名古屋城ってどんなところ?
名古屋城は、日本100名城に選定される愛知県を代表する観光スポットです。約500年前から名古屋の市内中心部に位置する、名古屋市民にとっては馴染みの深い場所だと言えます。「大阪城」「熊本城」とともに日本三名城と呼ばれるなど、歴史や城が好きな人であれば1度は訪れておきたい定番スポットでしょう。天守閣の最上部にある金のしゃちほこは、名古屋のシンボルだと言っても過言ではありません。
1945年、空襲により本丸御殿や天守閣は1度焼失してしまいますが、名古屋城の復活を望む多くの支えにより無事に復元工事を遂げました。現在、天守閣のみ工事中により2022年まで入ることができませんが、その趣のある外観を眺めるだけでも十分に楽しめます。現在名古屋城は、国宝とほぼ同格の位置づけである国の特別史跡に認定されています。
16世紀前半、もともと名古屋城は戦国時代の武将である今川氏豊が所有していました。この頃の名古屋城は「柳の丸(やなぎのまる)」という名前でしたが、1532年に織田信秀が今川家から城を奪い、名前を「那古野(なごや)」に改名。これが、現在の名古屋城の歴史の始まりです。
織田信秀が城を奪ってからも、今川家との争いは続き江戸時代の世は混乱状態となります。この戦乱の中、那古野城で生まれたのが織田信長だと言われているのです。そのため今でも、「名古屋城といえば織田信長の誕生場所」と思い浮かぶ人も少なくありません。
しかし那古野城で生まれた織田信長は、天下統一を目指すために本拠地を転々と変え那古野城から出ることになります。岐阜城や安土城へ拠点を変えていくうちに、那古野城は廃城になってしまいます。
時は流れ、関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は豊臣方と戦う日に備え大坂と江戸を結ぶ東海道の防衛を固める必要がありました。そこで1609年、自身の子である義直の居城として、名古屋に城を作ることを決めます。
その城を作った場所が、過去に織田信長が生まれた那古野城の跡地です。現在観光地として存在する名古屋城は、もともとは那古野城という別の城があったと歴史では言われています。
徳川家康が建てた名古屋城には、当時の築城にまつわる最新技術がふんだんに盛り込まれています。敵から攻められにくいよう緻密に設計された「縄張り」は、戦国時代の縄張りより格段にレベルアップしたもの。その他にも枡形(ますがた)や二重の門など、敵が簡単に侵入できない防御に力をいれた工夫が随所に見られます。
高い防御力に加え名古屋城は、斬新なデザインの本丸御殿や美しい二之丸庭園などデザイン面でも優れているのが魅力でしょう。名古屋城の建設に大きく関与したのが、「築城の名手」とも呼ばれる加藤清正。
加藤清正は名古屋城だけでなく、熊本城の建設にも大きく貢献した重要人物です。城の改築や工事のとりまとめなど、加藤清正の働きかけがあったからこそ、現在の強く美しい名古屋城が完成したとも言えます。
名古屋城の見どころといえば天守閣ですが、残念ながら2020年1月現在は工事中で立ち入ることはできません。1612年に完成した天守閣は、東京大空襲の影響を受け1度焼失します。1度は復元できないという話が持ち上がりましたが、戦後多くの人の支えにより鉄筋コンクリートの建造物として再建されました。
現在はさらなる改修により内部に入ることはできませんが、5層もの高さがある建物は迫力があり見応え抜群です。
天守閣に加え、藩主の居住場所として使われた本丸御殿も見逃せないスポットです。壁に描かれた絵や飾金具からは、その時代の建築や美術の技術を知ることができます。その他にも石垣や庭園など、名古屋城の見どころは敷地内あらゆる場所に点在しているのです。
見どころ
本丸御殿で美しいデザインを鑑賞する
