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【ペルーツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

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ナスカの地上絵やマチュピチュをはじめとする、13の世界遺産を有する南米の国、ペルー。スペインの植民地時代に築かれたコロニアル建築が美しい街並みや、インカ帝国の繁栄の面影が残る遺跡の数々、個性豊かな先住民の文化など様々な魅力があることから、南米屈指の旅行先として高い人気を誇ります。このページではペルー旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報や定番の観光スポットなどを、色鮮やかなペルーの魅力と共に紹介しています。

目次

ペルーツアー選びのポイント

ツアーの特徴

観光客 イメージ
観光客 イメージ

日本からペルーへのツアーは最低6日間から催行されており、利用する航空会社と便が指定されています。出発地は東京、大阪、名古屋、および福岡の4都市から選択することが可能で、出発空港により利用する航空会社や経由地が異なるのが特徴です。

一般に東京と大阪発のツアーに参加する場合、ラタム航空、アエロメヒコ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、もしくは全日空(東京発のみ)が運航する国際線を利用して、それぞれの乗り換え都市へと移動します。これら2都市から催行されているツアーには、最低1回の乗り継ぎおよび機中泊が含まれています。

また、出発都市が名古屋もしくは福岡の場合、羽田または成田空港での乗り換えが旅程に含まれるため、ペルーまでの乗継回数が最低2回以上となります。利用する航空会社は、名古屋発着のツアーでラタム航空、福岡発着の場合はアメリカン航空が指定されています。

マイレージを貯めている方は利用する航空会社にこだわるのがオススメ

日本からペルーまでの飛行距離は非常に長いため、全日空(ANA)や日本航空(JAL)のマイレージ会員の方は一度の旅行で一気にマイルを獲得することが可能です。各プランに指定されている利用予定の航空会社は、加盟しているアライアンスがそれぞれ異なるのでツアーを予約する前に必ず確認しておきましょう。

ペルーで宿泊するホテル選びのコツ

ホテル 客室
ホテル 客室

ペルーを訪れるツアーは、指定ホテルでの宿泊、またはツアー日程に記載されているホテルと同等のグレードで選べるものの2種類が存在します。

ツアープランにあらかじめ含まれている宿泊先は、基本的にスタンダードクラス以上がほとんどですが、観光スポットにより近いホテルや治安がなるべく良い立地など、ご自身の希望に合わせたホテルに有料で変更することも可能です。

また、滞在するホテルはそのままで宿泊する客室タイプのみ変更することも可能なので、希望がある場合はツアーを予約する際に催行会社にリクエストしましょう。

観光に便利な立地のホテルを選ぶ

日本からペルーへ催行されているツアーで滞在することが出来る都市は、首都リマをはじめ、クスコ、マチュピチュ村、およびティティカカ湖への観光拠点として知られるプーノの4都市のみです。

ホテルの立地を決めるうえで気を付ける必要があるのは首都リマとクスコのみで、これらを除く2都市では町や村自体の面積規模が小さく、徒歩で観光するのに困らない立地であるホテルが大半を占めています。

一方、首都リマは東京都の面積よりも広く、中心部と呼ばれる場所も複数の地区により構成されています。観光で訪れるのに最も便利なエリアは、町全体がユネスコの世界文化遺産に登録されている旧市街エリアです。リマでの滞在が短く、定番の観光スポットを短時間で効率的に回りたいという方には旧市街エリアまたはその近隣エリアでの宿泊をオススメします。

また、クスコではホテルの数が非常に多く、中心部から徒歩1時間以上の場所でも「クスコのホテル」として数えられているのが現状です。観光に便利な立地は、クスコ旧市街中心部のアルマス広場から徒歩約15分圏内が目安です。

治安が良いエリアに滞在する

地図
地図

ペルーを訪れるうえで最も注意する必要があるのが、現地の治安です。ツアーの目的地として指定されている4都市は、世界中から多くの人々が訪れることから、観光客を目当てにした犯罪が多く発生しています。

首都リマに比べ、クスコ、マチュピチュ村、プーノの治安は安定傾向にあるものの、なるべく人通りが多い大通りに面した場所に位置するホテルに宿泊することをオススメします。また、観光客向けの宿泊先が密集するエリアは時間帯を問わず多くの人で賑わう傾向にあるので、安全性が高いです。

首都リマは、宿泊するエリアにより治安が全く異なります。多くの歴史的建造物が建ち並ぶ旧市街エリアは、宿泊先から徒歩で観光に出掛けられるため、非常に便利ですが、日没以降を中心に治安が不安定になります。

一方で、ミラフローレス(Miraflores)と呼ばれる新市街エリアは現地の富裕層や外国人が多く居住しているため、治安が安定していて過ごしやすいのが特徴です。定番の観光スポットが多く集まる旧市街エリアまでは、タクシーで約15〜20分ほど離れているものの、治安条件はリマで最も整っているので、なるべく安全な立地のホテルを選びたい方は新市街エリアに位置しているホテルを選びましょう。

ホテルの口コミ評価をチェック

宿泊先に指定もしくは候補として挙げられているホテルの名称は、【ツアー日程】のホテル情報から確認することが出来ます。この部分では各ホテルでの宿泊形態のほか、実際に滞在した方々により書かれている評価も確認できるので、参考までに目を通しておくと良いでしょう。

マチュピチュに行くなら麓の村で2連泊がオススメ

マチュピチュ
マチュピチュ

ペルーへ催行されているツアーの旅程は、マチュピチュ村での滞在が1泊のみであるプランと、少し時間に余裕を持って2泊含まれているものに分けられます。

日本から催行されている最短日程のツアーに参加する場合、移動時間などの都合でマチュピチュ村には1泊だけの滞在となりますが、4泊7日以上の日程のツアーではマチュピチュ村での滞在が2日間含まれているプランを選択することが可能です。

これらの違いは単純な宿泊日数だけでなく、マチュピチュでの観光時間に大きく影響します。マチュピチュ村での滞在が1泊だけの場合、英語ガイドとマチュピチュを訪れて午前中のみ観光するのが一般的です。

一方、現地で2泊する場合は英語ガイドと一緒に遺跡を訪れた後、終日自由に観光が楽しめるうえに、翌日の午前にもう一度マチュピチュを訪れることが可能です。個人でゆっくりと遺跡を散策したい方や高山病による体調不良が心配という方はマチュピチュ村に2泊滞在するプランを予約して、予備の観光日を設けておくと安心でしょう。

2ヵ国以上周遊するプランの魅力

地図と飛行機
地図と飛行機

ペルー国内の人気観光地のほかに、周辺に位置する国や都市も訪れてみたいという方には、一度の旅行で2ヵ国以上を訪れる周遊プランを選択することをオススメします。

日本からペルーへ催行されているツアーで訪れることが出来る国は、アメリカ、メキシコ、ブラジル、ボリビア、アルゼンチンの5ヵ国で、訪れる国や都市の組み合わせはプランにより異なります。

【ボリビア】塩のホテルに宿泊して憧れのウユニ塩湖を満喫

ウユニ塩湖
ウユニ塩湖

ツアー概要欄の目的地にボリビアが含まれているツアーでは、ペルーに位置する観光地のほかに、ラパスとウユニの2都市を訪れます。

ラパスは標高3,640mの「世界で最も高い場所に位置する首都」で民族色豊かな雰囲気やペルーとは異なる独特な風景を楽しむことが可能です。また、ウユニは雨季の時期に美しい鏡張りの絶景を見られることで知られる人気観光スポットで、ウユニ産の塩ブロックで造られたホテルに宿泊するというユニークな体験が出来るのが魅力です。

