COVID-19(コロナウイルス)に関わる休業情報
新型コロナウイルスの影響により開館および営業時間が変更している場合があります。
※詳しくは公式サイトの情報をご確認ください。
浅草花やしきってどんなところ?
浅草花やしきは、台東区浅草にある日本最古の遊園地です。その開業は1853年の江戸時代にまで遡ります。当初は、牡丹や菊が咲く植物園「花屋敷」としてのオープンし、江戸時代には、茶人や俳人の集会の場として親しまれました。その時代には、ブランコが唯一の遊具だったそうです。
その後、動物園に形を変え営業を続けていましたが、第二次世界大戦の影響で一度取り壊されてしまいます。そして、1947年に復活。現在まで愛され続けています。
花やしきの魅力はなんといってもそのレトロな雰囲気です。目玉アトラクションのローラーコースターは、日本で現存最古のジェットコースター。その年季もあいまってスリルが満点と人気です。他にも、歴史を感じるレトロなアトラクションがたくさんあるので、ここでしか味わえないレトロな雰囲気をぜひ味わってみてください。
見どころ
レトロな雰囲気を楽しむ定番アトラクション
浅草花やしきには、70年の歴史を見守ってきた古参のアトラクションがたくさんあります。そのレトロかわいい風貌はとってもフォトジェニック!フィルムカメラを持って写真をたくさん撮るのもおすすめの楽しみ方です。今回は、その中でも特におすすめなアトラクションをご紹介します。
定番中の定番!メリーゴーランド
遊園地の定番アトラクション、「メリーゴーランド」。花やしきのメリーゴーランドは、特に変わったところはない、いわゆる王道のメリーゴーランドです。どこか懐かしさも感じさせるそのメルヘンな雰囲気は、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
ゆったりと回りながら上下の動きをするだけなので、小さなお子さんでも楽しむことができます。動きがゆっくりなので外から写真を撮るのも簡単!思い出をしっかりと残すことができますよ。遊園地気分を目一杯楽しみたい方におすすめのアトラクションです。
【料金】のりもの券3枚/フリーパス
花柄の白鳥に乗ってフォトジェニ写真を撮ろう
可愛らしいこちらの「スワン」では、白鳥の背中に乗って優雅に水の上をお散歩することができます。大人が2人で乗ると少し狭いくらいの大きさなので、フォトジェニ写真を撮りたいなら離れたところに1人ずつ乗るのがおすすめです。
ふわふわとゆっくり動くので、ほっと一息つくことができます。絶叫系のアトラクションのあとに癒されにくるのもおすすめです。こちらも動きがゆっくりとしているので外から簡単に写真を撮ることができます。
【料金】のりもの券3枚/フリーパス
スリル満点絶叫アトラクション
古くてこぢんまりした遊園地と思われがちですが、浅草花やしきにはスリル満点の絶叫アトラションもあるんです。その古さもあいまって、もしかしたら最新式の遊園地よりも怖いかも!?日本最古のあのアトラクションもあるので、絶叫系もぜひトライしてみてください。
日本最古のローラーコースター
浅草花やしきの目玉といっても過言ではない「ローラーコースター」。こちらはなんと、日本に現存する最古のコースターなんです。その誕生は1953年、実に60年以上の歴史を刻んでいます。
こちらのローラーコースター、最高時速は42km/hです。古いということであまり速くないように感じますが、乗ってみると最高速度で建物すれすれを走り、スリル満点なんです。浅草花やしきにきたら絶対にはずせないアトラクションです。
【料金】のりもの券6枚/フリーパス
揺れて回って絶叫できる
「ディスク・オー」は、大きなディスクが回転する絶叫アトラクションです。まずはディスクの端にみんなで座ってスタンバイ。左右に揺れはじめ、ディスク自体も回り出します。その遠心力と揺さぶりのスリルを味わいましょう。
【料金】のりもの券6枚/フリーパス
気分は探偵!没入型謎解きアトラクション
花やしきには、古くからあるレトロなアトラクションの他にも最新式の体験型アトラクションがあります。それが、「謎解きアトラクション」です。自分の足で動きまわって謎をときながら物語を進めていくので、ストーリーの主人公になったような感覚を味わうことができます。2018年から新たに始まったこのこのアトラクションを、ぜひ体験してみてください。
謎解き花小町
謎解き花小町は、スマートフォンを使って未来から送られてきたメッセージの謎を解く謎解きアトラクションです。参加キットや自分のスマートフォンを駆使しして過去や未来の情報を入手して進めていきます。こちらは、中学生以上の方が対象で、時空冒険記タイムアドベンチャーよりも難易度が高くなっています。
物語の結末は、自分が出した答えによって変わります。謎解きに慣れている方も難しいと唸るほどの難易度なので、しっかりと考えましょう。1〜3時間ほど時間をかけることができるので、デートにもおすすめです。