本丸御殿は、名古屋城最大の見どころとも言える建築物です。1615年に完成したこの建物は、当時は主に藩主の居住地として使われていました。この頃に藩主であった徳川義直は、自身の婚儀を本丸御殿で開催したとも言われています。
徳川義直は本丸御殿に5年ほどしか住みませんでしたが、その後も藩の政庁として利用されるなど、本丸御殿は政治において重要な役割を果たしていました。1945年、戦災により本丸御殿は1度焼失。しかし完成当時の図面や写真が残っていたため、実物にほぼ近い形で再現することに成功したのです。
建物内にはいくつか注目すべきポイントがありますが、まず目にとめたいのが玄関とその屋根です。薄い木材を使って作られた屋根は、杮葺(こけらぶき)と呼ばれる建築技法。中心部が丸みを帯びた、日本らしい柔らかな印象を与える形をしています。
この丸い屋根や雨よけの庇(ひさし)が取り付けられた玄関は、入母屋造(いりもやづくり)という東アジアの伝統的な建築です。海外でも入母屋造の建築は見ることができ、そのためどこか本丸御殿の玄関も日本らしさの中に異国らしさが感じられます。玄関から中に入ると、大きな廊下を通ることになります。この大廊下の脇に描かれた虎は迫力満点ですので、ぜひ注目してみてください。
本丸御殿は書院造という設計の建物で、これは建物内に複数の書院がある形が特徴です。まず初めに見ることになる書院が、「表書院」という最も格式の高い部屋。当時この表書院は、藩主が来客と会うときや交渉をする時などの重要な場面で使われていました。
花や鳥の絵が描かれたふすまは、キラキラと輝き派手なデザインが印象的。華美なデザインでありながらも、上品さが忘れられていないのが特徴です。
表書院の他に、本丸御殿には「湯殿書院」と「黒木書院」の2つの書院があります。湯殿書院は「湯」と名前にある通り、当時は浴室として使われていました。将軍専用の浴室として使われていたことから、部屋の面積はかなり広く開放感があります。
次に黒木書院ですが、部屋の材木に松が使われているのが特徴の部屋です。そのため他の部屋と比べると内部は暗めの配色で、派手さがなく落ち着いた印象を与えます。
この落ち着いついた部屋に合うように、壁に描かれているのは渋めの水墨画。他の部屋に描かれているような派手な絵とは、テイストがまったく異なります。1つ1つの部屋を巡る際には、ぜひそれぞれの部屋に描かれた絵の違いを感じてみてください。
書院の他にも、本丸御殿には「対面所」と「上洛殿」という部屋があります。対面所は、藩主が家族と会う際に使われる部屋です。表書院が公的な場で使われる部屋だとしたら、対面所は私的な場で使われる部屋だと言えるでしょう。部屋のふすまに描かれているのは、山や川など自然を表現したものがほとんどです。
上洛殿は、3代目将軍の徳川家光の宿泊部屋として活用されていました。位の高い家光専用の部屋ということもあり、部屋全体にはきらびやかな絵が描かれどことなく特別感が漂います。本丸御殿にある部屋の中でも、最も派手で目を惹く部屋に感じるかもしれません。
建築物を巡りながら歴史を学ぶ
名古屋城の歴史を語るうえで、「隅櫓(すみやぐら)」は外せない建造物です。現在名古屋城には隅櫓が3つあり、それぞれ重要文化財に指定されています。隅櫓とは、敵からの攻撃から城を守るために作られた建物。防御するだけでなく、この隅櫓の高い位置から周囲を見渡すことで敵の動きをいち早く察知する用途としても使われていました。
徳川家康が、いかに名古屋城の防御に力を入れてきたのか。それを知るためには、名古屋城にある3つの隅櫓について詳しく知る必要があるでしょう。ここでは、城を守る3つの隅櫓と石垣について紹介します。
1612年に完成した「西南隅櫓」は、別名「未申隅櫓(ひつじさるすみやぐら)」と呼ばれます。江戸時代から残る隅櫓の中では、熊本城の隅櫓に次ぐ大規模なものです。外から見ると屋根が2つだけのように見えますが、実際は3階建ての建物になっているのが特徴。外観と内装が異なる、少し変わった隅櫓だと言われています。
