを味わってほしいです。
のっぺが食べられるお店はこちら
栃尾の油揚げ
「栃尾の油揚げ」は、長さ22cm、幅7cm、厚さ3cmのとってもジャンボサイズな油揚げです。栃尾の油揚げは通常の3倍もあると言われています。この大きさなので、「厚揚げ」と間違える人も多いそうです。
その栃尾の油揚げは、弾力ある歯ざわり、淡泊な風味と香ばしさが特徴です。たくさんある油揚げ専門店では、それぞれに食感や味わいを極上のものにするための工夫が施されているので、一口に油揚げといっても、買うお店によってその食感や風味はまちまちです。いろんなお店の油揚げを食べ比べてみたくなる、魅惑のご当地グルメです。日本酒のおつまみにも最高ですよ。
栃尾の油揚げが食べられるお店はこちら
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