【料金】1回1,200円
冬季限定ロマンティックな「ルミヤシキ」
浅草花やしきでは、冬季・休日限定で夜間営業を行なっており園内全体がイルミネーションに彩られたロマンティックな世界を楽しむことができます。イルミネーションには、約50万球の色とりどりなライトが使用され、普段とは一味違う花やしきを堪能できます。
ルミヤシキでは、園内のいたるところがフォトスポットに生まれ変わります。花やしき名物の「パンダカー」もこの期間限定でキラキラと光り輝くんです。また、2018年からは新たにお化け屋敷のフォトスポットも登場しました。あっと驚くその仕掛けはぜひ実際に行って確かめてみてください。
ルミヤシキは、通常の花やしきの料金や営業体系とは全く違ったものになります。時間は18:30〜21:00までの間で、入場料金も昼とは異なります。この間、稼働する6機種のアトラクションは乗り放題となるので、仕事や学校おわりのデートにもおすすめです(開催状況や内容は変更の場合がありますので、詳細は 浅草花やしき公式ホームページにてご確認ください)。
【料金】
- 2,500円
イベント内容の都合上、15歳以上の方のみ入場できます。
※保護者ご同伴でも、14歳以下の方は入場できません。
※稼働する6機種のアトラクションは乗り放題
花やしきを一望できる穴場スポット
アトラクションで遊んで疲れた時の休憩スポットとしておすすめなのが「スカイプラザ」です。こちらは、建物の屋上に広がるちょっと不思議な庭園なんです。こちらからは、花やしきを一望することができるほか、スカイツリーや浅草寺も見ることができ、フォトスポットとしてもおすすめです。
スカイプラザに入って進んでいくと、奥には縁結びの神様「ブラ坊さん」がいます。この「ブラ坊さん」、撫でると良縁に恵まれるんだとか。また、ブラ坊さんの横には「願い札」を結べるところがあります。自分の願いを書いて神社にあるおみくじ結び所のようなところに結びつけると、願いが叶うそうです。
また、こちらにはベンチがたくさんあるので、ゆっくりと座って休むのにもおすすめです。穴場であまり人がいないので、静かな時間を過ごすことができます。寒い日は、建物の中にも休憩スペースがあるのでそちらを利用しましょう。
おすすめの周辺スポット
浅草花やしきから徒歩10分圏内でいけるランチ
龍圓
五感で楽しむ絶品中国料理店。洗練された空間で、なかなか味わえないシェフの感性が光る極上の料理を味わえます。ランチは予約制となっていますのでご注意を。
麺 みつヰ
自家製麺と化学調味料無添加スープがこだわりのラーメン店。看板は「醤油ラーメン」です。2種のチャーシュー、歯切りの良い加賀蓮根、柔らかなメンマなど素材にこだわり抜いた一杯。塩ラーメンもあります。
まさる
行列必至の天丼店。ごま油でカラリとあがったてんぷらは、自慢のタレにしっかりとくぐらせてあります。「大入り江戸前天丼」の海老やキス、アナゴなどの大きいネタは食べごたえ抜群。ボリューム満点の一品です。
グリル佐久良
老舗洋食店。一度にいろんな種類を楽しめる「ミックスグリル」や「ミックスフライ」が人気です。ミックスグリルは、牛ステーキ、ハンバーグ、ポークソテー、チキングリル、それにベーコンという贅沢なコンポ。絶品ビーフシチューもおすすめです。
今半 別館
すき焼き、しゃぶしゃぶの老舗。厳選した和牛を、伝統の味わいで堪能できます。ランチでは、コースの他に、手軽な定食や会席料理で楽しめます。浅草寺前の純日本建築の店内には、名工の技と熱意が刻まれています。
浅草花やしきと合わせて観光におすすめ
浅草花やしきと合わせて観光におすすめの人気スポットには、浅草駅から徒歩約5分のところにある「雷門」でお馴染みの浅草寺や東京スカイツリー、とうきょうスカイツリーから徒歩すぐからすぐの東京ソラマチなどがあります。
浅草寺
浅草寺は浅草駅から徒歩約5分の位置にあり、浅草花やしきからも徒歩約3分ほどで着きます。
浅草のシンボルといえる「雷門」がある浅草寺は有名な人気観光スポットです。門をくぐり仲見世通りを進むと多くのお店が顔をのぞかせます。食べ歩きもできるしお土産を買うことができる人気の場所です。
東京観光で絶対に外せないスポットの浅草寺は、数ある寺院の中でも、おそらく一番有名で、東京最古の仏教寺院です。シンボルの雷門をくぐると、江戸文化の世界が広がります。何世紀にも渡って参詣者が訪れてきた境内、五重塔、線香の香る参道、巨大なひさしからは、昔の東京の面影をほうふつさせます。
線香の煙を体に浴びると、病気予防や健康になると言われています。煙を手で自分の方へたぐり寄せ、あやかりましょう。また、浅草寺へ続く参道の「仲見世通り」にずらりと並ぶ、雑貨や小物に、お餅や煎餅 、お饅頭など歩いていると目移りしてしまうものばかりです。
浅草寺の歴史の始まりは628年ですが、第二次世界大戦で焼失した後に再建されたもののため、近代的なつくりになっています。季節ごとの行事で人気なのは、5月に行われる浅草神社の例大祭、三社祭の関連行事や、7月に開催されるほおずき市、また、12月に開かれる羽子板市です。国内はもちろん、外国人観光客にも長年不動の人気のスポットです。