西南隅櫓の西面と南面をよく見ると、敵を攻撃するために石落としが付けられているのがわかるはず。この石落としは戦において重要な仕組みですので、ぜひ注目して探してみてください。基本的に西南隅櫓は常時開放されているため、興味がある人は中に入ってみると良いでしょう。
「東南隅櫓」は、「辰巳隅櫓(たつみすみやぐら)」とも呼ばれていた建築物です。西南隅櫓と同様に、見た目は2階建てですが実際は3階建ての造りになっています。よく瓦を見てみると、徳川家を象徴する葵紋が刻まれていることがわかるはずです。
最後に紹介する「西北隅櫓」ですが、こちらは「戌亥隅櫓(いぬいすみやぐら)」と呼ばれていた建造物。他の2つの隅櫓と違い、西北隅櫓は見た目も中身も3階建てです。江戸時代からの残る隅櫓の中では、2番目に大きい隅櫓だと言われています。
上記で紹介した3つの隅櫓は、名古屋城を敵から守るために作られた重要なもの。今となっては重々しい雰囲気は感じられませんが、当時は隅櫓から石を落として敵を攻撃したり、敵が襲ってくるタイミングを確認したりしていました。江戸時代の戦乱の雰囲気を想像しながら隅櫓を見てみると、また違った印象を受けて面白いかもしれませんね。
そして隅櫓の他に忘れてはいけないのが、敷地内に広がる大きな石垣です。名古屋城の石垣は全長8.2kmにも及ぶ巨大なもので、土台の土、表面に見える大きな築石、そしてこの2つを繋ぐ小さな栗石の3つの石で成り立っています。この造りは単純そうに見えますが、当時の石垣技術のすべてをつぎ込んだ質の高い出来映えだと言われているのです。
名古屋城の石垣建築に大きく関わったのが、築城の名手とも呼ばれた加藤清正。加藤清正は2万人の作業員を連れ、この壮大な石垣をたった2ヵ月で完成させたと言われています。当時の人々の努力の結晶である石垣は、ぜひ近くまで寄ってじっくりと観察してみて欲しいと思います。
敷地内の自然スポットを散策する
名古屋城の見どころは、城や隅櫓などの建造物だけではありません。広大な敷地内はたくさんの自然に恵まれ、その自然の中を歩いているだけで爽快感があります。特に「名勝二之丸庭園」は、広いだけでなく日本らしさが感じられる風情のあるスポットでしょう。
ほかにも、名古屋城敷地内にはいくつかの自然スポットがあります。「城」というとどうしても戦のイメージが強いですが、それとは正反対に平和でのどかな雰囲気が感じられるのも名古屋城の面白さです。
名勝二之丸庭園は、藩主の持つ庭の中で日本一大きいと言われています。敷地面積が3万平方mに及ぶこの庭園は、数々の大名の庭を手がけた上田 宗箇(うえだ そうこ)によって作られました。上田 宗箇は、他にも和歌山城や縮景園の庭園を手がけるなど、当時ではかなり優れた作庭家だったことがうかがえます。
名勝二之丸庭園には、「玉澗流(ぎょっかんりゅう)」という少し珍しいデザインが採用されています。玉澗流は、石で滝を表現しその上にまた石の橋を架けるという斬新さが特徴です。石を組み合わせるだけで、滝が流れ落ちる様子を表現できるのは名作庭家である上田 宗箇ならでは。ぜひ訪れた際は、この石の滝は忘れずチェックしてほしいと思います。
その他の自然スポットとして、正門から入ってすぐのところにあるカヤの木が挙げられます。このカヤの木はあまり目立ちませんが、樹齢600年を迎える歴史の長い木。名古屋城が出来るより前からこの場所に存在し、数々の戦争を見てきた証人だとも言えます。国の天然記念物にも指定されているため、1度見ておく価値はあるでしょう。
このカヤの木は、実は名古屋城の密かなパワースポットとして注目を集めています。徳川義直が初めて戦いに出たことにちなみ、ここへ訪れると「勝負運」のご利益があると言われているのです。受験やプロポーズなど、これから何か大きなイベントを控えている人は、カヤの木でご利益を分けてもらってはいかがでしょうか。