ペルーとボリビアの2ヵ国を訪れれば、南米屈指の人気観光スポットや絶景を一度に楽しむことが出来ます。

【ブラジル・アルゼンチン】世界最大の滝として知られるイグアスの滝を異なる2ヵ国から楽しむ

イグアスの滝
イグアスの滝

ツアー概要欄の目的地にイグアスフォールズが含まれているツアーでは、ペルーに位置する観光地のほかに、ブラジルとアルゼンチンの国境にまたがる世界最大の滝「イグアスの滝」を訪れます。

イグアスは先住民であるグアラニ族の言葉で「多いなる水」を意味する壮大な滝で、約8割がアルゼンチン側、残り2割がブラジル側に属しています。イグアスの滝は両国共に国立公園としてその豊かな自然を保護しており、1986年にユネスコの世界自然遺産として登録されました。

日本からペルーへ開催されているツアーでは、イグアスの滝をブラジルおよびアルゼンチンの2ヵ国から楽しむことが可能です。トロピカルな亜熱帯植物が生い茂るイグアスフォールズを訪れれば、ペルーとは全く異なる自然や気候を味わうことが出来ます。

【アメリカ】北米と南米の人気観光都市を巡る贅沢パッケージ

グランドキャニオン
グランドキャニオン

南米ペルーへ催行されているツアーでは、ペルー国内の観光地のほかに、ニューヨークやロサンゼルス、アナハイムなどアメリカで人気の観光都市を訪れるツアーもあります。

訪れる都市の組み合わせは選択するプランにより異なりますが、上記の都市以外にもラスベガス、ペイジ、グランドキャニオン、モニュメントバレーなど様々な観光地を訪れることが可能です。

美しい夜景を誇る大都会から自然豊かな絶景地帯まで、多種多様な魅力を持つアメリカ。ペルー旅行のついでに足を延ばせば、南米と北米を代表する見どころをまとめて楽しむことが出来ます。

ニーズにより異なるオススメツアーを紹介

カップル
カップル

ペルーを訪れるツアーは種類が多く、それぞれ楽しみ方が異なる豊富な選択肢から自分に合ったプランを選べるのが特徴です。しかしながら、あまりにも数が多く、どんなツアーを選んだら良いか分からない方も少なくないと思います。

ツアー選びを効率的に行うコツは、訪れてみたい観光スポットや気になる見どころなどをあらかじめ明確にしたうえで、絞り込み検索を行うことです。ここでは、それぞれのニーズにより異なるオススメツアーを紹介します。

ペルーの定番観光スポットを巡る6泊9日

ティティカカ湖 トトラ舟
ティティカカ湖 トトラ舟

ペルー国内の定番観光スポットをなるべく多く訪れたい方には、6泊9日で首都リマ、ナスカの地上絵、ワカチナ、クスコ、マチュピチュ、プーノ、ティティカカ湖、ウロス島を訪れるツアーがオススメです。

旅程自体は短いですが、ペルーならではの雰囲気がよく味わえ、4つの世界遺産を含む多くの観光スポットを訪れることが出来るので非常に内容が濃い旅行を楽しめることが魅力です。

カリフォルニアのディズニーランド2DAYSチケット付き!女子旅にオススメな6泊8日

女子旅
女子旅

ツアーの目的地にアメリカ西海岸の都市アナハイムが含まれているプランでは、ペルーの首都リマ、クスコ、マチュピチュ村の他にカリフォルニアのディズニーランドを訪れることが可能です。

ペルーは有名な世界遺産であるマチュピチュやコロニアル建築が美しい街並みなど、女子旅でも楽しめる見どころが多く存在しますが、友人とワイワイ盛り上がれるディズニーランドを一緒に訪れれば、さらに楽しい思い出になること間違いなしです。

ツアー料金には、ディズニーランド・パークとカリフォルニア・アドベンチャー・パークの2パークに1日何回でも入場可能な「パークホッパー・チケット」が2日分含まれているので、滞在期間中はディズニーの世界を思う存分楽しむことが出来ます。

アンデスの自然、素敵な街並み、感動の世界遺産、ご当地グルメ、ディズニーランド、ショッピングなど、様々な見どころが詰まったプランなので、欲張り派の女子旅にはとてもオススメです。

ハネムーン旅行にオススメのビーチリゾート「カンクン」を訪れる6泊9日

カンクン ビーチ
カンクン ビーチ

メキシコ西部に位置するカリブ海屈指のビーチリゾート、カンクン。神秘の泉として知られるセノーテやマヤ文明の遺跡を訪れる観光拠点としても人気で、パステルブルーが美しい白砂のビーチを目当てに毎年世界各国から多くの人々がバカンスに訪れています。

そんなカンクンはハネムーンでの旅行先として非常に人気が高いほか、世界的なダイビングスポットとしても有名です。ペルーと一緒に訪れれば、2つの異なる古代文明の遺跡を比較したり、アンデス山脈とカリブ海という対照的な自然環境を一度に楽しむことが可能です。

また、オールインクルーシブの5つ星リゾートに宿泊すれば、素敵なハネムーンの思い出が出来ること間違いなしです。憧れの世界遺産「マチュピチュ」と共にワンランク上の旅行を体験してみるのはいかがでしょうか。

そもそもペルーってどんなところ?

ペルーの基本情報

ペルー国旗
ペルー国旗

ペルーは南米大陸北西部に位置する多民族国家で、正式名称はペルー共和国、首都は国土西部の太平洋側に位置するリマ(Lima)です。その国土面積は日本の約3.4倍ほどの大きさを誇り、ブラジル、エクアドル、コロンビア、チリ、そしてボリビアの5ヵ国と国境を接しています。

世界銀行が2018年に調査した統計データによれば、ペルーの総人口は3,199万人で日本の人口と比較しても約4分の1程度に留まります。しかしながらこの国の人口構成比率は非常に興味深く、約45%はインディヘナ(先住民)、そして約37%は先住民とスペイン人の混血人種であるメスティソ、15%がヨーロッパ系人種、日系人を含むその他の人種が3%と様々な人種がひとつの国に共存しているのが分かります。

日本との時差はマイナス14時間で、アメリカやヨーロッパで一般的なサマータイムの適用はありません。公用語として一般的な言語はスペイン語ですが、山岳地域ではケチュア語、そして隣国ボリビアとの国境地域に広がるティティカカ湖周辺ではアイマラ語など先住民族に伝わるいくつかの異なる言語も話されています。

また、国民の76%がローマ・カトリックを信仰している一方、インカ帝国を興した先住民族の子孫として知られるケチュア族の間ではアンデスに伝わる古い神話の女神「パチャママ」などを崇拝する土着の宗教への信仰が深く根付いており、パチャママと聖母マリアを同一視している地域も存在します。

ペルーでは、復活祭やクリスマスといった宗教に関連する祝祭日および独立記念日には、官公庁や銀行は休みになるほか、観光客向けのお店やレストランでも営業時間が不規則になるので注意が必要です。

そんなペルーには、かつてエクアドルやボリビア、そしてチリ北部を含む南米最大の帝国を築いたインカ帝国の歴史をはじめ、未だ多くの謎が残されているナスカの地上絵、スペインによる植民地時代に築かれた美しい街並み、そして標高6,000m級の高峰が連なるアンデスの絶景など、様々な魅力があることから毎年世界各国から多くの観光客が訪れています。

ペルーの歴史

オトゥスコ
オトゥスコ

アンデス文明の発展

ペルーの歴史は古く、紀元前10世紀頃には既にアンデス山脈周辺で文明が生まれていたとされています。この国の歴史にはインカ帝国やチムー王国をはじめ、時代の流れに沿うように様々な文化が登場します。