東京スカイツリー
東京スカイツリーはとうきょうスカイツリーから徒歩約1分の位置にあり、浅草花やしきからも電車を使って約20分ほどで着きます。
2012年に開業した、空高くそびえる東京スカイツリーは、世界2位の634mの高さを誇るタワーです。オススメのポイントとして、展望デッキからは東京の夕日を眺めることができ、ショッピングセンターの「東京ソラマチ」では、スカイツリーだけでしか食べられないオリジナルスイーツなどが楽しめます。
展望デッキへは、装飾が美しいエレベーターで向かい、どんな景色が待っているのかワクワクします。350mの高さまではわずか50秒で到着します。富士山まで続く360度のパノラマの景色を見渡すことができます。より高いところからの景色を楽しみたい方は、450mの展望回廊へ向かいましょう。
陽が沈み、街の明かりが灯り始めるころが一層ロマンチックです。高所恐怖症の方には、少し刺激が強すぎるかもしれませんが、めったに見られない東京の街並みを見下ろしてみましょう。
東京ソラマチ
東京ソラマチはとうきょうスカイツリーから徒歩すぐの位置にあり、浅草花やしきからも電車を使って約15分ほどで着きます。
東京ソラマチは、東京都墨田区にある大型の商業施設です。日本一の高さとして新たに東京のランドマークとなった東京スカイツリーの開業に合わせて2012年にオープンしました。
「新しい下町」をテーマに、最先端と下町文化が融合した日本を感じられる空間が広がり、国内のみならず海外からも人気を集めています。浅草からも歩いて訪れることができるので、浅草観光と合わせて楽しむのも人気の観光コースとなっています。
各エリアは、テーマごとに分かれています。どれも東京ソラマチにしかない、工夫された空間になっているので、あてもなくお散歩するのも楽しいですよ。
水族館やプラネタリウムも併設され、見どころがたくさんあるので、目的やシーンに合わせてプランを立てて行くのもおすすめです。ファミリーなら、水族館やおもちゃ屋さんを回ってフードコートでお昼ごはん。カップルならプラネタリウムでロマンチックな時間を過ごして夜景の見える高層階のレストランでディナーなんていかがでしょうか。
館内はとても広いので、時間が限られている場合は事前にどこになにがあるのか確認しておくと良いでしょう。週末や休みの日は大にぎわいとなるので、注意が必要です。
浅草演芸ホール
365日、落語のほか、漫才、漫談、コント、マジック、紙切り、曲芸、ものまねなど、実力派の噺家からナイツなどの芸人を間近で見れる寄席です。予備知識なしでも楽しめる内容です。原則として、当日券のみ販売なので、気軽に立ち寄ってみては。
ホッピー横丁 / ホッピー通り / 煮込み通り
浅草の昼飲みスポット。大衆酒場が軒を連ね、観光名所にもなっています。ビールよりも安い、元祖ビアテイスト清涼飲料水「ホッピー」が良く飲まれていたことから名付けられたとか。路地裏は比較的空いています。
アクセス情報
電車で行く場合
- つくばエクスプレス「浅草駅」A1出口から徒歩約4分
- 東武スカイツリーライン「浅草駅」正面口から徒歩約8分
- 東京メトロ銀座線「浅草駅」1番出口から約9分
- 都営浅草線「浅草駅」A4出口から約10分
バスで行く場合
- 都営バス「奥浅草駅」下車徒歩約3分
よくある質問Q&A
浅草の浅草寺から歩いていけますか?
浅草花やしきは、浅草寺の雷門を抜けてすぐのところにあります。五重の塔を横目に見て進むと、花やしき通りが見えてくるので、そのまま道なりに進んでいけば行くことができます。
花やしきで一日時間をつぶすことはできますか?
花やしきには全部で20を超えるアトラクションがあり、フリーパスを使ってたくさんのアトラクションに乗れば時間をつぶすことはできます。規模が小さめなので浅草寺やホッピー通りなど浅草観光に組み込んで楽しむのも良いでしょう。
大人でも楽しめますか?
アトラクションは、小さなお子さん向けのものも多いですがスリル満点のジェットコースターやお化け屋敷もあります。レトロでどこか懐かしいものが多いので、大人でも十分に楽しむことができます。
基本情報
浅草花やしき
【営業時間】10:00〜18:00(時期・天候によって異なる)
【定休日】不定休
【料金】
-
大人(中学生以上〜64歳)
入園料1,000円 フリーパス2,500円(入園料別途) -
子供(小学生)
入園料500円 フリーパス2,200円(入園料別途) -
シニア(65歳以上)
入園料500円 フリーパス2,000円(入園料別途) -
未就学児(2歳以上)
入園料無料 フリーパス2,000円 -
のりもの券(入園料別途)
普通券(1枚)100円、回数券(11枚綴り)1,000円
【住所】東京都台東区浅草2-28-1
【TEL】03-3842-8780
【駐車場】なし
【問い合わせ先】