名古屋城は、四季折々の植物に出会えることでも人気の自然スポットです。特に春の景色は圧巻の美しさで、敷地内にはソメイヨシノやシダレザクラ、カンヒザクラなど10種類の桜が咲き誇ります。約1,000本の桜の木が並び、名古屋城との組み合わせからは日本らしい風情が感じられるでしょう。
春に続き、秋の紅葉も日本らしさが感じられるおすすめの季節です。木々は赤や黄色などカラフルに色づき、キンモクセイの香りは秋の到来を感じさせます。この時期の名古屋は涼しく快適なため、ゆっくりと庭園や広場を散策してみるのも面白いでしょう。
夏や冬にもその季節ごとの植物が育ち、名古屋城周辺はまた異なる空気を漂わせます。敷地が広くのどかな名古屋城では、自然に囲まれながらゆったりとした時間を過ごすのも楽しみ方の1つです。
撮影スポットで記念写真を撮る
名古屋城内には、写真映えする撮影スポットがたくさんあります。デザイン性の高い本丸御殿や季節感のある庭園など、「和」の空気が感じられるスポットは記念に残しておきたい美しさ。あまりにもフォトスポットが多いため、初めて訪れる人はどこで写真を撮れば良いのかわからないかもしれません。そこで、ここでは名古屋城で特に人気の定番フォトスポットを紹介していきます。
数あるフォトスポットの中でも、本丸御殿は確実に押さえておきたいスポットの1つです。入母屋造の玄関を撮影するのはもちろん、玄関があるエリアからは天守閣と本丸御殿を一緒に撮影することができます。
玄関の他にも、本丸御殿の南側や上洛殿からも天守閣を含めた構図で写真を撮ることは可能です。名古屋城の見どころといえば本丸御殿と天守閣の2つですので、せっかくならこの2つが1枚の写真に収まるよう撮影をすると良いでしょう。
名城公園や二之丸広場も、名古屋城の自然が映える写真スポットとして人気を集めます。名城公園は名古屋城に隣接する公園で、池や木々など豊かな自然に囲まれています。特に秋は桜が咲き誇り、つい写真を撮ることを忘れてしまうほどの美しさ。日が落ちる直前の時間帯は、ライトアップされた名古屋城と夕暮れのコラボレーションが幻想的です。
名古屋城へ訪れるなら、お隣の名城公園も忘れずに寄ってみてください。
また名古屋城内ではありませんが、名古屋テレビ塔から名古屋城を撮影するという裏技も存在します。名古屋の現代的な街並と歴史的な名古屋城の組み合わせは、モダンとレトロの2つが融合した不思議な光景。
せっかく名古屋観光に訪れるなら、名古屋テレビ塔から写真撮影するのも面白いでしょう。特に夜のライトアップの時間帯は、夜景の中でひっそりと輝く名古屋城の姿を写真に収められておすすめです。
名古屋城内を歩いていると、武将や忍者の姿をした人たちを見かけるかもしれません。少し怪しく感じるかもしれませんが、彼らは「武将隊・忍者隊」という名古屋城のスタッフです。
ショーや観光案内もしていますが、記念撮影を頼むと一緒に写真に写ってくれます。こういった観光地らしいサービスを利用するのも、後から写真を見返した時にクスッと笑えておすすめ。忍者になった気分で、忍者ポーズをして写真を撮るのも思い出に残って良いでしょう。
金シャチ横丁で食事をする
名古屋城内には食堂や売店がいくつかありますが、メニューの数やバリエーションはそこまで豊富ではありません。名古屋城周辺で食事をするなら、横の「金シャチ横丁」へぜひ足を運んでみてください。
金シャチ横丁とは、主に名古屋グルメを扱う飲食店が並ぶ食のエリア。2018年、名古屋城により多くの観光客を呼ぶためオープンしました。エリアは「義直ゾーン」と「宗春ゾーン」 の2つに分かれているのが特徴です。義直ゾーンでは古くから続く名古屋の伝統料理が、宗春ゾーンではグルテンフリーや健康を意識したモダンな料理が提供されています。
義直ゾーンは、名古屋の伝統料理を提供しているエリアです。お店の建物はどれも日本風で、横丁を歩いていると江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。