なかでも、紀元前3000〜2000年頃にかけて繁栄したカラル文化は、アンデス文明の発展初期段階において大きな役割を果たした存在であり、ペルー中部の海岸沿いに位置するノルテ・チコ地方を中心に神殿や円形広場をはじめ、階段状のピラミッドなど多くの宗教建造物が遺跡として残されています。

この時代の遺跡としてカラル遺跡、セロ・セチン遺跡、およびワヌコ西郊に位置するコトシュ遺跡などが挙げられます。特にカラル遺跡は「アメリカ大陸最古の都市遺跡の一つ」として親しまれており、現在でも研究が進められています。

紀元前900〜200年頃には、北部アンデスの山岳地域を中心にチャビン文化という宗教性の強い文化が生まれ、それまで狩猟や漁労をもとに生活を営んでいたペルー全域へと瞬く間に広がりました。この時期を代表する遺跡は、チャビン・デ・ワンタル遺跡で高度な建築様式からアンデス文明の飛躍的な発展を垣間見ることが可能です。

その後、モチェ文化やナスカ文化、チムー王国など国内各地にそれぞれの文化が栄え、アンデス山脈を中心に発展していた文明規模も次第に砂漠や海岸地方へと広がりました。ナスカの地上絵やチャン・チャン遺跡、ワリ遺跡は、この時代に築かれたものであるといわれています。

インカ帝国の誕生からスペインによる植民地支配

11世紀末頃になると、中部アンデス地域にインカ帝国が出現しました。ケチュア族が首都クスコを拠点にエクアドル、ボリビア、チリ北部などの地域を支配し、15世紀に最盛期を迎えたことで知られています。

アンデス文明には文字が存在しなかった為、正確な起源は未だ定かではありませんが初代皇帝を含む13人の皇帝が即位したといわれています。約300年もの間、高度な文明や技術と共に繁栄を極めたインカ帝国でしたが、4,000kmにも及ぶ広大な国家を統制するため国家の基本として常に据えられていたのは、揺るぎない太陽信仰でした。

この時代を象徴する遺跡として、アンデス山脈の標高約2,280mの場所に位置する謎の天空都市「マチュピチュ」が挙げられるほか、古都クスコやカハマルカ、オリャイタイタンボ、ピサック、サクサイワマン、チンチェロ、ティポンなどの村に数多くの遺跡が残されています。

長く繁栄したインカ帝国の歴史に終止符が打たれたのは1532年のことで、金銀財宝を目指して中米から南下してきたフランシスコ・ピサロにより最期のインカ皇帝であったアタワルパが処刑されたことがキッカケでした。

その後ペルーは、1821年7月28日(土)に独立宣言が行われるまでの約290年間、スペインの植民地として圧政に苦しみました。カトリック教が布教されたのはこの頃で、ドミニコ会、イエズス会、フランシスコ会、およびメルセー会などの修道会が大々的に取り組みました。

植民地時代にスペイン人により築かれた建造物群は、首都リマや古都アレキパの歴史地区で訪れることが出来ます。これらは歴史的な街並み全体がユネスコの世界文化遺産として登録されており、非常に見応えがあるのが特徴です。

ペルーの通貨および両替事情

ペルーソル 紙幣
ペルーソル 紙幣

通貨について

ペルーの基本通貨はソル(PEN)で、S/という単位を用いて表記されるのが一般的です。2020年5月現在、1ソルあたりの両替レートは約31.38円で過去5年間の平均レートと比較しても若干円高傾向にあります。

紙幣はS/10、20、50、100、200の5種類、そして硬貨はS/1、2、5の3種類が流通しています。その他にも、センティモ(Centimo)と呼ばれる少額硬貨(単位C)が3種類あり、C100でS/1とみなすので参考までに覚えておきましょう。

両替について

現地では日本円の両替を扱う銀行や両替所が少なく、両替出来る場合でもレートが悪いことがほとんどです。そのため、日本を出国する際に空港などで手持ちの日本円を米ドルに両替しておくことをオススメします。

米ドルからからソルへ両替を行う場合はカサ・デ・カンビオ(Casa de Cambio)と呼ばれる両替所、銀行、もしくは観光客向けのホテルなどで両替することが可能です。

また、路上での両替も行われていますが、両替金額を誤魔化されたり、ニセ札を渡されるなどトラブルが多く報告されているので、なるべく信用の置ける機関で行うのが無難です。

ペルーでは自国通貨であるソルと共に米ドルが流通しており、外国人観光客が多く訪れるホテルやレストランでは、直接ドルで支払いすることが可能なことが多いので、必要に応じて使用通貨を使い分けましょう。また、これらの支払いにクレジットカードを利用することも可能ですが、最低利用料金が決められている場合もあるので注意が必要です。

その他にも、国際キャッシュカードや海外キャッシング機能付きのクレジットカードを使用してATMから現金を引き出すことも可能です。現地のATMで現金を引き出す際は、ソルまたはドルから希望の通貨を選択することが出来ます。

稀にカード会社が海外での使用を制限している場合があるので、心配な場合は渡航前にクレジットカード会社に連絡して海外利用を希望する旨を伝えておくと良いでしょう。

ペルーの気候および服装

荷造り
荷造り

日本の約3.4倍という広大な国土面積を誇る、ペルー共和国。この国が位置しているのは南半球であるため、一般に夏と呼ばれる時期は11〜4月(日本の秋から冬)と、日本の正反対であるのが特徴です。

ブラジルやチリ、エクアドルをはじめとする5ヵ国と国境を接しているペルーの国土は、森林地帯「セルバ」、山岳地帯「シエラ」、海岸砂漠地帯「コスタ」と大きく3つに分けられ、それぞれ個性的な気候を持ちます。

森林地帯「セルバ」

国土の60%を占める森林地帯「セルバ」は、アンデス山脈を超えた東側に広がるアマゾン熱帯雨林地域で、乾季の時期にあたる5〜10月は日中の最高気温が40度を超えるため非常に暑く、雨季の時期である11〜4月には毎日まとまった雨が降ります。観光で訪れるのであれば乾季をオススメしますが、暑さと紫外線の対策は忘れずに行う必要があります。

【服装アドバイス】
セルバは年間を通じて高温多湿なので、日本の夏と同様の服装が適しています。辺りには蚊が多く生息しているため、虫除けスプレーは携帯必須です。また、乾季の時期の旅行でも突然のスコールに見舞われる可能性があるので、念のために雨具を持っていくと便利です。

山岳地帯「シエラ」

クスコやプーノなど人気の観光都市を含む、標高2,500〜4,500mのアンデス山岳地帯「シエラ」は、典型的な高山気候で年間の平均気温が低く、朝晩の冷え込みが厳しいのが特徴です。一般に乾季の時期にあたるのは6〜9月頃、雨季は11〜4月頃(クスコは3月まで)で、観光にオススメなシーズンは天候が安定する乾季の時期です。

【服装アドバイス】
日中は薄手の長袖シャツやトレーナーなどを、朝晩はニットやダウンジャケットなど本格的な寒さをしのげる服装をオススメします。また、日中の日差しは非常に強いので帽子やサングラス、日焼け止めなど紫外線対策を行えるグッズも忘れずに持って行きましょう。

海岸砂漠地帯「コスタ」

太平洋沿岸の幅30〜50km、長さ約3,000kmにおよぶ海岸砂漠地帯「コスタ」は、年間平均気温が20度前後で、一年を通じて雨がほとんど降らないエリアです。その気候は夏(12〜4月)と冬(6〜10月)の2種類に分類され、夏の時期はよく晴れる一方、冬の時期は太平洋から押し寄せる海霧により終日曇りになることが多い傾向にあります。

【服装アドバイス】
夏の時期に旅行する場合は、半袖シャツやノースリーブなど日本の夏と同様の服装が理想です。一方、冬の時期は朝晩を中心にやや肌寒くなるので、薄手のカーディガンやジャンパーなど軽く羽織れるものを持っていくことをオススメします。

ペルーの文化

ペルー 先住民
ペルー 先住民

ペルーは様々な人種や民族が共に生活している多民族国家ですが、総人口の約8割はローマ・カトリックを信仰しています。そのため、この国では聖週間やクリスマスなどのキリスト教において重要な年間行事が国家の祝祭日に指定されており、独自の方法で祝われています。

また、広大な国土には多様性に富んだ気候が広がり、訪れる地域により異なる文化や食生活を体験することが可能です。ティティカカ湖畔の町であるプーノやアマゾン川流域は特に先住民が多く居住しており、個性的な装いに身を包んだ人々に出会うことが出来ます。

そんなペルーの文化は、先住民に伝わる伝統とスペイン人が持ち込んだヨーロッパの生活様式がうまく調和しているのが特徴です。

ペルーの治安

リマ
リマ

ペルーの治安は、安全に暮らせる日本と比較すると犯罪率が高く不安定です。スラム街などの治安が悪い地区はもちろん、人通りの少ない路地裏では窃盗や強盗による被害が日中でも多発しています。

また、人通りが多く賑やかな大通りや繁華街をはじめ、観光客が多く訪れる場所でもスリや置き引きによる被害が多く報告されているので、観光に出掛ける際は貴重品を含む手荷物の管理に十分注意して下さい。

特に首都リマは犯罪の発生率が非常に高く、空港と市内の移動中に強盗目的でタクシーの窓ガラスを割られたり、観光中の歩行者の携帯電話やバッグがひったくられるなど、注意していても被害に遭うことがあります。万が一、犯罪に巻き込まれた場合は無理に抵抗せず相手の要求に潔く従って下さい。

また、外務省が運営する海外安全ホームページでは、犯罪被害が多く危険な地区を含む、現地の治安に関する情報や有効な安全対策を確認することが可能なので、渡航前に目を通しておくことをオススメします。

ペルー国内での主な移動手段

ペルー国内を移動する為の主な移動手段は、国内線もしくは長距離バスの利用が一般的です。その他にも一部の地域間で鉄道が運行しているほか、リマやクスコなどの都市部ではタクシーアプリを利用しての移動も可能なので、これらの移動手段を旅行先で置かれた状況に応じて使い分けることをオススメします。

国内線

飛行機
飛行機

ペルーの国内線は、首都リマを中心にラタム航空やペルビアン航空をはじめ、スターペルーを含む小さな航空会社が主に以下の都市に就航しています。

これらの航空便は毎日複数便運航しているものの、その具体的な本数は目的地により異なるので、旅行のスケジュールを組む際はフライトスケジュールを前もって確認しておくことをオススメします。

リマやクスコなど主要空港の空港税は空港運賃に含まれていますが、地方空港の場合は現地で別途支払う必要があるので注意して下さい。

【首都リマから国内各地への移動時間目安】

トルヒーヨ(Trujillo)/所要約1時間10分
クスコ(Cusco)/所要約1時間20分
アレキパ(Arequipa)/所要約1時間30分
チクラヨ(Chiclayo)/所要約1時間30分
カハマルカ(Cajamarca)/所要約1時間30分
イキトス(Iquitos)/所要約1時間55分

長距離バス

バス
バス

ペルー国内で最も有名なバス会社はクルス・デル・スル社(Cruz del Sur)で、その他にもオルトゥルサ社(oltursa)、シバ社(Civa)、テプサ社(Tepsa)などがあり、首都リマを中心にナスカやクスコなどの人気観光都市のほか、飛行機や鉄道ではアクセスしにくいような地方都市へも運行しています。

バスの運賃は利用するバス会社をはじめ、利用する座席クラスおよび運行区間などにより大きく異なるほか、利用可能な車両設備やサービスも様々です。

この国は鉄道網が発達していないため、地元の人々や観光客にとって長距離バスは必要不可欠な移動手段です。しかしながら、ペルーの国土は非常に広いため、想像以上に移動時間がかかってしまうのも事実です。

アンデス地域が雨季となる11〜4月には、道路の水没や崖崩れによる寸断をはじめとする不測のトラブルに遭う確率が高まるため、通常より長い移動時間を費やすことを想定しておく必要があります。

また、クスコやワラスなどの山岳地帯へ向かう途中は急カーブが多い山道を通過するので、車酔いしやすい方は酔い止め薬の服用が必須です。

一見大変そうに思える長距離バスでの移動ですが、ペルーのバスは日本の長距離バスよりも設備がしっかりとしている車両が多く、トイレは勿論のこと、180度倒れるリクライニングシートや車内エンターテイメント、そして充実した食事サービスなどを完備している場合もあるので、乗車券を購入する際はこれらの設備の有無を必ず確認することをオススメします。

【首都リマから各都市へ移動する所要時間の目安】

ナスカ(Nazca)/所要約6〜7時間
ワラス(Huaraz)/所要約8〜9時間
トルヒーヨ(Trujillo)/所要約9〜10時間
チクラヨ(Chiclayo)/所要約14時間
カハマルカ(Cajamarca)/所要約15〜16時間
アレキパ(Arequipa)/所要約15〜17時間
クスコ(Cusco)/所要約21〜22時間

鉄道

インカ鉄道
インカ鉄道

ペルーで運行されている鉄道は、クスコ近郊のポロイ駅もしくはウルバンバ駅からオリャイタイタンボ駅を経由してマチュピチュ駅へと向かう【クスコ〜マチュピチュ路線】および豪華寝台列車として知られるベルモンド・アンデアン・エクスプローラーで行く【クスコ〜プーノ路線】の2種類に分けられます。

なかでも、クスコ〜マチュピチュ間を運行する路線はマチュピチュを訪れる観光客に人気で、ペルーレイル社(PeruRail)とインカ・レイル社(Inca Rail)の2社が毎日複数の列車を運行しています。

鉄道のチケットは各社の公式ホームページの他に、リマやクスコの空港、ワンチャック駅やオリャイタイタンボ駅、旅行会社のオフィスなどでも購入することが可能です。マチュピチュへ向かう列車はハイシーズンを中心に非常に混雑するため、なるべく早めに予約しましょう。

タクシー

タクシー
タクシー

タクシーは、空港〜ホテル間や観光地間の移動などに便利な交通手段として多くの人々に利用されています。ペルーでは、リマやアレキパなどの都市部を中心にUberをはじめとするスマホアプリを利用してタクシーを呼ぶのが一般的です。

流しのタクシーを利用するのも可能ですが、乗車料金を交渉する必要があり非常に面倒です。また、支払いの際に高額の紙幣を渡すとお釣りを誤魔化されたりと、様々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。

タクシー配車アプリを利用すれば、自身のスマートフォンに利用履歴が残るので万が一トラブルに巻き込まれた場合でも、警察が速やかに対応してくれます。また、乗車手配を済ませる前にタクシードライバーのレビュー値を確認することも出来るので、流しのタクシーよりも安心して利用することが可能です。

ペルーで人気のタクシー配車アプリは、Uber以外にもTaxibeat、Cabify、Easy Taxiなどいくつか存在します。基本的にはUberが主流ではありますが、クスコではEasy Taxiの利用が便利など、訪れる地域により利用されているタクシー配車アプリが異なる場合があるので注意して下さい。

人気観光都市

アレキパ
アレキパ

リマ(Lima)

南米大陸の太平洋岸の中心部として知られるペルーの首都で、総人口の約3分の1が生活しています。15世紀前半にスペインの征服者フランシスコ・ピサロにより築かれたコロニアルな街並みとミラフローレスやサン・イシドロを中心に漂う近代的な雰囲気が絶妙に融合している大都市です。