ボリューミーな料理が食べたいなら、味噌煮込みうどんの「山本屋総本家」や矢場とんの「味噌かつ」がおすすめ。どちらも愛知では有名なお店で、味噌の濃い味付けが名古屋らしさを感じさせます。
他にもコーチン料理や愛知の食材を使った天丼など、観光気分を味わえるお店が多数営業中。特に「鳥開総本家」のコーチン料理は、全国丼グランプリで4年連続金賞を受賞するほどの美味しさです。
ガッツリとした食事だけでなく、義直ゾーンには小腹が減った時にもおすすめのお店もあります。「名古屋とうふ 河口」の豆腐は、自然海塩にがりを使用したこだわりの一品。少しだけ何かつまみたい時に、さらっと食べられるのがポイントです。
また「那古野茶屋」では、お菓子や飲み物などの軽めの食事をとることができます。茶屋のまったりした雰囲気は落ち着くので、名古屋城観光に疲れた際はここで休憩するのも良いでしょう。その他義直ゾーンには、お土産を扱う「なごみゃ」や「えびせんべいの里」などのお店があります。
次に宗春ゾーンですが、こちらは義直ゾーンとは反対にモダンな雰囲気のエリアです。新しい食文化のお店が多く、特に若者からの人気を集めています。たとえば「SHIROMACHI GRILL」は、グルテンフリーの料理を提供するイタリアンレストラン。健康に配慮している人やアレルギーの人にとって、安心感のあるお店だと言えるでしょう。
さらに「vegetable cafe & seafood bar saien」は、サラダを中心に提供するベジタリアンの人でも食事を楽しめるお店です。健康志向やベジタリアンなど、幅広い層に対応するお店が宗春ゾーンには多数あります。
その他にもつけ麺や創作串揚げなど、宗春ゾーンでは様々なジャンルの料理が提供されています。名古屋料理は確かに美味しいですが、独特の濃い味付けが口に合わないという人もいるかもしれません。そんな人でも宗春ゾーンでは、あっさりとした食べやすい料理を楽しめます。
また「cafe diner POP OVER」というお店では、忍者をモチーフにしたデザートが売られています。名古屋らしさを感じつつも、写真映えする可愛らしいデザートが食べられるのがポイント。ぜひ金シャチ横丁へ来た際には、義直ゾーンと宗春ゾーンの2つを歩いて見比べてみてはいかがでしょうか。
おすすめの周辺スポット
名古屋城から徒歩でいけるランチ
GARB CASTELLO
GARB CASTELLO(ガーブ カステッロ)は、名古屋城からも近い雰囲気の良いイタリアンレストラン。店内は黒をベースにシックにまとめられ、暖かい日は爽やかな風を感じられるテラス席も人気です。GARB CASTELLOの目玉メニューであるマルゲリータは、外はサクサク中はモチモチの仕上がり。
マルゲリータ以外にも、ビスマルクやクワトロフォルマッジなど珍しい種類のピザがいくつか提供されています。
串よし
串よしは居酒屋として営業をしていますが、アットホームなランチスポットとしても地元の人々から愛されています。串よしが地元の人々に愛される理由の1つが、ランチタイムに提供されるパスタです。キノコや野菜、肉などとにかく具材の量が多く、家庭的な味つけが病みつきになります。
鰻木屋
鰻木屋は、江戸時代に創業した歴史の長いウナギ屋です。パリパリとした皮とふわふわの身は、高級感があり贅沢な気分にさせてれくれます。甘辛いタレは名古屋風の味付けで、最後にお茶漬けにして食べるのにもピッタリ。名古屋で質の高いひつまぶしを食べるなら、鰻木屋へ行けば間違いないでしょう。
手打ちそば処 谷屋
谷屋の蕎麦は、そば粉や具材にこだわり抜いたお店です。十割蕎麦のそば粉には、年に1度しか採れない日本でも選りすぐりのものを使用。ほどよく脂ののった鴨肉は、フランスでフォアグラに使われるほど高級な品が使われています。一口食べればすぐにわかる、上品な味わいの蕎麦を谷屋では食べられるでしょう。
タンメン ニュータマヤ 名古屋東片端店