植民地時代にスペイン人により建造された歴史的建造物の多くはセントロ(Centro)と呼ばれる旧市街に集中しており、古い街全体がユネスコの世界文化遺産に登録されています。

クスコ(Cusco)

11〜12世紀に建造され、かつてインカ帝国の首都として繁栄した世界遺産の都市です。先住民が築いた神殿や宮殿は、16世紀頃侵略に訪れたスペイン人によって徹底的に破壊されてしまったので、現在残されているのはインカが築いた精巧な礎石のみです。

私たちが現在訪れることが出来る街並みは、当時スペイン人により造り直されたもので、教会や博物館をはじめとするコロニアル建築と、インカ帝国により築かれた高度な石組みが独特な雰囲気漂う街並みを形成しています。

プーノ(Puno)

プーノはアンデス山脈のほぼ中央に位置し、隣国ボリビアとの国境にまたがるティティカカ湖畔にある標高3,827mの小さな町です。ここはケチュア族やアイマラ族などの先住民の人口が多く、伝統音楽であるフォルクローレの本場としても知られています。

プーノを訪れたら欠かせないのが「ティティカカ湖の島巡り」で、ウロス島やタキーレ島をはじめとする個性豊かな島々を現地ツアーに参加して訪れるのが人気です。

ペルー旅行の見どころ

マチュピチュをはじめとする遺跡を訪れてインカ帝国が築いた偉大な文明を肌で感じる

マチュピチュ
マチュピチュ

初めてペルーを訪れる人なら誰しもが憧れる「マチュピチュ」。かつてインカ帝国の首都として繁栄したことで知られる世界遺産都市クスコから、列車とバスを乗り継いで行く標高2,400mの遺跡は、まさに天空都市そのものです。

また、クスコ周辺にはインカ帝国が築いた高度な文明の秘密を探るための様々な手掛かりが残されています。インカの聖なる谷(Valle Sagrado de Los Incas)は、かつてインカ帝国の中枢をなした神殿などの遺跡群が残る場所で、マチュピチュと並ぶ人気観光スポットです。

インカの聖なる谷は、ピサック、カルカ、ウルバンバ、オリャンタイタンボ、チンチェーロなどの村々から構成されており、インカ帝国が築いた偉大な文明を肌で感じることが出来ます。これらを訪れるには、クスコから催行されている現地ツアーの利用が便利で、複数の村や遺跡を日帰りで巡ること出来るため、とてもオススメです。

世界的に有名な古代アート「ナスカの地上絵」を望む一生に一度の感動フライト

セスナ機 ナスカ
セスナ機 ナスカ

アンデス山脈や海岸地域に古くから文明が栄えたペルーには、マチュピチュやチャンチャン遺跡、ナスカの地上絵などをはじめとする数多くの遺跡が国土全体に点在しており、世界中から訪れる多くの観光客を魅了します。

なかでも、「ナスカの地上絵」は南米でも1、2位を争う人気観光スポットで、未だに多くの謎に包まれている巨大なアートを一目見ようと訪れる観光客が後を絶ちません。ナスカの砂漠地帯にはハチドリ、クモ、フラミンゴ、クジラ、宇宙飛行士をはじめ、大きいものでは全長300m近いものなど、非常に多くの地上絵があります。

これらは、ナスカ(Nazca)やイカ(Ica)から催行されているセスナ遊覧ツアーに参加して鑑賞するのがオススメです。2,000年以上もの時を経て上空から楽しむ古代アートは必見です。

多様性に富んだ自然が織りなす絶景を訪れる

レインボーマウンテン
レインボーマウンテン

日本の国土の約3.4倍の面積を誇るペルーは、多様性に富んだ気候を有するのが特徴で、アンデス山脈の高原地帯や熱帯雨林のアマゾン、美しい山々に囲まれた広大な湖など、豊かな自然による魅力がいっぱいです。

この国には、世界自然遺産に登録されている国立公園をはじめ、近年話題の絶景スポット「レインボーマウンテン」、砂漠のオアシス「ワカチナ」、マラスの塩田、富士山よりも標高が高いところに位置する淡水湖「ティティカカ湖」、太平洋のビーチなど多種多様な自然環境が存在するので、ハイキングやカヤックなどのアクティビティーを楽しむのも良いでしょう。

アンデス山脈が生んだ名湯の数々を満喫する

アグアスカリエンテス
アグアスカリエンテス

緑豊かな自然に囲まれたペルーは、隠れた温泉大国です。特にクスコ周辺にはミネラルが豊富に含まれる源泉が数多く点在しており、アンデスの恵を求めに訪れる地元民や観光客で賑わっています。

ペルーの温泉は混浴がほとんどで、水着の着用が必須です。また、指定された場所以外でシャンプーやせっけんを使用するのは禁止されています。

海外の温泉は日本と比べぬるい、というイメージを持っている方が多いと思いますが、現地の温泉の温度は40度前後が一般的なので気温が冷え込む日没以降でも、風邪をひく心配をすることなく楽しむことが可能です。

長距離の飛行機移動や観光で疲れたカラダは温泉にゆっくりと浸かって癒しましょう。

ペルーに伝わる郷土料理を堪能

セビチェ
セビチェ

ペルーは「アメリカ大陸における美食の都」として名高いグルメな国で、私たち日本人の口にも良く合う郷土料理が多く存在します。その食文化は海辺、山岳地帯、湖畔など、訪れる地域によって異なり、地域性を活かした多種多様な料理を楽しむことが可能です。

首都リマを含む海辺の地域を代表する料理といえば、新鮮な白身魚やエビ、タコなどを紫タマネギとレモンでマリネした「セビチェ」で日本から訪れる観光客にも人気が高いです。

その他にも湖畔地域では淡水魚や川エビを使った料理、山岳地方ではクイ(テンジクネズミ)やアルパカなどの珍しい食材を使用した料理など、非常にバラエティーに富んだ郷土料理が楽しめます。

定番スポット10選

アルマス広場(リマ)

アルマス広場 リマ
アルマス広場 リマ

マヨール広場の名でも知られ、ユネスコの世界文化遺産に登録されているリマ歴史地区の中心部に位置する広場です。1535年にスペインの征服者フランシスコ・ピサロが、それまでペルーの首都であった内陸都市ハウハからリマへ遷都すると決断して以降、この広場を中心に街づくりが行われたといわれています。

広場周辺には大統領官邸をはじめ、リマ市役所、リマ大司教宮殿博物館、カテドラルなどがあり、地元の憩いの場として日夜多くの人で賑わっています。

日没以降はライトアップされますが、この辺りの治安はあまり良くないので訪れる際は注意が必要です。

マヨール広場(Plaza Mayor)

マヨール広場(Plaza Mayor)

ペルー 〒15001 セルカド・デ・リマ

1

サン・フランシスコ教会・修道院(リマ)

サンフランシスコ教会・修道院 リマ
サンフランシスコ教会・修道院 リマ

1546年から100年以上の歳月をかけて、1672年に完成したバロックとアンダルシア風の様式が見事な教会です。

優美な装飾が施されたファサードを有する教会の他に、複数のチャペル、カタコンベ(地下墓地)、修道院、修道院博物館などを併設しており、1991年にユネスコの世界文化遺産として登録されたリマ歴史地区の一部を構成しています。

また、修道院内部には世界的に有名な図書館が位置しており、植民地時代以前のものを含む約25,000冊もの古文書が保存されています。

サンフランシスコ教会・修道院の建物は、過去3度にわたり発生した地震により大きなダメージを負ったものの、修道院の中庭を取り囲む回廊に残された17世紀前半のセビリアンタイルをはじめ、地下3階まで続くカタコンベなど、植民地時代に造られた見どころが多く残されています。

サン・フランシスコ教会・修道院(Basilica and Convent of San Francisco)

サン・フランシスコ教会・修道院(Basilica and Convent of San Francisco)

Jirón Lampa, Cercado de Lima 15001 ペルー

1

ウロス島(プーノ)

ウロス島
ウロス島

隣国ボリビアとの国境にまたがる様にアンデス山脈のほぼ中央、海抜3,890m地点に位置するティティカカ湖。その大きさは琵琶湖の面積と比較しても約12倍、最大水深は約281mといわれています。

ウロス島は、ティティカカ湖畔の町であるプーノからモーターボートを利用して約40分程でアクセス出来る人工の浮島で、湖岸に自生するトトラと呼ばれる水生植物を何層にも積み重ねてつくられています。

周辺には、6畳ほどの小さな島から学校や教会などの施設が位置する大きなものまで大小40ほどの島々が点在しており、ウル族と呼ばれる先住民が約270世帯ほど生活しています。

ウロス島を訪れる場合は、プーノ市内の旅行会社が催行している現地ツアーに参加するのが便利です。

ウロス島(Isla de los Uros)

ウロス島(Isla de los Uros)

Titicaca,Puno,Peru

1

サンタ・カタリナ修道院(アレキパ)

サンタ・カタリナ修道院
サンタ・カタリナ修道院

ペルー第2の都市として知られるアレキパ中心部に位置する女子修道院で、2000年にユネスコの世界文化遺産として登録されたアレキパ歴史地区の一部を構成しています。

ここは1580年から1970年に至るまでの約400年間、修道女達が外界との接触を経って静かに実生活を営んでいたことで知られる由緒ある女子修道院で、白壁に囲まれた敷地内は回廊や街路が迷路のように張り巡らされています。

実際に内部を訪れてみると、修道院自体が一つの街のような空間を形成していることに気付くでしょう。かつて修道女が使用していた住居はもちろん、教会、台所、食堂のほか、数世紀にもわたって収集された美術コレクションなど、当時の人々が営んでいた生活様式を知るために役立つ見どころが多く存在しています。

聖カタリナ修道院(Saint Catherine's Monastery)

聖カタリナ修道院(Saint Catherine's Monastery)

Santa Catalina 301, Arequipa 04001 ペルー

1

アルマス広場(クスコ)

アルマス広場 クスコ
アルマス広場 クスコ

ペルー南部に位置する都市クスコの市街中心部に位置する広場です。中央部にはインカ帝国第9代皇帝パチャクティの噴水が置かれており、広場周辺は宗教建造物をはじめ、レストラン、旅行会社、その他土産物店など観光客向けの店舗が多く立ち並んでいます。

この広場はインカ帝国時代からクスコの中心機能を果たしていたとされ、かつてはワカイパタ(Huacaypata)およびハウカイパタ(haucaypata)の2つの広場があり、聖なる場所として親しまれていました。

また、この場所から採れた神聖な土は、実際にインカ帝国が征服した町に証として撒かれていたそうで、アルマス広場には300km以上も離れた海岸から集められた土が代わりとして敷き詰められていたと言われています。

日夜問わず多くの人々が訪れ、活気に満ちているスポットなのでクスコ観光の拠点として利用するのが便利です。

アルマス広場(Plaza de Armas)

アルマス広場(Plaza de Armas)

Plaza de Armas, Cusco 08006 ペルー

4

カテドラル(クスコ)

クスコ大聖堂
クスコ大聖堂

アルマス広場の東側に位置するローマ・カトリック教の大聖堂で、「クスコ大聖堂」もしくは「聖母被昇天(せいぼひしょうてん)大聖堂」の名で知られています。

この建物は1550年に建造が開始された後、約100年におよぶ歳月を費やして完成されたもので、インカ帝国時代のビラコチャ神殿の跡地に建てられています。内部にはボリビアのポトシで採れた銀を約300t使用して作ったといわれる豪華な祭壇があるほか、クスコの植民地芸術に関連する宗教画が約400点ほど保存されています。

また、屋根には1659年に取り付けられた南米最大の鐘「マリア・アンゴラの鐘」があり、その深い響きは約40km先に居ても耳にすることが出来るといわれています。

カテドラルを訪れる場合は、宗教美術博物館、サン・ブラス教会、およびサン・クリストバル教会を含む4ヵ所に入場可能である宗教施設周遊券(CRA)を購入すると入場料がおトクになるのでオススメです。

カテドラル(Cathedral)

カテドラル(Cathedral)

ペルー 〒08002 クスコ

1

12角の石(クスコ)

12角の石
12角の石

クスコの街並みは、スペイン軍の侵略によるインカ帝国の滅亡後、再度造り直されています。かつてはインカ帝国の首都として繁栄を極めたクスコですが、現在私たちが訪れることが出来る街並みは15世紀以降、スペイン人によりインカの礎石の上に造られたものです。

植民地時代に築かれたスペインのコロニアル建築を支える礎石はどれも精密に切り出されているのが特徴で、インカ帝国の高い石材加工技術を象徴しています。

なかでも、宗教美術博物館の外壁に埋め込まれている12角の石は、複雑な形状であるにも関わらず他の石材と隙間なく接合されており「カミソリの刃一枚すら通さない」と例えられるほど見事な石材建築として高い知名度を誇っています。

この石が持つ意味については様々な推測がなされていて、1年の各月を表しているという説や、かつてこの場所にインカ・ロカ宮殿が建っていたことから王族を構成する人数を象徴していたという説など、真相は未だ謎に包まれています。

12角の石(Twelve Angled Stone)

12角の石(Twelve Angled Stone)

Calle Hatunrumiyoc 480, Cusco 08002 ペルー

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マチュピチュ

マチュ・ピチュ
マチュ・ピチュ

インカ帝国の滅亡から約400年後にあたる1911年にアメリカの探検家ハイラム・ビンガムによって発見されたインカ時代の遺跡で、標高約2,400mの奥深いジャングルに位置しています。

インカ帝国が築いた建物は、16世紀前半に侵攻してきたスペイン軍により徹底的に破壊されてしまったと言われていますが、麓から確認できない場所に位置しているマチュピチュは、その存在が確認されることなく、奇跡的に無傷な状態で残されました。

総面積は約5平方kmで、神殿や祭壇、居住区等を含む市街地や段々畑などで構成されています。マチュピチュは14世紀中頃に、インカ第9代皇帝パチャクティの時代に造られたといわれ、現在も新たな発見を求めて調査が進められています。

マチュピチュ (Machu Picchu)

マチュピチュ (Machu Picchu)

ペルー 〒08680

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ナスカの地上絵

ナスカの地上絵
ナスカの地上絵

国土南部の海岸沿いで、紀元前後から800年頃にかけて繁栄したナスカ文明。ナスカの地上絵は、年間を通じてほとんど雨が降らない乾燥した大地の上に今から2,000年以上もさかのぼる時代に描かれた壮大な歴史遺産です。

広大な砂漠地帯に描かれた地上絵の数は700以上存在し、その大きさは約10mから大きなもので約300mに及ぶといわれています。古代の人々により遠い昔に描かれたナスカの地上絵ですが、発見されたのは意外と最近である19世紀前半です。

これらは主に、直線や三角形、渦巻き模様を描いた「幾何学模様」および動植物を描いた「具象図形」の2種類に大別されていますが、誰がどのような目的で描いたかなど未だに解明されていない部分が多く、謎に包まれています。