ニュータマヤは、名古屋に複数店舗展開するタンメンのお店です。名古屋城からも徒歩で行けるため、タンメン好きな人はぜひ寄ってみてください。ニュータマヤのタンメンは、シャキシャキの野菜炒めが売り。もっちりした麺とも相性抜群ですが、ライスを追加して野菜と一緒に食べる人もいるほどです。
名古屋城と合わせて観光におすすめ
熱田神宮
熱田神宮は、名古屋を代表する観光スポットとも言える場所。三重県の伊勢神宮に次いで格式が高く、全国から多くの人が参拝に訪れます。最近ではパワースポットとしても人気を集め始め、受験や出産などを祈願するためだけに遠方から訪れる人も少なくありません。
名古屋テレビ塔
名古屋テレビ塔は日本で最初に建てられたテレビ塔で、あまり知られてはいませんが国の登録有形文化財にも認められています。スカイデッキとその上にあるバルコニーからは、名古屋市内を一望することができます。夜景はもちろん素敵ですが、昼間に訪れると遠くに自然豊かな山々がハッキリ見えておすすめです。
ノリタケの森
ノリタケの森は、陶磁器にまつわる大型施設です。ここでは陶磁器の歴史を学んだり、実際に製品が出来る行程を見学したりできます。エリアは「ヒストリカル」「カルチャー」「コマーシャル」の3つに分かれているのが特徴。敷地内は広い芝生で覆われ、エリアを移動する際にはのどかな空気を感じられます。
トヨタ産業技術記念館
「愛知といえばトヨタ」のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。愛知を代表する自動車メーカートヨタは、車が好きな人はぜひ訪れておきたいスポット。車に詳しくなくても、展示された自動車部品はユニークで見ていて飽きません。子供向けの体験イベントも開催されているため、小さいうちからものづくりの大切さを伝えることもできます。
名古屋市科学館
名古屋市科学館では、科学全般について楽しく学べるスポットです。マイナス30度の部屋「極寒ラボ」や、35mの大型ドームで見る「プラネタリウム」など、クオリティの高い施設がいくつも用意されています。小さな子供はもちろん、大人だけで訪れても新たな発見があり楽しめます。
アクセス情報
電車・地下鉄で行く場合
- 瀬戸線 「東大手」 で下車:徒歩15分
- 名城線 「市役所」で 下車:7番出口から徒歩5分
バスで行く場合
- 栄13号系統(栄~安井町西)に乗車し、「名古屋城正門前」で下車
- なごや観光ルートバス「メーグル」に乗車し、「名古屋城」あるいは「名古屋城東・市役所」 で下車
- 基幹2号系統 に乗車し、「市役所」 で下車
よくある質問Q&A
天守閣のライトアップは何時におこなわれますか?
基本的には、日没後から23時までライトアップはおこなわれています。ただ毎月8日のみ21時半でライトアップが終了するため、8日に訪れる場合は時間帯に気をつけるようにしましょう。
見学にはどのくらい時間がかかりますか?
どの程度じっくりと見学するかによりますが、一通りすべての施設を巡る場合は1時間から1時間半はかかるでしょう。効率良く見学したい場合は、ボランティアガイドによるツアーに参加するのがおすすめです。平日は10時と13時の2回、休日は9時半、11時、13時半の3回ツアーが開催されています。
基本情報
名古屋城
【営業時間】
9:00〜16:30(本丸御殿、西南隅櫓への入場は午後4時まで)
【定休日】
12月29日 〜 1月1日
【駐車場情報】
名古屋城へ車で訪れる場合は、正門前(名古屋城正門前駐車場)と東門前(二の丸東駐車場)の2ヵ所が利用できます。
正門前駐車場料金
- 普通車:30分ごとに180円の加算
- 自動二輪車:30分ごとに100円の加算
- 大型車:最初の1時間600円、以降30分ごとに600円の加算(18時から翌朝8時までは最大4,000円)
東門前駐車場料金
- 普通車:30分ごとに180円の加算