数ある地上絵のなかでもハチドリ(97m)やクモ(46m)、サル(93m)は特に有名で、ナスカ上空を遊覧飛行すれば、これらを含む14種類ほどの古代アートを楽しむことが出来ます。

また、手(43m)と木(47m)に限り、砂漠の真ん中を突き抜けるパンアメリカン・ハイウエイ沿いに位置するミラドール(観測塔)から一部眼下に収めることも可能です。

しかしながら、上空から眺める地上絵の数々はミラドールから眺めるものとは比べ物にならないほど壮大で美しいため、旅行の予算と現地での滞在時間に余裕がある方にはセスナでの遊覧飛行をオススメします。

ナスカの地上絵(Las Lineas De Nazca)

ナスカの地上絵(Las Lineas De Nazca)

Lineas de Nasca, Carr. Panamericana Sur, Nasca 11350 ペルー

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ワカチナ(イカ)

ワカチナ
ワカチナ

首都リマから約300kmほど南下した場所に位置し、15世紀中頃に築かれたコロニアルな街並みが見どころである都市、イカ(Ica)の近郊に位置するオアシスの村です。

ここは砂漠に囲まれた泉が小さな湖を形成しており、湖畔には美しい緑が広がるほか、レストランやカフェ、およびリゾートホテルなどの施設が建ち並んでいます。また、周辺の砂丘ではサンドバギーやサンドボーディングなどのアクティビティーを楽しむことが可能で、オアシスの絶景を一目見ようとワカチナを訪れる観光客に人気です。

ワカチナ(Huacachina)

ワカチナ(Huacachina)

ペルー 〒11000 ワカチナ

1

ペルーのおすすめホテル10選

シェラトン リマ ホテル&コンベンション センター


基本情報

【住所】Paseo de la Republica 170, リマ市内中心部, リマ, ペルー
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Delfines Hotel & Convention Center


基本情報

【住所】Los Eucaliptos, 555 - San Isidro, リマ市内中心部, リマ, ペルー, LIMA 27
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Casa Republica Barranco


基本情報

【住所】Saenz Pena 208, リマ市内中心部, リマ, ペルー
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Country Club Lima Hotel – The Leading Hotels of the World


基本情報

【住所】Eucaliptos 590, リマ市内中心部, リマ, ペルー, LIMA 27
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Casa Suyay II


基本情報

【住所】Av. Comandante Espinar 310, Miraflores, リマ市内中心部, リマ, ペルー, LIMA 18
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Sonesta Hotel Cusco


基本情報

【住所】Av. El Sol, 954, クスコ市内中心部, クスコ, ペルー
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Hotel Plaza de Armas Cusco


基本情報

【住所】Portal Mantas 114, チェントロ ヒストリコ, クスコ, ペルー, 084
【WiFi】利用可
【ペット】不可

Abittare


基本情報

【住所】Plazoleta Santo Domingo 263, チェントロ ヒストリコ, クスコ, ペルー, 084
【WiFi】利用可
【ペット】不可

El Virrey Boutique


基本情報

【住所】Portal Comercio N°165 Plaza De Armas, チェントロ ヒストリコ, クスコ, ペルー, 084
【WiFi】利用可
【ペット】不可

La Casona Real Cusco


基本情報

【住所】Procuradores 354, チェントロ ヒストリコ, クスコ, ペルー
【WiFi】利用可
【ペット】不可

ペルーの年間イベント情報

4月

聖木曜日

聖木曜日はキリスト教における祭日の一つで、イエス・キリストと12使徒が最後の晩餐を行ったことを記念する日として親しまれています。毎年復活祭前の木曜日に祝われているため、祭日の日程が異なるのが特徴です。

毎年ペルーでは、聖木曜日から復活祭にあたる日曜日までの4日間にイースター休暇をとる為、観光地は大変混雑します。復活祭前の日曜日から毎年祝われているセマナ・サンタ(聖週間)にペルー旅行を検討されている場合は、観光スケジュールを事前にしっかりと立てておく必要があるので注意して下さい。

聖金曜日

聖金曜日は、聖木曜日と同様にキリスト教徒の間で祝われている移動祭日の一つで、イエス・キリストの受難と死を記念する日として親しまれています。セマナ・サンタ(聖週間)はキリスト教徒にとってクリスマスよりも重要な行事であり、首都リマに位置する旧市街を中心にペルー各地でミサや聖行列などが開催されます。

5月

メーデー/5月1日

メーデーは毎年5月1日にペルーを含む世界80ヵ国以上で祝われている、国際的な労働者の祭典です。元々は、夏の訪れを祝う日としてヨーロッパ地方で親しまれていたそうですが、産業革命後の社会では「労働者の権利を尊重する」という社会的に重要な意味を持つ日として祝日に定められています。

6月

農民の日/6月24日(クスコのみ)

1969年に行われた農地改革法の公布の枠内で、当時の大統領フアン・ベラスコにより設立された祝日です。農業に携わる人々に敬意を払う目的で、毎年6月24日に祝われています。

聖ペドロとパブロの日/6月29日

カトリックの聖人として親しまれる聖ペテロおよびパウロの殉教を記念する祝日で、毎年6月29日に祝われています。聖ペテロと聖パウロは、永遠の都として知られるイタリアの首都ローマの守護聖人としても親しまれています。

その為、この日はペルーの他にもローマやマルタ、フィリピンなどの国々でも祝日に指定されています。

7月

ペルー独立記念日/7月28、29日

ペルー国旗
ペルー国旗

ペルー独立記念日は、1821年7月28日(土)にアルゼンチンの軍人ホセ・デ・サン・マルティンによりペルーの独立が宣言された後、ペルー共和国が誕生したことを祝う国民の休日です。毎年7月28、 29日は、首都リマを中心に政治および宗教に関連するイベントをはじめ、軍や市民によるパレードが開催されます。

両日共に、5:00〜14:00の時間帯はアルマス広場を含むリマ歴史地区と周辺の大通りが通行止めになります。この時間帯はペルー中心部の世界遺産地区の観光は不可能であるため、旅行の予定を立てる場合は注意が必要です。

また、ペルー各地でも小規模ながら独立記念日を祝うイベントが開催されるので、交通規制などに関連した渋滞が予想されます。この日に現地出国予定の方は、航空便に乗り遅れない為にも通常よりも早めに行動することを強くオススメします。

8月

サンタ・ロサの日/8月30日

首都リマで生まれたカトリック教の守護聖人として知られる、リマの聖ローザを記念する国民の休日で、毎年8月30日に祝われています。また、聖ローザはアメリカ大陸で最初に生まれた聖人としても親しまれ、ペルーの他にもインドやラテンアメリカ、フィリピンなどの守護聖人に指定されています。

10月

アンガモス海戦記念日/10月8日

当時のボリビア領アンガモス岬沖で、1879年に行われたチリ海軍との戦い「アンガモスの海戦」が勃発した日です。この戦いでペルー軍は最終的に敗北する結果に至ってしまいましたが、戦いが起こった日がペルー海軍の創立記念日(1821年10月8日(月))と同日であることから、国民の休日として親しまれています。

11月

諸聖人の日/11月1日

諸聖人の日は、別名「万聖節」と呼ばれる国民の休日で、毎年11月1日に祝われています。この日はローマ・カトリックに登場するすべての聖人を記念する日であり、ペルーでは親戚や友人と集まって伝統的な食事を楽しみます。

また、すぐ翌日にあたる11月2日は「死者の日」と呼ばれており、日本のお盆と同様、家族や友人と共に墓地を訪れて死者に祈りを捧げる日として親しまれています。

12月

聖母受胎の日/12月8日

聖母マリアが母聖アンナの胎内に宿ったことを記念する国民の休日で、毎年12月8日に祝われています。

クリスマス/12月25日

クリスマス イメージ
クリスマス イメージ

クリスマスはイエス・キリストの後誕を記念するキリスト教の祭日で、毎年12月25日に祝われています。

日本では友人や恋人と過ごすイメージが強いクリスマスシーズンですが、この国ではクリスマスイヴに家族や親戚と集まって共にカウントダウンを楽しむ傾向があります。深夜0時をまたいで日付がクリスマス当日になると、首都リマやクスコなど国内の至るところで花火が打ち上げられ、国全体が賑やかなお祝いムードに包まれます。

この時期にペルーを訪れる場合は、普段日本で味わうのとは文化そのものをはじめ、季節や雰囲気が全く異なる「夏のクリスマス」を体験することが出来ます。

ペルーへの主要エリアからのアクセス・所要時間

2020年4月現在、日本とペルーの間では直行便は就航されていません。そのためペルーへ向かう場合は第3国を経由してアクセスすることになりますが、主な乗り換え地としてアメリカ、カナダ、またはヨーロッパの国々の主要都市が挙げられます。

経由都市での待ち時間の長さにもよりますが、往路で必要とされる最短所要時間は約20時間半前後、復路では約22時間15分となっています。

就航している航空会社

直行便

2020年4月現在、日本からペルーへの直行便は就航されていません。

経由・乗り継ぎ便

日本からペルーへの乗り継ぎ便を提供している主な航空会社

  • 全日空
  • 日本航空
  • デルタ航空
  • ユナイテッド航空
  • アメリカン航空
  • アエロメヒコ航空

ツアーを選ぶときのTips集

何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?

ペルーの定番観光スポットを回りたい方には、6泊9日で首都リマ、ナスカの地上絵、ワカチナ、クスコ、マチュピチュ、プーノ、ティティカカ湖、ウロス島などの人気観光地を訪れるツアーをオススメします。

ペルーへのツアーは最低3泊6日から催行されていますが、各観光地での滞在時間にあまり余裕が無く、多忙なスケジュールをこなす必要があります。体力的に自身が無いという方は現地での滞在日数が最低4泊以上あるツアーを選ぶのが理想です。

ペルーまでは飛行機でどのくらいかかりますか?

2020年4月現在、日本とペルーの間では直行便は就航されていません。

そのためペルーへ向かう場合はアメリカやカナダなどの第三国を経由してアクセスすることになりますが、乗り継ぎ都市や乗り継ぎ便に搭乗するまでの待ち時間は、利用する航空会社および便により異なります。

これらの理由から、日本からペルーへ向かう場合の所要時間は、最低でも約20〜22時間前後必要となります。これには各乗り継ぎ空港での待ち時間も含まれているので、時間の無駄をなるべく減らしてスムーズに移動したいという方は、乗り継ぎ時間が少ない便を選択しましょう。

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【コスタリカ観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット23選

コスタリカ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

エコツーリズムの先進国として世界各国から多くの観光客を迎える、中米の楽園「コスタリカ共和国」。カリブ海と太平洋に挟まれた多様性に富んだ地形には全世界に存在する約5%相当にあたる動植物種が生息しているといわれ、ハイキングにバードウォッチング、およびスキューバダイビングをはじめとする様々なアクティビティーを楽しむことが可能です。このページではコスタリカの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介します。
コスタリカ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【カナダ観光スポット紹介】定番から歴史・アートの名所までおすすめスポット満載!

北アメリカ大陸に属するカナダは、北は北極圏と隣接し、南はアメリカ合衆国と隣接する広大な国土をもつ国です。自治を開始してからは約150年ほどと比較的新しい国ではあるものの、トロントやバンクーバーなどといった経済・エンターテイメントの最先端をゆく大都市と、季節ごとにさまざまな表情を見せる大自然が共存しており、独特の魅力を持っています。 この記事では、カナダ旅行の際には必ず訪れたい定番の観光スポットや必ず食べたい絶品グルメ、そして主要都市ごとの交通手段やアクセスに関する情報まで、カナダの魅力やカナダ観光に役立つ情報をたっぷりご紹介していきます。
【カナダ観光スポット紹介】定番から歴史・アートの名所までおすすめスポット満載!

【コスタリカツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

個性豊かな自然条件と多様な生態系を有することから、エコツーリズム先進国として世界的に有名なコスタリカ。「自然の楽園」とも呼べる国立公園や自然保護区では希少な動物を含め、全世界に存在する約5%相当にあたる動植物種を観察することが可能です。このページではコスタリカ旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など、皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。コスタリカへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとコスタリカに行ってみたくなること間違いなしです。
【コスタリカツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ロシアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

日本から最短2時間20分でアクセスできるヨーロッパの国「ロシア」。特徴的なタマネギ形の屋根を持つロシア正教の教会や広大で自然豊かな国土が生み出した美味しい伝統グルメなど見どころが多いことから、毎年世界中から多くの観光客が訪れています。このページではロシア旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など、皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。ロシアへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとロシアに行ってみたくなること間違いなしです。
【ロシアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ノースショア楽しみ方完全ガイド】歴史や見どころまで徹底解析!

アメリカの三大都市のひとつであるシカゴ。「建築の街」や「摩天楼の街」とも呼ばれるシカゴ周辺には、魅力的な郊外都市がたくさんあります。その中の一つ、ノースショアは、アメリカの中でもトップに入る高級住宅街、そして名門私立大学ノースウェスタン大学のあるエリアとして知られています。シカゴ観光で知的好奇心を刺激されながらゆったりするのにおすすめのノースショア、その歴史からおすすめスポットまでをお届けします! 取材協力: [イリノイ州観光局](https://www.enjoyillinois.com/jp/) [シカゴ観光局](https://www.choosechicago.com/)
【ノースショア楽しみ方完全ガイド】歴史や見どころまで徹底解析!

オランダ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

オランダは、チューリップをはじめとした花の都であり、昔から風車に支えられた水の都です!美味しいチーズや伝統のお菓子を食べたり、クリスマスイベントに参加したり、絵本に出てくるような可愛い町並みを散歩することができます。そんな魅力溢れるオランダの基本情報、見どころ、エリア別の観光スポット、オランダ料理、年間イベント、お得なフリーチケット、アクセス時間や航空会社などを一気にご紹介します。
オランダ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【インド観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

一生に一度は訪れてみたい南アジアの国、インド。国内各地に点在する多くの世界遺産や感動の大自然、そして充実のローカルグルメなど、その見どころや楽しみ方は想像以上に多く滞在中どう過ごしたらいいか迷ってしまうもの!このページでは、インドを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までインド旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【インド観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

インド旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

一生に一度は訪れてみたい国、インド。長い歴史が育んできた独自の文化および宗教観、そして18世紀以降、この国を統治下に置いたイギリスや大航海時代に基づくポルトガルの影響など、インドを訪れればこれらひとつひとつが全て鮮明に見えてきます。39の世界遺産に充実のローカルグルメ!様々な宗教が混在した異国情緒漂う街並みを歩いて「リアルなインド」を体感してみませんか?このページではインドの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介しています。
 インド旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

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ホリデー編集部
ホリデー編集部からのコメント

インカ帝国をはじめとする古代文明やスペイン植民地時代に築かれた歴史、アンデス山脈やアマゾンの熱帯雨林など個性豊かな自然環境、先住民に伝わる興味深い伝統や豊かな食文化など、私たちが住む日本から遠く離れているからこそ、異国感満載な国「ペルー共和国」。この国は広大な国土に様々な見どころが点在しているため、知れば知るほど虜になってしまう非常に魅力的な旅行先です。ペルーをツアーで訪れる際は、今回紹介した情報をぜひ活用して素敵な旅行を楽しんで下さいね。

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